ガンダムコレクション,ガンコレ,GundamCollection


ガンダムコレクション大全集

DX 2



2004年12月22日発売
1個302円(税抜)
迫力の大型アイテムで人気を博したDXの続編が登場。これ以降、従来シリーズと並行してDXシリーズとして継続していくことになる。
DX2ではZガンダム~ZZガンダムに登場した機体、特に要望が高かったといわれるキュベレイシリーズがついにガンコレ化されたほか、ガンダムセンチネルやGガンダムからもラインナップされた。
またDX2からはパーツの一部にクリア素材を利用した「エフェクト」と呼ばれるアクション表現も導入された。これは後のNEOシリーズにも採用されていくが、当初はDX2の試みから始まったものである。
AX2 スーパーガンダム GX2 ゲーマルク MX2 リ・ガズィ+B.W.S(SF形態)
BX2 サイコガンダム HX2 ドーベンウルフ NX2 ヤクトドーガ
CX2 キュベレイ IX2 Sガンダム OX2 ゴッドガンダム
DX2 フルアーマーZZガンダム JX2 FAZZ(ファッツ) PX2 マスターガンダム+風雲再起
EX2 メガライダー KX2 リ・ガズィ+B.W.S  
FX2 キュベレイMk-Ⅱ LX2 リ・ガズィ(情景ver.) ※機体名をクリックするとページ内でジャンプします
 AX2 FXA-05D+RX-178 スーパーガンダム 
[機体解説]
■[全高]18.5m/[本体重量]72.9t
グリプス戦争後期、ティターンズ側が投入する新型MSに対抗し得なくなったガンダムMk-Ⅱのサポートメカとして高機動可変戦闘機Gディフェンサーが開発された。この機体は、Mk-Ⅱの性能を飛躍的に向上させ、その機動性と武装を強化するものである。「スーパーガンダム」とは、Gディフェンサーのアーマメントユニットを装着したガンダムMk-Ⅱの通称であり、2基の14連ミサイルポッドと4門の大型バルカンやロング・ライフルによって強力な武装が追加されたことにより、Mk-Ⅱは再び一線級の機体としてアーガマ隊の中核を担う戦力となった。
[メモ]
発売当時、外箱パッケージのラインナップリストを見て、スーパーガンダムとSガンダムを「S=Super?」と勘違いしていた人も多かったはず。たしかに紛らわしいがAX2は“スーパー(Super)”なガンダムMk-Ⅱであり、IX2は
“スペリオル(Superior=上位の)”という称号を得たι(イオタ)ガンダムである。両方を引き当てれば並べてみて「なるほど納得」となるのだが・・・。AX2は1カートン中2/108のプチレア、IX2も3/108と混入率が低いためなかなか揃わなかった。
こちらのAX2スーパーガンダムはGディフェンサーと合体して性能強化を図ったガンダムMk-Ⅱで、武装はGディフェンサーから供給されるロング・ライフル。武装違い等のバリエーションはない。
 ロング・ライフル  レア度★★★☆☆
 BX2 MRX-009 サイコガンダム 
[機体解説]
■[全高]40.0m/[本体重量]214.1t
連邦軍のニタ研(ニュータイプ研究所)の一つ、日本のムラサメ研究所が開発したNT(ニュータイプ)専用可変TMA(可変モビルアーマー)である。要塞形態時にはミノフスキー・クラフトによって浮遊することが可能であり、その巨体に比して移動能力は高い。MS形態に変形して格闘戦に対応することもでき、その際の全長は通常のMSのおよそ2倍となる。腹部にジェネレーター直結型の強力な拡散メガ粒子砲を3門持ち、MS形態時には左右のマニピュレーターもそれぞれ5門のビーム砲として使用することができる。また、頭頂部には2門のビーム・ガンを装備している。
[メモ]
ついにキター!ガンコレ
(通常アイテム)の中でも最大級を誇るサイコガンダムが降臨!全高40.0mはガンダムMk-Ⅱの倍以上。ガンコレとしても10cmに達するボリュームだ。
ここまで重量級であれば、箱の重さでサイコガンダムを狙い撃ちできそうな気がするがなかなかそうはいかない。たしかに箱の重い軽いはあるのだが、これは重い!と思って買ってみてもメガライダーだったりゲーマルクだったり。期待して開けるたびにオレンジ色が見えてガッカリした経験は多かったはず。それにしてもサイコガンダムは体積に比して異常に軽くないか?・・・と思っていると、実はボティの部分がPVCではなくPS(ポリスチロール)で成型された中空構造とするなど軽量化が図られていた。これによって他のアイテムとの重量バランスを保ち、箱の重みだけでは中身を察知できないように工夫されていたのだ。チィッ、なかなかやるな、バイダイの!
BX2サイコガンダムは混入率2/108のプチレアであるが、みんなが狙っていた人気の高さもあり実感としてはシークレット級に入手困難なアイテムであった。武装等のバリエーションはない。
 ビーム砲+3連装拡散メガ粒子砲  レア度★★★☆☆
 CX2 AMX-004 キュベレイ 
[機体解説]
■[全高]18.9m/[本体重量]35.2t
アクシズが開発したNT(ニュータイプ)専用MS。キュベレイは、一年戦争時に最強の機動兵器のひとつであったNT専用MAエルメスのMS化を目的として開発された機体で、エルメスが搭載していた無線誘導式攻撃端末のビットを小型、高性能化したファンネルを多数装備しているほか、ビーム・ガンとしても使用可能なビーム・サーベルを装備している。グリプス戦役当時屈指の強さと美しさを兼ね備えた機体であり、NT能力の高いパイロットでなければ扱えなかったことから、実質的にハマーン・カーン専用機となっている。
[メモ]
CX2はキュベレイタイプのうちオリジナル初号機となるハマーン専用キュベレイ。白い機体が映える最も美しいMSとの呼び声も高い人気MSだ。機体解説にもあるようにMAエルメスを目指して開発された経緯があり、TV「Zガンダム」では右肩バインターに“L-MES 129”のマーキングが見られる。(表記が“HELMES”ではないという弁解なのかも?)
頭部は目つきの鋭いモノアイスリットのほかはダクトもなにもない超シンプルな顔立ちをしており、白色であることもあってかドラゴンボールのフリーザを連想せずにはいられない。ただし後頭部は後方に長く伸びた不思議な形状をしている・・・魔人ブゥ?!(諸説あります)
バリエーションとして、ファンネル展開ビーム・サーベル装備の計2種が存在する。ファンネルはリア・スカートアーマー内側から射出されるが、DX2から採用されたクリアエフェクトを効果的に使用した素晴らしい造形となっているのも見どころのひとつだ。
 ファンネル  レア度★★★☆☆
 ビーム・サーベル  レア度★☆☆☆☆
 DX2 FA-010S フルアーマーZZガンダム 
[機体解説]
■[全高]23.14m/[本体重量]87.2t
FAZZ(ファッツ)による試験結果を受けて開発されたFA(フルアーマー)システムを実際に使用してZZガンダムにフルアーマーオペレーションを施した機体。この際、ZZガンダム自体も若干の改修が施されている。追加装甲を装備した状態のままで変形することはできないが、追加装甲を取り外すことで変形は可能となる。ハマーン戦争こと第一次ネオ・ジオン戦争の末期、ハマーン軍に反旗を翻したグレミー軍のクィン・マンサとの戦闘時にこの装備で出撃している。ちなみに、本来の仕様では装備される予定であったハイパー・メガ・キャノンは、この戦いでは使用されていない。
[メモ]
強化武装として巨大なハイパー・メガ・キャノンを装備したZZガンダム。本来の武装であるダブルビーム・ライフルも右腕に装着した状態であり、ミサイル内蔵の追加装甲とともに元々大柄なZZガンダムを一層巨大化させている。
ZZ物語中のフルアーマーZZvsクィン・マンサ戦ではダブルビーム・ライフルで戦っており、ハイパー・メガ・キャノンは登場しなかったのだが、もしこれがあれば一撃のもとにクィン・マンサを沈めていたかもしれない。
 ハイパー・メガ・キャノン  レア度★★☆☆☆
 EX2 FXA-08R メガライダー 
[機体解説]
■[全長]59.7m/[本体重量]137.4t
ド・ダイやベースジャバーのようにMSの移動や飛行を補助するS.F.S(サブ・フライト・システム)と、メガ・バズーカ・ランチャーのような大出力砲を融合させた兵器として開発されたサポートメカで、ハマーン戦争こと第一次ネオ・ジオン戦争において、地球に降下したガンダムチーム(Mk-Ⅱ、百式、Z、ZZの4機)がアーガマと別行動をとる際に使用したもの。簡易的な居住施設があり、数週間に及ぶ作戦行動の移動拠点としても機能していたが、実際にMSが騎乗してそのまま敵と交戦する場合もあった。
[メモ]
文字どおりビッグ・スクーターの100万倍大きいやつ。ガンダムチームの中でも単体で飛行形態になれないMk-Ⅱや百式が運転することが多くなりそうだが・・・そもそも体格の大きいZZは騎乗できるのか?などの疑問はあるものの、MSが乗るエアバイクという発想は秀逸だった。
EX2メガライダーにはVOL.10のC10ガンダムMk-Ⅱを騎乗させることができる。このことはC10のミニブックに〔RIDE ON!! MEGA-RIDER ガンダムコレクションDX2のメガライダー(別売り)と組み合わせて搭乗形態にすることが可能。〕との記載があるのだが、なぜかEX2のミニブックにはその記載が漏れている。
そして12/108と混入率は非常に高く、カサも大きく使いまわしが利かないので「イラナイ子」扱いされる残念な機種であった。せめてマーキング違い等があれば救いもあったのだが。
 □ メガ・ランチャー  レア度★☆☆☆☆
  RIDE ON!! MEGA-RIDER (コンビネーション) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]C10ガンダムMk-ⅡをEX2メガライダーに乗せよう。どうせなら百式にも着座用の下半身があったらよかったのにねー。
  俺たちの青春ロード!R102 (改造品+コンビネーション) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]どうせなら・・・やってみようか!DX1百式+MBLの百式をライディングポーズにしてあげようじゃない。うん、イイ感じ。
      Mk-Ⅱとのタンデムもできちゃうぜ~。 ぶっちぎり!ガンダムロード!
 FX2 AMX-004-2 キュベレイMk-Ⅱ 
[機体解説]
■[全高]18.9m/[本体重量]35.2t
ハマーン専用機であるキュベレイの量産化を目標に開発された機体だが、実質的にはキュベレイの2号機である。基本的な機能や構造はほぼ同じだが、ビーム・ガンと兼用のビーム・サーベルには三叉型のユニットが採用されている。強化人間であるエルピー・プルの専用機であるため、コクピット周りにも多少手が加えてある。(プルツー専用機の赤いキュベレイのナンバーはAMX-004-3で、遠隔操縦も可能。)
[ジオン軍章]ジオン公国の紋章。一年戦争後は特に戦功や家柄などによって授けられた。
[メモ]
ハマーンのキュベレイに対して「黒いキュベレイ」と呼ばれることもあるが、機体色は濃紺であったとされる。
キュベレイMk-Ⅱには濃紺のプル機(AMX-004-2)と、同型機で赤色のプルツー機(AMX-004-3)が確認されている。これより後の機体は量産型キュベレイ(AMX-004G)とされプル機と同じ濃紺色であるが武装に差異があるので見分けたいところ。その一方、オリジナルのキュベレイとMk-Ⅱの外観的な違いはほとんどなく、ビーム・ガン兼ビーム・サーベルのエミッターが三叉式になっている程度しかわからない。もっとも3機とも型式番号は同じAMX-004でありMk-Ⅱとは言っても枝番の-2か-3が付いているだけで基本は同型である。従って機体色の白、紺、赤の違いで見分けるのがポピュラーだ。
FX2キュベレイMk-Ⅱには濃紺のプル機にビーム・ガン発射とファンネル展開の2種が、そしてシークレットの赤いプルツー機はビーム・ガン発射形態で用意された。ちなみにプルのファンネル展開機だけ首の角度か違う造型になっているぞ。
 プル専用機(ビーム・ガン)  レア度★☆☆☆☆
 プル専用機(ファンネル)  レア度★★★☆☆
 □ プルツー専用機(ビーム・ガン)<シークレット>  レア度★★★★
 GX2 AMX-015 ゲーマルク 
[機体解説]
■[全高]25.5m/[本体重量]46.3t
ハマーン・カーン率いるネオ・ジオンが開発した人工的NT(ニュータイプ)である強化人間専用の重MS。機体各所にビーム砲やビーム・ランチャーなどを多数装備する武器の固まりのような機体となっている。なかでも特徴的なのが、新開発のビット兵器である。まず、子機であるマザー・ファンネル2基を中継器とし、さらに孫機であるチルド・ファンネル28基をリレー制御することが可能。マザー・ファンネル自体も相応の攻撃力を持ち、より広大な領域でのオールレンジ攻撃が可能である。その射程は、それまでのビット兵器に数倍する範囲をカバーする。
[メモ]
強化人間改造を受けた後のキャラ・スーン等がパイロットとして知られるゲーマルクはニュータイプまたは強化人間専用の大型MSである。両肩後部に2つのマザー・ファンネルを装備し、これを介して多数のチルド・ファンネルを展開させたオールレンジ攻撃が主戦法となるが、本体の固定武装としても前腕の三連装グレネード・ランチャーのほか、胸・腹・肩・脚・手指に大小のメガ粒子砲を仕込んだ大火力を持っている。
GX2ゲーマルクは武装やマーキングによるバリエーションはないのだが、混入率12/108はEX2メガライダーと並んで全シリーズ中でもトップの割合。EX2とGX2で24/108≒18.5%、つまりおおむね5箱に1個は出現するオレンジ色の塊に心を砕かれたガンコレファンも多かった。なんて恐ろしい子・・・。
 □ メガ粒子砲+マザー・ファンネル  レア度★☆☆☆☆
 HX2 AMX-014 ドーベンウルフ 
[機体解説]
■[全高]25.9m/[本体重量]36.8t
回収されたサイコガンダムMk-Ⅱを参考に、通常のMSサイズへの小型化を目標に開発された機体。NT能力の無い一般兵士でも使える疑似的なサイコミュ兵器インコムを採用しているほか、腕部は有線または分離式のビーム砲となっている。専用のメガ・ランチャーは、腹部から外すとビーム・ライフルとしても使用可能。建造はアクシズにおいて行われたが、運用したのはハマーンに反旗を翻したグレミー軍であった。原型となったのはオーガスタのNT研究所で開発されたガンダムMk-Ⅴだったとも言われている。
[08][11][19][27]
このマーキングはグレミー軍のラカン・ダカラン率いるスペース・ウルフ隊が使用。
[メモ]
グレミー軍の中にあってスペースウルフ隊のドーベンウルフが統一的なグレーの機体ではないのは、隊長のラカン・ダカランのこだわりだったという。出力調整によっては連射も可能なメガ・ランチャーが強力だが、ジオングのように上腕部を射出して有線コントロールできるビームハンドを使ってヒートロッドのように電撃を加える戦法もあったようだ。また指揮官機のビームハンドはレーザー通信による無線誘導式のものが採用され、射出後の二の腕には隠し腕が用意されていた。
HX2ドーベンウルフには武装とマーキング違いの4機(通常腕の[08]と[11]、有線式ビームハンドの[19]と[27])と、無線式ビームハンドでマーキングなしの機体1種が存在する。無線式ビームハンドであることからすると無印機はラカン隊長専用機と見られる。
 □ [08](メガ・ランチャー)  レア度★★★☆☆
 [11](メガ・ランチャー)  レア度★★★☆☆
 [19](メガ・ランチャー+有線アーム)  レア度★★★☆☆
 [27](メガ・ランチャー+有線アーム)  レア度★★★★
 ラカン専用機(メガ・ランチャー+分離式アーム)  レア度★★☆☆☆
 IX2 MSA-0011 Sガンダム 
[機体解説]
■[全高]25.18m/[本体重量]38.4t
Sガンダム(通称スペリオル・ガンダム)は、Zプロジェクトによる機体の一つであり、ZZガンダムと同時期に究極のガンダムを目指して開発された機体である。エゥーゴとAE(アナハイム・エレクトロニクス)が共同で開発した7番目のガンダムであるため「ιガンダム」とも呼ばれる。コア・ブロック・システムを中核とする合体変形機能を持ち、豊富なオプション装備により多様な戦術に対応可能。また、ALICEと呼ばれる超高性能コンピュータ・システムを搭載し、MSの無人化をも視野に入れている。簡易サイコミュであるインコム・システムをはじめ、大口径ビーム・キャノン、ビーム・スマートガンなど武装も充実している。
[メモ]
ガンダム・センチネルからの企画MS、Sガンダムがガンダムコレクションに登場だ。
Sガンダムと称されるMSは、AE社の中でもZZガンダム(θガンダム)を開発したのとは別チームによる設計のι(イオタ)ガンダムとして開発された機体とされる。頭部や胴体形状にはZガンダムの面影が強く残っているように見える一方、ZZガンダムのものに近いコンセプトのコア・ブロック・システムにより「Gコア」「Gアタッカー(上半身)」「Gボマー(下半身)」の3機に分離・合体を可能としている。
Sガンダムは4機製造されたとも言われているが、IX2 Sガンダムは[01.]のマーキングからα任務部隊のリョウ・ルーツ機とみられ、マーキングや武装違いは存在しない。同型機には後にEx-SガンダムにバージョンアップしたものやディープストライカーのコアMSとして使用されたものなどもあり、Zプロジェクトの一基軸としてさらなる発展を遂げていく。
 □ ビーム・スマートガン  レア度★★☆☆☆
 JX2 FA-010A FAZZ(ファッツ) 
[機体解説]
■[全高]22.11m/[本体重量]45.4t
ZZガンダム用のフルアーマーシステムを検証するために試作された機体。アーマーの脱着は基本的に不可能で、機体自体も変形することはできない。複雑な変形機構を持たないため、ZZガンダムより半年ほど早く完成していた。頭部と腰部のハイ・メガ・キャノンはダミーだが、バックパックと直結しているハイパー・メガ・キャノンは実物であり、その威力は当時のMSが装備する武装の中でもトップクラスの威力を誇る。
[04][05][06]
このマーキングは、α任務部隊につけられたナンバーである。
04/シン・クリプト中尉機
05/ジョン・グリソム少尉機
06/ロバート・オルドリン少尉機
[メモ]
ガンダム・センチネルにおいて、Sガンダム、Zplus等とともに編成されたα任務部隊の主力MS。
FAZZはフルアーマー・ダブルゼータ(Full-Armor ZZ)の略。ZZガンダムに装着する増加アーマー検証のため、変形しないレプリカZZにアーマーを装着させたものと考えられる。本家のZZガンダムとは頭部形状のほかビームサーベル(マウントラックを含む)、バックパックのウイング等に相違点が見られるものの、その他のメインボティや増加アーマーの造形はほぼ同じである。
そういう意味ではDX2フルアーマーZZガンダムと大部分が共通部品のため、塗色を含めたバリエーション違いとも言えるようなアイテムだが、FAZZにはJX2の別番号が与えられている。バリエーションとして[04.][05.][06.]のマーキング違い3種があるが、武装等は同じである。
 [04.](ハイパー・メガ・キャノン)  レア度★☆☆☆☆
 □ [05.](ハイパー・メガ・キャノン)  レア度★★★☆☆
 □ [06.](ハイパー・メガ・キャノン)  レア度★★★☆☆
 KX2 RGZ-91 +B.W.S リ・ガズィ +B.W.S 
[機体解説] ※KX2とMX2の解説ブックは共通となっており、記載内容は全く同じである。
■[全高]20.5m/[本体重量]24.7t
Zガンダムは非常にコストが高くそのまま量産するのは不可能であった。その簡易型として検討されたバリエーションのうち、変形機構を廃し変形時の機能をB.W.S(バック・ウエポン・システム)として脱着することでZガンダムの機能を再現するという設計案をもとに試作された機体である。しかし製造費は依然として高価で、量産計画は中断し、試作機の1機のみが実戦配備についた。U.C.0093年の「シャアの反乱」こと第二次ネオ・ジオン戦争時、アムロ・レイがνガンダムが完成するまで搭乗していた。
[メモ]
逆襲のシャア前半におけるアムロ・レイの搭乗機リ・ガズィ(Re-GZ)は、リファインド・ガンダム・ゼータ(Refined Gundam Zeta)の略である。すでに開発されていたZplusよりさらにコストダウンするため脱着式B.W.S.を採用、ジェガンとの共用部品を利用して製造されたものの大幅なコストダウンには失敗したようだ。結果としてアムロの1機のみで計画が終了しているのだが、サイコミュ兵器を搭載していないためこれ以上の戦いは困難と判断したアムロはサザビーとの決戦に向けνガンダムの設計に入ることになる。
DX2シリーズではリ・ガズィだけで3バリエーション登場し、どれもに別々のアイテム番号が付与されるという珍しいパターンとなっている。その第1弾が分離状態のリ・ガズィとBWSのセットとなるKX2だ。
 □ ビーム・ライフル+B.W.S  レア度★☆☆☆☆
 LX2 RGZ-91 リ・ガズィ 

※LX2としての解説ブックは非存在。KX2,MX2リ・ガズィ+B.W.Sの解説ブックが付属する。


[メモ]
DX2シリーズのリ・ガズィ3兄弟(?)の第2弾が、情景バージョンだ。VOL.8シリーズで登場した情景ver.はしばらくごぶさたしていたが、ここへ来て復活を果たした。
MS形態のリ・ガズィが小惑星上で戦うシーンが再現されており、地表に着弾した炸薬が爆炎となって吹き出す状況をクリアパーツで巧みに表現している。
LX2の専用ミニブックはなく、前後アイテムのKX2・MX2のタイトルを冠したミニブックが付属する。情景ver.の台座に記されたLX2ナンバーはミニブック等には登場していないためLX2そのものがシークレット扱いとされる。
なおミニブックではリ・ガズィ+B.W.S.となっているが、LX2ではMS形態のリ・ガズィ単体であり、B.W.S.は付属しない。
 情景ver.(ビーム・ライフル)<シークレット>  レア度★★★★
 MX2 RGZ-91 +B.W.S リ・ガズィ +B.W.S 
[機体解説] ※KX2とMX2の解説ブックは共通となっており、記載内容は全く同じである。
■[全高]20.5m/[本体重量]24.7t
Zガンダムは非常にコストが高くそのまま量産するのは不可能であった。その簡易型として検討されたバリエーションのうち、変形機構を廃し変形時の機能をB.W.S(バック・ウエポン・システム)として脱着することでZガンダムの機能を再現するという設計案をもとに試作された機体である。しかし製造費は依然として高価で、量産計画は中断し、試作機の1機のみが実戦配備についた。U.C.0093年の「シャアの反乱」こと第二次ネオ・ジオン戦争時、アムロ・レイがνガンダムが完成するまで搭乗していた。
[メモ]
リ・ガズィとB.W.S.がドッキングしてウェイブ・ライダーと同様の飛行形態となった状態をスペース・ファイター形態と呼ぶ。
ドッキングに際してのリ・ガズィの変形は最少限に抑えられていて、膝関節で脚部を短縮し足首を後方に伸ばした状態になったのみである。しかし合体中は高機動力を得るとともにB.W.S.側の武装である機首の大口径ビーム・キャノン及び両サイドの対艦用ビーム・キャノンにより一撃離脱に適した集中火力がアップされる。
MX2リ・ガズィ+B.W.S.もリ・ガズィ部分とB.W.S.を分離できるようになっているのだが、実はB.W.S.部分はKX2のものと同じ金型から製造されたものである。(KX2台座に固定用の穴があいている。)
 スペース・ファイター形態  レア度★☆☆☆☆
 NX2 MSN-03 ヤクトドーガ 
[機体解説]
■[全高]29.21m/[本体重量]28.0t
シャア率いるネオ・ジオンとAE(アナハイム・エレクトロニクス)が開発したNT(ニュータイプ)専用重MS。量産機であるAMS-119ギラ・ドーガをベースにギュネイ用とクェス用が試作され、U.C.0093年の「シャアの反乱」こと第二次ネオ・ジオン戦争時に実戦投入された。6基のファンネルが主武装だが、4門のメガ粒子砲を内蔵したシールドやヒート・ナイフ付きのビーム・サーベル、ビーム・アサルトライフル、メガ・ガトリングガンなど、専用武装も充実している。
ギュネイ・ガス用の機体はグリーン。クェス・パラヤ用の機体は赤で塗装されているほか、頭部後方のアンテナ形状が異なっている。
[メモ]
♂と♀でトサカの大きさが違う。そう思い始めると側頭部の丸モールドが目に、モノアイレール周辺の黄色がクチバシに見えてきて・・・もう完全にトリ頭にしか見えない
(笑)
NX2ヤクトドーガは、基本形が青緑色のギュネイ専用機でビーム・アサルトライフル装備とビーム・サーベル装備の2種がある。さらにシークレットでピンク色のクェス専用機がありこちらはメガ・ガトリングガン装備となっている。
 ギュネイ専用機(ビーム・アサルトライフル)  レア度★★☆☆☆
 ギュネイ専用機(ビーム・サーベル)  レア度★★☆☆☆
 □ クェス専用機(メガ・ガトリングガン)<シークレット>  レア度★★★★
 OX2 GF13-017NJⅡ ゴッドガンダム 
[機体解説]
■[頭頂高]16.6m/[本体重量]7.5t
 [パイロット]ドモン・カッシュ
 [必殺技]爆熱ゴッドフィンガー
第13回ガンダムファイトにおいてネオジャパンがシャイニングガンダムに代わる機体として使用した2機目のMF(モビルファイター)。性能的にはあらゆる面で1機目のシャイニングガンダムを凌駕しており、爆熱ゴッドフィンガー、爆熱ゴッドスラッシュなど、多彩な技を持つ。パイロットのガンダムファイター、ドモン・カッシュは、予選期間のサバイバルイレブン終了後、ギアナ高地での修行の完成と共にこの機体に乗り換えている。特に、ドモンが明鏡止水の境地に達して習得した必殺技、石破天驚拳の威力は絶大で、幾多のライバルや強敵たちを打ち破っている。
[メモ]
ゴッドガンダムはTVシリーズ「機動武闘伝Gガンダム」において物語後半となる第13回ガンダムファイト決勝リーグから登場した主人公機であり、作品名のタイトル名ともなっているモビルファイターだ。そのくせ英語圏では「GOD」が忌避されて「バーニングガンダム」と呼ばれているらしい。それじゃ「機動武闘伝Bガンダム」じゃんなぁ。
OX2ゴッドガンダムは、シャイニングガンダムのスーパーモードに相当する「ハイパーモード」でガンコレ化された。しかしこの「ハイパーモード」という呼称が曲者で、どの状態をそう呼ぶのかについて説が分かれている。シャイニングガンダムではノーマルモード→スーパーモード(通常色)→真のスーパーモード(金色発光)となっているのに対し、ゴッドガンダムではノーマルモード→ハイパーモード(通常色)→ハイパーモード(金色発光)となっている。それはシャイニングガンダムでドモンが明鏡止水の境地に達したことにより進化した「真のスーパーモード」を別名で「ハイパーモード」と言い出したころからズレが生じたためだ。ゴッドガンダムでもスーパーモード→ハイパーモードとすればよかったのに、物販の商品名としてスーパーモードをハイパーモードと呼んでしまったことから一層の混迷が始まってしまった。ああややこしい!
その後、現在に至るまで決着をつける見解が出されていない。そのため便宜上、金色発光に至ったハイパーモードのことをハイパーモード(明鏡止水ver.)とも呼ぶようになっている。
さてOX2ゴッドガンダムは、ハイパーモード発動時に現れる輝く日輪まで再現した大胆なポージングとなっており、後背部分はクリアエフェクトとなっていて地味な色合いながら光に透かすとこれが結構なかっこよさになる。また台座も情景ver.となっており「ばぁく熱ッ!ゴッドフィンガァーッ!」で円型に衝撃波が広がる様子を表現している。もっともこの形状ではGTCをプレイするのはやりにくそうだ。だが攻撃力“9”は強すぎ?!
ノーマルカラーのものと明鏡止水カラーの2種が存在し、明鏡止水ver.では金パール塗装となっており最初は「これはシークレットか?」とほくそ笑んだものの、実は混入率5/108とノーマルカラーよりも多く入れられていることが判明。ちょっとありがたみが薄れた感じだ。ヒートエンド失敗~。
 ハイパーモード(爆熱ゴッドフィンガー)  レア度★★☆☆☆
 ハイパーモード明鏡止水ver.(爆熱ゴッドフィンガー)  レア度★☆☆☆☆
 PX2 GF13-001NHⅡ マスターガンダム +風雲再起 
[機体解説]
■[頭頂高]16.7m/[本体重量]7.2t
 [パイロット]マスター・アジア(東方不敗)
 [必殺技]ダークネスフィンガー、マスタークロス
マスターガンダムは、ネオホンコンのガンダムファイターであり、また、ドモン・カッシュの師匠であるマスター・アジアがクーロンガンダムに代わる2機目の乗機とした機体で、デビルガンダム四天王の内の一機でもある。マスター・アジアは生身でMF(モビルファイター)と戦うほどの達人で、身にまとった布切れさえも強力な武器と化す。それを対MF戦に応用した技が「マスタークロス」で、巨大な布状のビームで敵を翻弄する。モビルホース風雲再起には、マスター・アジアの愛馬、その名も風雲再起が乗り込んでおり、マスター・アジアに付き従っている。人機一体と獣機一体による人馬一体の攻撃は、まさに鬼神のごとき強さを発揮する。
[メモ]
ゴッドガンダムのゴッドフィンガーに対応する技・ダークネスフィンガーまたは赤い布状のビームを放つマスタークロスの2バージョンがある。
あと、風雲再起の眼がカワイイ。以上!
 ダークネスフィンガー  レア度★☆☆☆☆
 マスタークロス  レア度★★☆☆☆