ガンダムコレクション,ガンコレ,GundamCollection


ガンダムコレクション大全集

COMPLEX



2007年8月26日発売
1個270円(税抜)
ガンダムコレクションコンプレックス(COMPLEX)は「オールガンダム集結」と銘打たれているとおり、ラインナップの全てが“ガンダム”という名を継ぐ機体だけで構成された、総集編にあたる特別シリーズである。
ただし歴代各作品を代表する機種1体ずつに厳選されているため、ガンダムの名がつけられていても登場していない機体も多数ある。例えばMk-Ⅱやフリーダム等は主人公機でありながらも選外となってしまっているのが残念ではあるが、その代わりにこれまでのガンコレに未登場であったエックスやターンエーという機体が追加されているのはうれしいニュースだった。また既に登場している機体は前の金型を使った同じ造型ながら、ボーナスとして新たなマーキングが施されているものもあり、ここも見どころになっている。また、台座も従来の黒色一辺倒ではなく白色成型の立体台座を採用、表面には型式番号と機体名称が印字された豪華仕様となっている。
また各アイテムに対し、通常のカラー彩色版のほかに同形状のゴールド塗装ver.とシルバー塗装ver.が用意された。単色塗装仕上げながらも総じて混入率は低めに設定されており、特にゴールドver.はどれも混入率1/144または2/144となっているなどプレミアム感が持たされていた。
GA1 ガンダム GA5 シャイニングガンダム GA9 エールストライクガンダム
GA2 ゼータガンダム GA6 ウイングガンダム GA10 フォースインパルスガンダム
GA3 ダブルゼータガンダム GA7 ガンダムエックス GA11 ガンダムエクシア
GA4 ヴィクトリーガンダム GA8 ターンエーガンダム GA12 ウェイブライダー
 GA1 RX-78-2 ガンダム 
RX-78-2 ガンダム
頭頂高:18.0m/本体重量:43.4t/主なパイロット:アムロ・レイ
主な登場作品:TV「機動戦士ガンダム」、映画「機動戦士ガンダムⅠ・Ⅱ・Ⅲ」
■作品解説
1979.4.7~1980.1.26放送 全43話
従来のアニメにはないミリタリー感や、シリアスな物語が多くのファンを虜にしたロボットアニメの金字塔。やがて多くの人を惹き付け、社会現象へと発展していった。81年と82年には、再編集版の劇場版が3作品公開され、ブームを決定的なものにした。
■機体解説
ジオン公国軍に対抗すべく、連邦軍が「V作戦」に基づいて開発した試作MS。ルナ・チタニウム合金製の装甲や戦艦並の破壊力を持つビーム・ライフル、そしてコア・ブロック・システムなどの先進的な技術や装備を駆使して母艦のホワイトベース、ガンキャノン、ガンタンクとともに、地上各地および宇宙において驚異的な戦果を上げ続け、一年戦争を戦い抜く。
[メモ]
COMPLEXでもエースナンバーはもちろん、RX-78ガンダムである!
型は最もガンダムらしいとの誉れも高い、足を八の字にグッと開いた「ガンダム立ち」のVOL.10のものと同じであるが、GA1ではシールド面に「EFSF」(Earth Federation Space Force)のマーキングが施されている。
また、本シリーズ内では唯一のシークレットアイテムとして、いわゆる大河原カラーとも呼ばれるリアルタイプカラーバージョンが存在する。もちろんリアルタイプver.にも「EFSF」ロゴが印刷されているぞ。
 ビーム・ライフル+シールド  レア度★☆☆☆☆
 □ リアルタイプカラー(ビーム・ライフル+シールド)<シークレット>  レア度★★★★
 ビーム・ライフル+シールド(ゴールド)  レア度★★★☆☆
 □ ビーム・ライフル+シールド(シルバー)  レア度★★☆☆☆
 GA2 MSZ-006 ゼータガンダム 
MSZ-006 ゼータガンダム
頭頂高:19.8m/本体重量:28.7t/主なパイロット:カミーユ・ビダン
主な登場作品:TV「機動戦士Zガンダム」、映画「機動戦士ZガンダムⅠ・Ⅱ・Ⅲ」
■作品解説
1985.3.2~1986.2.22放送 全50話。
ガンダムブームによる爆発的な人気を受けて製作されたシリーズ第2弾。前作から7年後の物語として、主人公も全く新しいキャラクターで描かれ、当時の続編の概念を見事に覆した作品だった。その後2005年に劇場版3部作が公開され話題となった。
■機体解説
エゥーゴとAE(アナハイム・エレクトロニクス)社が推進する「Zプロジェクト」によって開発されたTMS(トランスフォーマブル・モビルスーツ)。ウェイブライダーへの可変機能を持ち、「標準兵装のまま単体で大気圏再突入が可能」である。しかも突入時の機動、戦闘も可能で、重力下においても航空機に準じた運用も可能となっている。
[メモ]
COMPLEXシリーズでの表記は、カタカナの「ゼータガンダム」として記録されている。VOL.10と同様にビーム・ライフル装備のものとロングビーム・サーベル装備の2種が存在し、新たに胸部に「VMsAWrs」(Variable Mobile-suit And Wave-rider system)のマーキングが施された。このうちロングビーム・サーベル装備は混入率1/144のレアアイテムとなっているが、ミニブックに写真つきで紹介されていることから厳密にはシークレットアイテムではなく、レア級の通常アイテム扱いとされる。実はCOMPLEXには、混入率はレア級であるがその存在が明確に示されているノンシークレットのレアアイテムが他にもいくつか存在している。
 ビーム・ライフル  レア度★☆☆☆☆
 □ ロングビーム・サーベル  レア度★★★★
 ビーム・ライフル(ゴールド)  レア度★★★☆☆
 ビーム・ライフル(シルバー)  レア度★★☆☆☆
 GA3 MSZ-010 ダブルゼータガンダム 
MSZ-010 ダブルゼータガンダム
頭頂高:19.86m/本体重量:32.7t/主なパイロット:ジュドー・アーシタ
主な登場作品:TV「機動戦士ガンダムZZ」
■作品解説
1986.3.1~1987.1.31放送 全47話。
「ガンダムZZ」は前作「Zガンダム」の直接的な続編であり、数ある宇宙世紀シリーズの中でも独特のカラーを持っている。アムロやカミーユとは全く異なった性格の主人公ジュドー、ガンダムチームの結成やセイラの登場など、話題の多い作品だった。
■機体解説
エゥーゴとAE(アナハイム・エレクトロニクス)社が推進する「Zプロジェクト」によって開発された10番目の試作MS。コア・トップ、コア・ベース、コア・ファイターの3機が合体することでMSとなり、また、Gフォートレスと呼ばれる重戦闘爆撃機形態への変形も可能である。頭部ハイメガ・キャノンなど、大出力のビーム兵器を複数装備しており、当時屈指の戦闘能力を誇る。
[メモ]
前出のVOL.10ではZZガンダムと呼称されていたが、COMPLEXではダブルゼータガンダムと記録されている。
GA3にバリエーションはなく、左腕のウイングシールド上に「AE:ANAHEIM ELECTRONICS」のロゴがプリントされたものとなっている。ダブルゼータは体格も大きくバックパックも巨大であるため、ゴールド・シルバーではマテリアル感が強調され、屈指の見映えとなっている。これが純金だったら相当な価格になるだろうに・・・。
 ダブルビーム・ライフル  レア度★☆☆☆☆
 ダブルビーム・ライフル(ゴールド)  レア度★★★☆☆
 ダブルビーム・ライフル(シルバー)  レア度★★☆☆☆
 GA4 LM312V04 ヴィクトリーガンダム 
LM312V04 ヴィクトリーガンダム
頭頂高:15.2m/本体重量:7.6t/主なパイロット:ウッソ・エヴィン
主な登場作品:TV「機動戦士Vガンダム」
■作品解説
1993.4.2~1994.3.25放送 全51話。
映画「機動戦士ガンダムF91」から30年後の世界を舞台とした作品。主人公のウッソは、MSパイロットとしては最年少である。この作品ではガンダムを単純に兵器としてではなく、自由を象徴するMSとして登場させるなど、様々な試みが行われている。
■機体解説
リガ・ミリティアが開発したマルチプル(多機能)MS。高出力ジェネレーターとほぼメンテナンスフリーなのではないかと思わせる程の優れた整備性が特徴で、ミノフスキー・フライト・システムを採用し、空力的な揚力やスラスターなどの推力に頼らずに機体を浮遊させることが可能。機体は3つのパーツにより構成され、状況に応じて形態や戦術を変更することができる。
[メモ]
ヴィクトリーガンダムもDX4当時のVガンダム表記から変更されている。なおDX4ではボトム・ファイターとのコンビネーションであったため、金型は同じだがMS単独では初のガンコレ化といえるかもしれない。なお今回はビーム・サーベル装備のバージョンは製造されず、GA4はビーム・ライフル装備のものだけになる。その代わり左肩アーマーにユニコーンマークが追加印刷されているのだが、これはカミオン隊のエンブレムである。(そうすると本機は物語後半のマーベット搭乗機か?) ちなみにウッソ・エヴィン(Uso.Ewin)のパーソナルエンブレムはユニコーンではなくペガサスにイニシャル“U.E”を意匠化した図柄となる。
※ウッソのUは ¨ のついた“ウー・ウムラウト”
 ビーム・ライフル+ビーム・シールド  レア度★☆☆☆☆
 ビーム・ライフル+ビーム・シールド(ゴールド)  レア度★★★☆☆
 ビーム・ライフル+ビーム・シールド(シルバー)  レア度★★☆☆☆
 GA5 GF13-017NJ シャイニングガンダム 
GF13-017NJ シャイニングガンダム
頭頂高:16.2m/本体重量:6.8t/主なパイロット:ドモン・カッシュ
主な登場作品:TV「機動武闘伝Gガンダム」
■作品解説
1994.4.1~1995.3.31放送 全49話。
「ガンダム」生誕15周年を記念して作られた作品。宇宙世紀とは全く違う未来世紀の世界、ガンダム同士の格闘等、旧作のイメージを一蹴して新たなガンダムとして独特の世界観を構築。スピーディーで力強いストーリー展開と、アニメとして文句なしの面白さで人気を博し、大ヒットとなった。
■機体解説
ネオジャパン所属のMF(モビル・ファイター)。感情をエネルギー化するシステムが組み込まれており、GFの心身の状態に応じて「バトルモード」さらに「スーパーモード」へと変形していく。必殺技は「シャイニングフィンガー」さらに、ビームソードを使ったシャイニングフィンガーソードというバリエーション技も持つ。
[メモ]
Gガンダムからはシャイニングガンダムがスーパーモードのシャイニング・フィンガー発動状態で登場だ。開放されたショルダーアーマーの隙間から覗く金色フレームが煌く、歌舞伎テイストの美しさが見どころだ。
GA5では左肩にキングオブハーツの紋章が描かれている。ちなみに初出のNEO2でも金色塗装ver.がハイパーモードとして作成されていたが、当時はシャイニングフィンガーがクリアパーツそのままに生かしていたのに対し、GA5ではあくまでゴールドver.なので掌も金色塗装とされ、ゴールド塗料の色合いも当時とは異なる。
 シャイニング・フィンガー  レア度★☆☆☆☆
 シャイニング・フィンガー(ゴールド)  レア度★★★☆☆
 シャイニング・フィンガー(シルバー)  レア度★★☆☆☆
 GA6 XXXG-01W ウイングガンダム 
XXXG-01W ウイングガンダム
頭頂高:16.3m/本体重量:7.1t/主なパイロット:ヒイロ・ユイ
主な登場作品:TV「新機動戦記ガンダムW」
■作品解説
1995.4.7~1996.3.29放送 全49話。
Gガンダムに続き、宇宙世紀ではない作品ではあるが、「機動戦士ガンダム」を彷彿させる重厚な物語と主人公に美形のキャラクター5人を配したことで、従来のファンのみならず、女性ファンに圧倒的な支持を受けた。この人気を受けて、オリジナルビデオシリーズとして後日談が製作された。
■機体解説
主にヒイロ・ユイが搭乗する可変MS。バードモードと呼ばれる飛行形態に変形することが可能で、高々度から海面下まで、通常のMSとは比較にならないほど広大な活動領域を誇る。頭部バルカン砲、胸部マシンキャノン、ビームサーベルなどのほか、コロニーをも一撃で破壊するバスターライフルを主武装としている。
[メモ]
GA6ウイングガンダムはNEO3からのリバイバル。バリエーションとしてバスターライフル装備のほかにビームサーベル装備が用意されているが、ビームサーベルは1/144のレアアイテムだ。ただしGA2ゼータガンダムのロングビーム・サーベルと同様に「シークレットではない」レアである。
ところでCOMPLEXシリーズでは、既出アイテムの場合、新たなオリジナルマーキング印刷が追加されるというボーナスが付けられているのだが、ウイングガンダムだけは追加マーキングがない。これはガンダムWの5機はそれぞれ単独に行動する者たちであり、ウイングガンダム(ヒイロ)にもパーソナルエンブレムと呼べるようなデザインが存在していないためだと思われる。それでもガンプラRG等のようなシールドの“XXXG-01W”ロゴがあってもよかったのに、と思う。
 バスターライフル  レア度★☆☆☆☆
 □ ビームサーベル  レア度★★★★
 バスターライフル(ゴールド)  レア度★★★☆☆
 バスターライフル(シルバー)  レア度★★☆☆☆
 GA7 GX-9900 ガンダムエックス 
GX-9900 ガンダムエックス
頭頂高:17.1m/本体重量:7.5t/主なパイロット:ガロード・ラン
主な登場作品:TV「機動新世紀ガンダムX」
■作品解説
1996.4.5~1996.12.27放送 全39話。
宇宙世紀のキーワードの1つであった「ニュータイプ」を新たな観点で巡る物語。戦争が最悪の形で終わった世界で、かつてニュータイプであったジャミル、ニュータイプとなってしまったティファ、そして主人公のガロードの三人を軸に、「ニュータイプと人類の革新」というテーマを追い求める。
■機体解説
第7次宇宙大戦時に旧連邦軍が決戦兵器として開発したMS。NT能力を増幅する“フラッシュ・システム”と、月面のマイクロウェーブ送信施設からの高出力エネルギーを使う“サテライト・システム”を搭載し、一撃でコロニーを撃破可能な“サテライト・キャノン”を装備する。終戦から15年間封印されていた機体をガロード・ランが起動させた。
[メモ]
COMPLEXの前年発売のDX5では後継機ダブルエックスガンダムがG-ファルコンとの合体状態で登場していたが、ガンダムエックスは今回が初のガンコレ化である。特徴的な背部のリフレクターユニットは月面の太陽光発電システムから照射されるスーパーマイクロウェーブを受取るもので推進力のほかサテライトキャノンのエネルギー源にも使われる。
GA7ガンダムエックスの武装は攻防一体式のシールドバスターライフルを持ち、背後にサテライトキャノン/大型ビームソードを装備した状態となっている。なおゴールドver.は1/144のレアアイテムだ。
 シールドバスターライフル+サテライトキャノン  レア度★☆☆☆☆
 シールドバスターライフル+サテライトキャノン(ゴールド)  レア度★★★★
 シールドバスターライフル+サテライトキャノン(シルバー)  レア度★★☆☆☆
 GA8 WD-M01 ターンエーガンダム 
WD-M01 ターンエーガンダム
頭頂高:20.0m/本体重量:28.6t/主なパイロット:ロラン・セアック
主な登場作品:TV「∀ガンダム」、映画「∀ガンダム地球光/月光蝶」
■作品解説
1999.4.9~2000.4.14放送 全50話。
様々な戦争が黒歴史として封印されて長い年月が過ぎていった・・・そして“正歴”2343年、かつての文明すら忘れてしまった地球人類と、いつの日か地球へ帰ることを願っていた月人類が接触する・・・シド・ミードによるメカニカルデザインや、斬新な世界観が話題を呼んだTVシリーズ。
■機体解説
ビシニティ近郊に祀られていた石像“ホワイトドール”より出現。表面は自己修復機能を持つ“ナノスキン”で覆われ、“IFB(アイフィールド・ビーム)駆動”によって稼働する。コクピットは分離して“コア・ファイター”に変形する。主なパイロットはロラン・セアック。ナノマシンの奔流“月光蝶”で過去に文明を滅ぼしたため、黒歴史に封印されていた。
[メモ]
ついに、おヒゲのガンダムがガンコレ界に降臨!ガンダムシリーズの“黒歴史”との呼び声も高い(?)「∀ガンダム」から、シド・ミードデザインのターンエーガンダムが登場だ。なお“∀”とは数学論理学で「全称記号」と呼ばれる「全ての」という意味の記号であり、本来はターンエーとは呼ばれていなかったが、本作品放映以降は一般的にも「ターンエー」と呼ばれるようになったものである(いまやPC入力でも一発変換される!)
。世界を変えるガンダム、すごいね! ちなみに“∀”に対し、「ある」を意味する「存在記号」は“∃”だが「ターンイー」とは言われない(笑)
GA8はビームライフル/シールド装備の1種のみ。でもこのシールド形状はどうみてもゲルググだよね。
 ビームライフル  レア度★☆☆☆☆
 □ ビームライフル(ゴールド)  レア度★★★★
 □ ビームライフル(シルバー)  レア度★★☆☆☆
 GA9 GAT-X105+AQM/E-X01 エールストライクガンダム 
GAT-X105+AQM/E-X01 エールストライクガンダム
全高:17.76m/本体重量:85.1t/主なパイロット:キラ・ヤマト
主な登場作品:TV「機動戦士ガンダムSEED」
■作品解説
2002.10.5~2003.9.27放送 全50話。
21世紀初のガンダムのテレビシリーズ。「機動戦士ガンダム」をオマージュさせる展開と緻密な世界観がアニメファンのみならず、若年から大人まで幅広い層に絶大なる人気を受けた。この人気を受け続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が放送される。
■機体解説
極秘裏に開発されていた地球連合軍初の5機のMS「GAT-Xシリーズ」の1機。ザフトによるガンダム奪取作戦の際、偶然居合わせたキラ・ヤマトにより難を逃れ、以後彼をパイロットとする。PS(フェイズシフト装甲)やストライカーパックなどにより、様々な戦況に対応できる高い汎用性を獲得した。
[メモ]
GA9エールストライクGはVOL.3のものと同じデザインのものである。ちなみに同機はVOL.4にもそっくりなポージングで登場しているが、左腕部分だけが違っている。VOL.3のものはCOMPLEXと同じくシールド装備だが、VOL.4のものはシールドなしで肘を曲げたガッツポーズをしている。(ボディその他は共通金型と思われる。)
GA9はビームライフル/シールド装備で、ボーナスマーキングとして左肩アーマー部に地球連合(O.M.N.I:Oppose Militancy & Neutralize Invasion)のエンブレムがプリントされている。
 ビームライフル  レア度★☆☆☆☆
 □ ビームライフル(ゴールド)  レア度★★★☆☆
 □ ビームライフル(シルバー)  レア度★★☆☆☆
 GA10 ZGMF-X56S/α フォースインパルスガンダム 
ZGMF-X56S/α フォースインパルスガンダム
全高:18.41m/本体重量:78.3t/主なパイロット:シン・アスカ
主な登場作品:TV「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」
■作品解説
2004.10.9~2005.10.1放送 全50話。
「21世紀初のガンダムのテレビシリーズ」である「機動戦士ガンダムSEED」の続編。前編のラストから約1年半後の物語。戦争を止めたい少年たちと、止めたくない理由のある大人たち・・・。不穏な世界情勢と見事にリンクしたリアルなストーリーは幅広い層に熱狂的に支持された。
■機体解説
ザフトが開発した「セカンドステージシリーズ」と呼称される新たなMS群の1機。シルエットシステムと呼ばれる武装換装システムの採用により様々な戦局に対応することが可能となり、このフォースシルエットは高機動戦闘を想定した装備で、無重力、重力下を問わずその機動性を発揮する。
[メモ]
SEED DESTINYの代表はフォースインパルスガンダムとなった。物語後半にシン・アスカは作品タイトルの名を冠するデスティニーGに乗換えることになるが、デスティニーGはCOMPLEXでの代表選考から落とされてしまった。ストーリー上、主人公格であったシン(デスティニーG)のほうが悪役的な立ち回りとなりラストではキラ(ストライクフリーダムG)との決戦となっていったことが影響したのだろうか。
GA10はVOL.10登場のフォースインパルスGと同じビームライフル/シールド装備のもので、左肩アーマーにザフト(Z.A.F.T:Zodiac Alliance of Freedom Treaty)マークが追加プリントされている。
 ビームライフル  レア度★☆☆☆☆
 □ ビームライフル(ゴールド) レア度★★★☆☆
 □ ビームライフル(シルバー)  レア度★★☆☆☆
 GA11 GN-001 ガンダムエクシア 
GN-001 ガンダムエクシア
頭頂高:17.77m/本体重量:57.23t/主なパイロット:刹那・F・セイエイ
主な登場作品:TV「機動戦士ガンダムOO」
■作品解説
2007.10.6放送 
※2007.10.6~2008.3.29、2008.10.5~2009.3.29放送 (全50話)←発売当時未放送のためミニブックへの記載なし
この世界の300年後という現実と地続きのリアルな世界観を持った新たなるガンダム。西暦2307年、「武力による戦争の根絶」を掲げる私設武装組織ソレスタル・ビーイング。彼らはモビルスーツ「ガンダム」で、世界にクサビを打ち込む!
■機体解説
ソレスタル・ビーイングの所有するガンダムの一機。機体中央に搭載された「太陽炉」から発生するGN粒子により、無限に近いエネルギーと、驚異的な運動性能を実現している。エクシアは、特に近接攻撃を得意とし、それぞれ能力の違う7種類の剣を装備する。ミッションに合わせた特殊装備も多数存在する。
[メモ]
ガンダムエクシアは、TV「ガンダムOO」放映に先行してCOMPLEXに投入されたものである。それ故にミニブックの作品解説欄には「2007.10.6放送」と第1話放送開始予定日だけが記載されていた。
GA11はアニメ製作段階の設定画から起こしたデザインでの最速立体化であったためか、武装が一切ない素体状態でのポージングとなっている。なお、これと同型のクリアバージョンとフルカラークリアバージョンが存在しているが、クリアver.はガンダムOO先行試写会の参加記念品として配布されたもの、フルカラークリアver.は雑誌「ケロケロエース」の付録として封入されていたもので、公認アイテムではあるがCOMPLEXには入っていない。(クリア2体の記事はこちらを参照)
 □ 装備なし  レア度★☆☆☆☆
 □ 装備なし(ゴールド) レア度★★★☆☆
 □ 装備なし(シルバー)  レア度★★☆☆☆
 クリアver.<イベント限定品>  レア度★★★★
 フルカラークリアver.<マガジン付属品>  レア度★★★☆☆
 GA12 MSZ-006 ウェイブライダー 
MSZ-006 ウェイブライダー
頭頂高:19.8m/本体重量:28.7t/主なパイロット:カミーユ・ビダン
主な登場作品:TV「機動戦士Zガンダム」、映画「機動戦士ZガンダムⅠ・Ⅱ・Ⅲ」
■作品解説
1985.3.2~1986.2.22放送 全50話。
ガンダムブームによる爆発的な人気を受けて製作されたシリーズ第2弾。前作から7年後の物語として、主人公も全く新しいキャラクターで描かれ、当時の続編の概念を見事に覆した作品だった。その後2005年に劇場版3部作が公開され話題となった。
■機体解説
ゼータガンダムは、大気圏突入や長距離を移動する際に変形してウェイブライダー(WR)となる。WRとは、機体下面に発生する圧縮波に波乗り(ウェイブ・ライド)することで大気圏突入を可能とする。さらにゼータガンダムは大気圏内での“飛行”も可能で、WR形態時にはもう1機のMSを運搬するほどの推力を発揮する。
[メモ]
COMPLEXのセレクションでは、08小隊、逆襲のシャア等のOVAや劇場用作品は見送られ、TV放映作品に限定していたため、OA直前の「OO」を含め発売当時(2007)までに放映されたTVシリーズ計11作品から選定された(ガンダムUCが世に出るのはこの1年後のことである)。 そこでCOMPLEXのラストナンバーGA12は、スペシャルボーナスアイテムという意味でだろうか、Zガンダムのウェイブライダー形態が抜擢された。
GA12ではVOL.10のウェイブライダーと同じもので、テールスタビライザー部分に「AE:ANAHEIM ELECTRONICS」のロゴが追加プリントされている。なおGA12のミニブックでは、武装はロングビーム・ライフルとされているが、
VOL.10では単に「ビーム・ライフル」と呼称されていたものと同じ武装である。
 □ ロング・ビームライフル  レア度★☆☆☆☆
 □ ロング・ビームライフル(ゴールド)  レア度★★★☆☆
 □ ロング・ビームライフル(シルバー)  レア度★★☆☆☆