--- NZ-333 α・アジール |
レア度:★★★☆☆ |
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[解説]
■[頭頂高]58.4m(全高108.26m)/[本体重量]128.6t(全備重量267.4t)
■[ジェネレーター出力]19,830kw
■[装甲材質]ガンダリウム合金
■[武装]頭部バルカン砲×4、口吻部メガ粒子砲、胸部メガ粒子砲、有線サイコミュ式メガ・アーム砲×2、ファンネル×9
■[パイロット]クェス・エア(クェス・パラヤ)
ロンデニオンでシャアと行動を共にすることを決めたクェス・パラヤは、ホビー・ハイザック、ヤクト・ドーガを自在に乗りこなし、機動兵器に対して驚異的な適応能力を見せつけた。そして「地球寒冷化作戦」を進めるシャアの真意を知った上で、切り札とも言える“α・アジール”に座乗することとなった。「なら、あたしはαで大佐を守ってあげるわ、シャア」クェスはようやく自分の居場所を見つけたかのように、シャアに尽くすことに陶然としていた。繋留索を解かれた巨体が艦影から姿を現す。「α・アジール?」見慣れぬ機体をいぶかしがるギュネイをよそに、クェスは迫りくる戦闘に高揚していた。「ふふっ、来る来る!!」「調子に乗るな、クェス」出撃だというのにはしゃいですらいるように見えるクェスをたしなめながら、ギュネイもまた、彼女と共に戦えることに悦びを感じていた。 |
[メモ]
α・アジールは「アルパ・アジール」と発音する。略して「アルパ」とも呼ばれることもある。ジオングに相当するラスボス的なMAとして考案されたようだがシャアが座乗することはなく、クェスが搭乗して出撃しアクシズ攻防戦の中で爆散した。
全高108m超のうち約半分は脚部に見えるプロペラントタンク兼シュツルムスラスターユニットで、高速で戦域に到達した後はこれを切り捨て上半身だけで機動する。駐機時にはアームを収納しヘッドカバーを閉じた降着状態にしており、艦から出撃する際にはそのまま発進し、途中でヘッドカバーをオープンするシーンもあった。
キットでも9個のファンネルや有線サイコミュ式メガ・アーム砲を分離させたり、スラスターユニットの着脱が可能なほか、ランディングアームを伸ばして駐機状態にすることもできる。また台座は小惑星アクシズの一部を模したような形状となっており、α・アジールと一緒にνガンダム及びサザビーを飾れるようになっている。 |
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--- RX-93 νガンダム |
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[解説]
■[頭頂高]22.0m/[本体重量]27.9t(全備重量63t)
■[ジェネレーター出力]2,980kw
■[装甲材質]ガンダリウム合金
■[武装]ビーム・ライフル、ビーム・サーベル×2、ニュー・ハイパー・バズーカ、フィン・ファンネル×6、シールド(ビーム・キャノン、ミサイル×4内蔵)
■[パイロット]アムロ・レイ
サザビーを撃破したνガンダムは、シャアの乗る脱出コクピットを捕らえる。しかしシャアは、アムロの手中で快哉を叫ぶ。「私の勝ちだな。今計算してみたが、アクシズの後部は地球の引力に引かれて落ちる。貴様らの頑張りすぎだ!」「ふざけるなっ!!たかが石っころひとつ、ガンダムで押し出してやる!!」「アクシズの落下は始まっているんだぞっ」「νガンダムは伊達じゃない!!」アムロはシャアの脱出ブロックをアクシズに押し付け、自らの機体でアクシズを抱きかかえるようにバーニアスラスターを全開する!!
[アムロ・レイ大尉]このエンブレムはAE社がアムロ・レイ大尉用にデザインした物で古くはカラバ時代から使われていた。
[アムロ・レイ大尉/ユニコーン]このエンブレムはアムロマークを更にリデザインした物でアムロ大尉の性格を一角獣に見立てたマークでもある。 |
[メモ]
α・アジール付属のνガンダムは、フィンファンネルを使い果たした後のシャアとの最終決戦時のものだ。地球への落下を始めたアクシズ後部に取りついたアムロはシャアのサザビーとの一騎打ちに臨む。
こちらのνガンダムはスラスターを全開にして飛び立つ姿を立体化しており、クリアブルーのスラスターエフェクトパーツを使用してα・アジールの大型台座に一緒にディスプレイできる。またそのほかにクリア素材の長方形台座も別途付属しており、単独でのディスプレイやGTCゲームでの使用も可能となっている。 |
□ ビーム・ライフル |
レア度:★★★☆☆ |
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--- MSN-04 サザビー |
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[解説]
■[頭頂高]23.0m(全高25.6m)/[本体重量]30.5t(全備重量71.2t)
■[ジェネレーター出力]3,960kw
■[装甲材質]ガンダリウム合金
■[武装]ビーム・ショット・ライフル、腹部拡散メガ粒子砲、ファンネル×6、ビーム・サーベル×2、シールド(ビーム・トマホーク、ミサイル×3内蔵)
■[パイロット]シャア・アズナブル
U.C.0093年3月4日。5thルナ落しの作戦をほぼ完遂したシャアは、アムロ・レイが駆るリ・ガズィに足止めされているギュネイを救うべくサザビーで出撃する。「なんでこんな物を地球に落とす!?」「地球に住む者は自分たちの事しか考えていない、だから抹殺すると宣言した」「人が人に罰を与えるなどと」「私、シャア・アズナブルが粛清しようというのだ、アムロ!!」リ・ガズィを一瞥したシャアのサザビーは、一撃も放つことなくその場を立ち去った。「そんな物では・・・」その去り際のつぶやきを聞いたものはいない。
[キャスバル・レム・ダイクン]シャア・アズナブルの本名であるキャスバル・レム・ダイクンのイニシャルを象ったマーキング。
[ネオ・ジオン軍章]シャア・アズナブルが再興したネオ・ジオン軍の新しいマーキング。ザビ家のジオンとの差別化が図られている。 |
[メモ]
α・アジール付属MSの2体目はシャア総帥自らが駆るサザビーである。サザビーはアナハイムエレクトロニクスが極秘裏に開発したサイコフレームを搭載した初のMSであり、ロールアウトはνガンダムよりもかなり早く、劇中ではロンドベル隊のジェガンやリ・ガズィと初戦を交えている。その後、秘かに連邦側にサイコフレーム技術がもたらされνガンダムの完成を見るのだが、これは最強のガンダムに乗るアムロと戦うことを目論んだシャアの差し金であった。果たして、アクシズ地球落着のそのとき、最強の2人のラストバトルが始まる! |
□ ビーム・ショット・ライフル |
レア度:★★★☆☆ |
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□ 付属ガンダムコレクション(初回限定付属) |
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[解説]
※解説ブックは封入されていない。
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[メモ]
1/400α・アジールの発売記念に製作された限定付属品。初回予約特典とされているが、実質的には初回生産分すべてに同梱されていた。むしろ再生産分があったかどうかのほうが定かではなく、流通していたほとんどのα・アジールにセット封入されていたとみられる。緑/白の単色印刷の小箱の中に、クリアフルカラーバージョンのジェガンとリ・ガズィが各1体ずつ収められている。それぞれVOL.10、DX2のI10ジェガン、KX2リ・ガズィ+B.W.Sと同じ形状であり、台座も同番号のものが付属する。
クリアフルカラーver.は、ジェガンはライトグリーン、リ・ガズィはライトブルーの素材で成型されたものに部分塗装を施したもので、ガンコレ最終シリーズとなったDX9で採用されたメカニッククリアに類似するが、当時としてはクリアver.に一部塗装つきという手法は画期的であった。しかしこの手法はDX9までついに後継が現れず、クリアフルカラーver.の呼び方をされるガンコレアイテムはこの2体だけで終った。 |
I10 RGM-89 ジェガン |
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[解説]
※解説ブックは非存在。以下の解説はI10ジェガンのものを掲載。
■[頭頂高]19.0m/[本体重量]21.3t
U.C.(宇宙世紀)0090年代末より配備されたジム系の主力MS。生産は連邦軍本体ではなくAE(アナハイム・エレクトロニクス)においておこなわれており、RGM-79 ジムのみならず、MSA-003 ネモなどの技術も投入されている。U.C.0093年の第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)時、連邦軍における、ほぼ唯一の実働部隊であったロンド・ベル隊の主力MSとして活躍した。その後、大規模な戦闘自体が減少したことと、機体そのものの素性も良かったためもあって、U.C.120年代まで改造を繰り返しながらも、一線級の機体として連邦軍の主力量産期であり続けた。 |
[メモ]
ジェガンはU.C.0090年代の連邦系主力量産MS。量産型とはいえジム・カスタム等これまでの高性能機のノウハウが生かされており、単機での性能はかなり高いと評価される。とくに目を引くのはランドセル部の一際大きなセンタースラスターで、姿勢制御にとどまらず発進後の急加速にも大出力を発揮する。
逆襲のシャア劇中では、ロンドベル隊の主力MSとして多数の機体が運用されているが、α・アジール絡みではラーカイラムに係留中の破損機体に乗り込んだハサウェイが、クェスを説得するためアルパに向うシーンが印象的。しかし説得もできず、目の前でクェスを失ったハサウェイは・・・。 |
□ クリアフルカラーver.(ビーム・ライフル)<初回限定> |
レア度:★★★☆☆ |
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KX2 RGZ-91+B.W.S リ・ガズィ+B.W.S |
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[解説]
※解説ブックは非存在。以下の解説はKX2リ・ガズィ+B.W.Sのものを掲載。
■[全高]20.5m/[本体重量]24.7t
Zガンダムは非常にコストが高くそのまま量産するのは不可能であった。その簡易型として検討されたバリエーションのうち、変形機構を廃し変形時の機能をB.W.S(バック・ウエポン・システム)として脱着することでZガンダムの機能を再現するという設計案をもとに試作された機体である。しかし製造費は依然として高価で、量産計画は中断し、試作機の1機のみが実戦配備についた。U.C.0093年の「シャアの反乱」こと第二次ネオ・ジオン戦争時、アムロ・レイがνガンダムが完成するまで搭乗していた。 |
[メモ]
劇中では当初アムロの搭乗機として登場したがサザビーとの初戦では相手にもされず、νガンダム完成に伴いジェガン隊長を務めていたケーラ・スゥに移譲される。しかしギュネイのヤクト・ドーガとの戦いで機外放出されたケーラは死亡、機体は回収されたものの完全修復はされないままチェーン・アギがサイコフレーム試料を携えて出撃する。チェーンは半壊のα・アジールにとどめを刺すも、クェスの死を目前にして激高したハサウェイがジェガンのビーム・ライフルを乱射、コクピット直撃によりリ・ガズィは爆発四散してしまった。このようにリ・ガズィの末路は複数の近しい関係者の死にまつわる非業の最期であったのである。 |
□ クリアフルカラーver.(ビーム・ライフル+B.W.S)<初回限定> |
レア度:★★★☆☆ |
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□ エラー品(バックパックが上下逆)
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レア度:★★★★★ |
[メモ]α・アジール付属のクリアフルカラー版リ・ガズィは、初期ロットのうち相当な確率でエラー品が混入していた。
リ・ガズィ本体のランドセル部分が上下逆に接着されてしまっているというもの。
センタースラスター部がもともと上向きであることから、これに惑わされれてぱっと見わかりにくく、気づかない人も多かったはず。 |
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