ガンダムコレクション,ガンコレ,GundamCollection


ガンダムコレクション大全集

DX 9



2010年2月24日発売
1個476円(税抜)
ガンダムコレクションシリーズとして最後発となったDX9は、新たな試みとしてライトアップスタイルが導入された。これは台座本体にLED発光ギミックを組み込み、アイテムをライトアップできるという趣向であったのだが、過半数は光らないノーマル台座があてられていたことや、このギミック搭載のため1個単価が500円(税込)と倍近い価格に跳ね上がったこともあり、売れ行きは芳しいものではなかったようだ。
しかもラインナップアイテム数は基本7種+αと少ない上に、タンポ印刷のマーキングが廃止されていたり、大部分がクリア系アイテムで占められているなど「手抜き」感が漂い、さらに1ボックス12個組となったことから1カートン72,000円と超高額になり、箱買いをしてきたガンコレファンからでさえ強烈な不評を買うこととなった。
新機軸を導入してまでシリーズの再興を目指したものの、全てが裏目に出たというべき結果となり、かくしてガンダムコレクションシリーズは本シリーズを以って終焉を迎えることとなったのである。
なおクリア系アイテムには、クリア素材そのままの「トランスクリア」と、一部彩色が施された「メカニッククリア」があり、従来の彩色アイテムは「トラディショナル」と呼称されている。ただし各機種にそれぞれ3種が存在するというわけではないので収集時には注意を要する。
AX9 RX-0 ユニコーンガンダム(ユニコーンモード) EX9 リゼル
BX9 ユニコーンガンダム(デストロイモード) FX9 ジェガン
CX9 ギラ・ズール GX9 ザクⅡ
DX9 リゼル(隊長機) ※機体名をクリックするとページ内でジャンプします
[台座解説]
DX9シリーズの台座は、LEDランプが仕込まれていてアイテムをライティングできる「ライトアップベース」と、光らないノーマル台座の2種類がある。
せっかくのセールス新機軸なのだが、ノーマル台座が出るとハズレのように感じてしまうのが人情というもの。実際の封入パターンでは、着色なしのトランスクリアタイプには光る台座が、それ以外のものにはノーマル台座が付属するというルールに沿っているだけなので、本来なら「当たり」「ハズレ」ではないのだが・・・。
そういう意味では、トランスクリアの混入率を減らしておいて、「トランスクリアが出たら当たりのライトアップベース付き!」としておけば、コレクター心を刺激してもっと人気も出たのではないかと惜しまれる。
なおLED色はすべて赤色光である。欲を言えばアイテム素材色が生きる白色光であればよかったのだが、DX9シリーズが発売された2010年時点ではまだまだ白色LEDは高額だったのだ。
ちなみに、外箱を開ける前に内容判別できないようノーマル台座の芯には重量のある樹脂製ブロックが使われており、ボタン電池を含むLEDユニットと同等の重さに調整されているので、店頭で箱を振ってみたり重さを比べようとがんばるのは無駄な努力だ。みんなやってたけどね(笑)。
なお従来シリーズでは台座裏に刻印されていたアイテム番号、名称、ロット記号(凹)等が上層の透明プラ板のランナーに記載されるよう変更されたと同時に、GCT(ガンダムタクティカルコンバット)ゲーム用の機体能力値の記載が廃止されてしまった。このためGCTゲームへの使用ができなくなっているだけでなく、コレクティブアイテムとして飾るにも「台座とワンセット」、「初版ロット記号付き」という価値観にも影を差すこととなった。(もっとも、DXシリーズではほとんどが初版のみで再販はされていないのだが。)
 AX9 RX-0 ユニコーンガンダム(ユニコーンモード) 
[機体解説]
■[全高]19.7m/[本体重量]23.7t
ユニコーンガンダムは、第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)終結後、地球連邦軍の委託を受けたAE(アナハイム・エレクトロニクス)社が極秘裏に開発していた試作MSである。全身が純白に輝き、頭部に一本角を持つことから、通称《ユニコーン》と呼ばれている。フル・サイコフレーム構造を採用し、従来のMSからは考えられないレベルの機体追従性を獲得したその機体には、人類の未来を揺るがすという、ある秘密が隠されている・・・。
[メモ]
AX9ユニコーンガンダムは、通常形態のユニコーンモード。武装違いだけでなくポーズ違いもあり、動きのある構えポーズ(新規造型)のほかオーソドックスな直立ポーズも用意された。ただし直立ポーズについては、新武装となるビーム・ガトリングガン装着の右腕部分以外のパーツは、DX7シリーズのAX7と共通の金型とみられ、この辺も手抜き感がプンプン臭うところではある。とはいえ、本シリーズでの新規造型もちゃんと用意はされているのだから、バリエーションを豊富にするためのボーナス的な再起用なんだ、と良い意味に解釈しておこう。(過去シリーズにも似たようなケースはあったわけだし。)
AX9のバリエーションとしては、構えポーズには武装違いでビーム・マグナム装備とビーム・サーベル装備があって、ビーム・マグナム構えではさらにトラディショナル(彩色)とトランスクリアの2種、ビーム・サーベル構えはトラディショナルのみ1種となる。直立ポーズについては全てビーム・ガトリングガン装備で、トラディショナル、トランスクリア、メカニッククリアの3種とも用意されている。したがってAX9全体としては合計で6種のバリエーションということにとなる。
なお以下の各機種でも同様だが、ここに記載のないタイプ・・・例えばビーム・サーベル構えのトランスクリア・・・などは、そもそも存在しない。(アイテムごとにどのタイプが用意されているかはまちまちである。)
 □ 構え(ビーム・マグナム)<トラディショナル>  レア度★☆☆☆☆
 □ 構え(ビーム・マグナム<トランスクリア>  レア度★☆☆☆☆
 □ 構え(ビーム・サーベル)<トラディショナル>  レア度★☆☆☆☆
 直立(ビーム・ガトリングガン)<トラディショナル>  レア度★☆☆☆☆
 □ 直立(ビーム・ガトリングガン)<トランスクリア>  レア度★☆☆☆☆
 □ 直立(ビーム・ガトリングガン)<メカニッククリア>  レア度★★☆☆☆
 BX9 RX-0 ユニコーンガンダム(デストロイモード) 
[機体解説]
■[全高]21.7m/[本体重量]23.7t
ユニコーンガンダム(デストロイモード)は、第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)終結後、地球連邦軍の委託を受けたAE(アナハイム・エレクトロニクス)社が極秘裏に開発していた試作MS、ユニコーンガンダムのもうひとつの姿である。このデストロイモードは、ユニコーンガンダムがNT-Dと呼ばれるシステムを発動した際の形態であり、ユニコーンガンダムの真の姿であると言える。NT-D発動時には、機体性能、特に機動性が飛躍的に向上する。さらにその際、全身のサイコフレームはほぼ例外なく発光現象を伴っているという。
[メモ]
BX9ユニコーンガンダムデストロイモードには、飛行ポーズと直立ポーズのバリエーションがある。このうち直立ポーズはDX8シリーズのAX8と同じ金型から作られたもののようだ。しかし前シリーズではハイパー・バズーカ装備がシークレット(パール塗装)&スーパーシークレット(ノーマル塗装)であったためか、今回もハイパー・バズーカ装備のトラディショナルタイプは製作されなかった。さらに、ビーム・マグナム装備でもトランスクリアのほかは、本シリーズ唯一のシークレットとなるクリアレッドフレームver.のみであるため、直立ポーズには通常彩色のトラディショナルタイプが存在しないという珍事態が発生している。
一方、飛行ポーズではビーム・マグナム装備のトラディショナルとメカニッククリア、ビーム・サーベル装備のトラディショナルとなっており、こちらは逆にトランスクリアが存在しないというひねくれ現象が起きている。
まとめると、BX9のバリエーションとしては、ビーム・マグナム飛行のトラディショナルとメカニッククリア、ビーム・サーベル飛行のトラディショナル、ビーム・マグナム直立のクリアレッドフレーム(シークレット)とトランスクリア、ハイパー・バズーカ直立のトランスクリアとメカニッククリア、以上7種が存在する。
なお余談にはなるが、ハイパー・バズーカについては付属ミニブックの説明文にも武装紹介写真にも記載がされていない。これまでの通例ではミニブックに記載のないものはシークレットという扱いではあるが、現物の混入率の高さ(計12/144)からすれば、単に記載もれをしたとみるべきだろう。そういう意味ではミニブックまでも珍事という、実に不思議なアイテムであると言えよう。
 □ 飛行(ビーム・マグナム)<トラディショナル>  レア度★☆☆☆☆
 □ 飛行(ビーム・マグナム)<メカニッククリア>  レア度★★☆☆☆
 □ 飛行(ビーム・サーベル)<トラディショナル>  レア度★★☆☆☆
 □ 直立(ビーム・マグナム)クリアレッドフレームver.<シークレット>  レア度★★★★
※ライトアップベースを使用して撮影をしていますが、クリアレッドフレームver.に付属するのは光らないノーマル台座です。
 □ 直立(ビーム・マグナム)<トランスクリア>  レア度★☆☆☆☆
 □ 直立(ハイパー・バズーカ)<トランスクリア>  レア度★☆☆☆☆
 □ 直立(ハイパー・バズーカ)<メカニッククリア>  レア度★★☆☆☆
  飛行(ハイパー・バズーカ)(改造品) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]飛行ポーズのデストロイにもハイパー・バズーカを持たせてあげよう。直立ポーズのメカニカルクリアから拝借してつけかえるだけでもいいが、
      塗料色がちょっと違うので、つや消しグレーに塗り直したほうが自然な感じになる。
  飛行(ビーム・マグナム)ニュータイプ覚醒ver.(改造品) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]「機動戦士ガンダムUC」では、物語後半でのバナージのニュータイプ覚醒に伴い、サイコフレーム発光色も赤から緑に変化していた。
      ノーマルデストロイモードの赤色部分をグリーンメタリックで塗装していくのだが、サイコフレーム露出部分は凹モールドなので比較的簡単。
 □ エラー品(頭部アンテナが前後逆) レア度★★★★★
  [メモ]パッと見わかりにくいが、なんか違和感? アンテナがV字じゃくてΛ字になっちゃってるよ。
 CX9 AMS-129 ギラ・ズール 
[機体解説]
■[全高]20.0m/[本体重量]21.8t
AMS-119 ギラ・ドーガに代わるネオ・ジオン軍の次期主力MSとして、アナハイム・エレクトロニクス社で開発が進められていた量産型MS。オーソドックスなジオン・スタイルでまとめられているのは、総帥を失い求心力が低下した組織の士気を高めるための、シンボリックな意味もあったようだ。手首や胸部に「袖付き」の由来であるマーキングが施されている。また運用される部隊や搭乗者の階級によって、袖飾りの模様やスパイクの形状などが異なる。
[メモ]
ギラ・ドーガの後継機だが、パワフルなマッシブスタイルからだいぶスリムになりザクⅡに原点回帰している。
「袖付き」用のエングレービングが施されているが、胸章のウイング形状やラインなし袖章、ブレードアンテナなしの仕様であることからすると、隊員以上指揮官未満・・・
すなわち下士官クラスの機体と推測される。
CX9には、バリエーションとしてビーム・マシンガン装備(トラディショナル、トランスクリア)とビーム・ホーク装備(トラディショナル、トランスクリア、メカニッククリア)があり、計5種のラインナップである。
個人的には、メカニッククリアの中でいちばん塗装バランスがカッコよく出来ているのがギラ・ズールだと思っている。
 ビーム・マシンガン<トラディショナル>  レア度★☆☆☆☆
 ビーム・マシンガン<トランスクリア>  レア度★☆☆☆☆
 ビーム・ホーク<トラディショナル>  レア度★★☆☆☆
 ビーム・ホーク<トランスクリア>  レア度★★☆☆☆
 ビーム・ホーク<メカニッククリア>  レア度★★★☆☆
 DX9 RGZ-95C リゼル(隊長機) 
[機体解説]
■[全高]20.5m/[本体重量]28.1t
MSZ-006 Zガンダムの量産を目的に開発されたRGZ(リファイン・ガンダム・ゼータ)シリーズの1機。量産化は一応の成功を収め、ネェル・アーガマにも隊長機を含め8機が配属されている。可変機構をB.W.S.(バック・ウェポン・システム)で代用したRGZ-91 リ・ガズィに対し、本機の変形機構はMSA-005 メタスの方式に差し戻すことで簡略化。さらに一部内装をジェガンと共有化させることでコストダウンに成功している。結果、ジム・ジェガン系MSの系譜としては初の可変MSとなった。一般機とはバックパックの形状が異なる他、大火力のメガ・ビーム・ランチャーを標準装備としている。
[メモ]
本シリーズではリゼルが初のガンコレ化を果たしているが、隊長機と一般機では別ナンバーを与えられており、DX9は隊長機仕様のリゼルである。外観上での一般機との違いは、バックパックが大型化されVF-1バルキリーのような主翼が付いていることと、眼・肩のセンサー部が緑色になっているところである。また、武装は強力なメガ・ビーム・ランチャーに換装されている。
DX9リゼル隊長機は武装バリエーションはなく、トラディショナル、トランスクリア、メカニッククリアの3種となるが、トラディショナルとメカニッククリアはそれぞれ混入率2/144のプチレアとなっており、トータルでも本シリーズ中、最も出現しにくい機種となっている。これにDX9シリーズ自体の流通量の少なさを加味すると、他シリーズのシークレット級よりも市場に出た絶対数がかなり少ない希少品であると言えよう。
 メガ・ビーム・ランチャー<トラディショナル>  レア度★★★☆☆
 メガ・ビーム・ランチャー<トランスクリア>  レア度★★☆☆☆
 メガ・ビーム・ランチャー<メカニッククリア>  レア度★★★☆☆
  WR形態(改造品) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]リゼル隊長機のウェイブライダー(WR)形態を作成する。超レアなアイテムを切り刻むのは緊張モノだが、ここは大胆に行こう。
      胴体を中心に脚部を両サイドに配置するなどして再構築、メガ・ビーム・ランチャーは機体上部に固定しよう。
 EX9 RGZ-95 リゼル 
[機体解説]
■[全高]20.5m/[本体重量]25.8t
MSZ-006 Zガンダムの量産を目的に開発されたRGZ(リファイン・ガンダム・ゼータ)シリーズの1機。量産化は一応の成功を収め、ネェル・アーガマにも隊長機を含め8機が配属されている。可変機構をB.W.S.(バック・ウェポン・システム)で代用したRGZ-91 リ・ガズィに対し、本機の変形機構はMSA-005 メタスの方式に差し戻すことで簡略化。さらに一部内装をジェガンと共有化させることでコストダウンに成功している。結果、ジム・ジェガン系MSの系譜としては初の可変MSとなった。
[メモ]
EX9はリゼルの一般機タイプである。眼(ゴーグル)や肩部センサーの色が、隊長機の緑色に対して一般機は赤色となっている。(その他の違いはDX9リゼル隊長機の項を参照されたい。)
なお、台座ランナーにはEX9リゼル(一般機)との記載がされているが、付属ミニブックその他の記載では単に「リゼル」とされており、「一般機」との呼称はされていない。よってここでのアイテム名称は「リゼル」としている。
武装違いが存在し、ロング・ビーム・ライフル装備(トラディショナル、トランスクリア)とビーム・サーベル装備(トラディショナル、トランスクリア、メカニッククリア)の計5種のラインナップがある。
 ロング・ビーム・ライフル<トラディショナル>  レア度★★☆☆☆
 □ ロング・ビーム・ライフル<トランスクリア>  レア度★★★☆☆
 ビーム・サーベル<トラディショナル>  レア度★★☆☆☆
 ビーム・サーベル<トランスクリア>  レア度★★★☆☆
 ビーム・サーベル<メカニッククリア>  レア度★★★☆☆
  WR形態(改造品) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]隊長機と同様にウェイブライダー形態を作成していく。一般機の場合は、隊長機と違いロング・ビーム・ライフルが機体下部に設置となる。
      WRに変形すると主翼がないのでよりコンパクトなMA的フォルムとなるのだが、この形状が果たしてウェイブライドに適するのか、疑問ではある。
 FX9 RGM-89D ジェガン 
[機体解説]
■[全高]19.0m/[本体重量]21.3t
U.C.0096年期、地球連邦軍ではジムシリーズに代わる新たな主力MSとして、「RGM-89 ジェガン」への機種転換が進められていた。ジェガンは汎用MSとして非常に優秀で安定した性能を示し、軍縮の時代的気運もあって、現場からの各種要求には新規MSの開発よりも、本機の仕様変更によって対応する基本方針が採られた。以降数年にわたってマイナーチェンジを繰り返しながら、主力MSとして運用され続けている。
[メモ]
ジェガンはVOL.10以来の再登場機体となる。I10ジェガンが第2次ネオ・ジオン抗争
時代(U.C.0093「逆襲のシャア」)の新鋭機であったのが、FX9ジェガンはラプラス戦争時代(U.C.0096「ガンダムUC、NT」)までにバージョンアップしつつ量産配備された仕様とされる。だが外見的デザインに有意な差は見られない。
主武装のビーム・ライフルは短銃身サブマシンガン様の形状をしているが、ライフルに分類呼称されている。
FX9のバリエーションは、ビーム・ライフル装備(トラディショナル、トランスクリア、メカニッククリア)とビーム・サーベル装備(トラディショナル、トランスクリア)の計5種類である。
なおメカニッククリアの塗装パターンは、本シリーズより4年前に発売された1/400α・アジールの初回限定アイテムとして付属したクリアフルカラーver.のI10ジェガンとよく似ている。あとから思えば、当時としては初の試みであった「クリアアイテムに一部塗装する」という手法が後にDX9シリーズで新設されるメカニッククリアのベースコンセプトになっていったということであり、同じジェガンという機体で復活したことも感慨深い。
 ビーム・ライフル<トラディショナル>  レア度★★☆☆☆
 ビーム・ライフル<トランスクリア>  レア度★☆☆☆☆
 ビーム・ライフル<メカニッククリア>  レア度★★☆☆☆
 ビーム・サーベル<トラディショナル>  レア度★☆☆☆☆
 ビーム・サーベル<トランスクリア>  レア度★★☆☆☆
 GX9 MS-06F ザクⅡ 
[機体解説]
■[全高]17.5m/[本体重量]56.2t
U.C.0079年に勃発した「一年戦争」時の、ジオン軍主力MS。様々な兵装に対応出来る高い柔軟性と汎用性を誇り、後のMS進化に多大な影響を及ぼした。U.C.0096年の時点でも、ごく一部の部隊では、未だ現役で配備されているという。もはや宇宙世紀史を語る上で、外すことの出来ない傑作機である。
[メモ]
ガンタムコレクションVOL.1から多数回にわたって登場し続け、かつ、最終のDX9シリーズの大トリを務めたのは、主役機ガンダムでもなく、当初は凡庸な量産型MSとされたザクⅡであった。機体解説にもあるように、ザクⅡは「宇宙世紀史を語る上で外すことの出来ない傑作機」てあると同様、ガンコレ史上においても欠くことのできない大傑作機なのである。
GX9は最も多く生産されたと言われるF型で、武装もオーソドックスなザク・マシンガンとヒート・ホークとされた。バリエーションとして、ザク・マシンガン装備にトラディショナルとトランスクリア、ヒート・ホーク装備にはトラディショナル、トランスクリア、メカニッククリアが用意され、計5種となる。
 ザク・マシンガン<トラディショナル>  レア度★☆☆☆☆
 ザク・マシンガン<トランスクリア>  レア度★☆☆☆☆
 ヒート・ホーク<トラディショナル>  レア度★★☆☆☆
 ヒート・ホーク<トランスクリア>  レア度★★☆☆☆
 ヒート・ホーク<メカニッククリア>  レア度★★★☆☆