横浜から東名高速→東名阪高速→伊勢自動車道 →伊勢二見鳥羽ラインと乗継いで走ること450km。 夜明前に出発した甲斐あって、渋滞にもあわずに約5時間で到着。 脇目もふらずにやって来ました。二見シーパラダイス! 駐車場に車を止めると、大きな大きな せいうちくんのポスターが出迎えてくれました。 このせいうちへの入れこみようを見れば、 いやが応にも、期待が高まるというもの。 いざ! しゅっぱーつ!! |
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どかーん! と、いきなり登場のせいうちくん×2。 こういう状況になったのは、10:45に到着したばかりなのに 11:00から1回目のせいうちショーがあるとのことで、 全ての展示を無視して、一目散に会場へ・・・。 とは言っても、ここ二見シーパラは駐車場と同程度の敷地しかなく、 焦る必要もなく、瞬時に海獣広場に到着。 それでも、親子連れにいい場所を取られてなるものかっ! との意気込みで、とりあえずまん中付近の好位置をキープした。 そして、いよいよ始まった「せいうちのコミックショー」。 その冒頭の入場直後が上の写真だ。 いやー、近くで見るせいうちは、やっぱりでっかいなぁー。 |
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はーい、まずはみなさんにご挨拶でーす。 さ、どうぞ。 う・・・う゛お゛ーーん。 なんじゃ、そりゃ? |
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挨拶に続いては、元気なウッチーくんとウーボーくんのショーの開始でーす。 はい、みなさん拍手ー。(左) ぱちぱちぱちぱち・・・。 ウーボーくんは、お得意の投げキッスでーす!(右) 「しゅポン!しゅポン!しゅポン!」 あははは、ほんとにシュポンって音を出すんだね(笑)。 |
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ウッチーくんとウーボーくんが、近くに行きましたら 体に触ってみてくださーい。 お、待ってました! 触っていいんだなっ?! さーこい、さーこい! |
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こっちにウーボーくんが来た! んじゃ、失礼して・・・と。 むぎゅ。 おぅおぅおぉーう! ちょっと予想をくつがえす感触! 遠目には、象のような硬いゴワゴワした皮膚を想像していたが、 どっこいこいつは、柔かいぞ。 というよりも、1〜2mmくらいの短くて柔かい毛がびっしりと生えているのだ。 水の切れも良いらしく、思ったより乾いていて温かである。 肉の感触は・・・。 人間の背中に近い・・・かな? ちょうど、体格のいい友達の背中をバシバシ叩いたときの感覚。 あぁ、感動であーる。 せいうちに触れるなんて! |
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ぜひ、こんな風に頭やおひげにも 触ってみてくださーい。とな? いやぁ、ここのせいうちくんは おとなしくていい子だねえ。 ちなみに、瞳が白い方がウッチーくんで、 茶色い方がウーボーくんです。 不思議なことに、ウッチーくんの瞳は ぜーんぶまっ白いんだよ。 白内障とは違うだろうが。 |
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それじゃ、ちょっとごめんね・・・。 おおお!(さっきから驚きの連続ばかりだが)おーおーおー!! せいうちのひげはプラスチックだ?!(嘘) でも感触は本当にそんな感じで、ゴワゴワと言うよりも「バリバリのびよーん」である。 もっとわかりやすく例えれば、スパゲッティの乾麺だ。 しかも径1.7mmで茹で時間が11分かかるような太麺の。 |
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ウッチーくんは、やさしいね。 小さい子にも怖がらないように頭を向けて 「ほーら、さわってごらん?」 |
ウーボーくんは、目の前でいきなり 「こりゃまいったねーどうも、ぺし。」 という芸をしてくれました。あはは、ぺし。 |
はい、そのとおりですよ。 せいうちが感染しないように、消毒液を撒いたからね。 |
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コミックショーのクライマックス! せいうちくんからのプレゼント〜限定1名様(ただし、美人のおねえさんに限る) 貴女は両側から迫るスパゲッティに耐えられるか・・・?! ぶちゅー。 ダブルキッスだー!! ぶちゅー。 きゃーーーーーーーーーっ! |
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「一緒に記念写真を撮ろうよ。」 「お、なんだ?おまえもせいうちか?」 |
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・・・ということで、ウーボーくんとのせいうちツーショット。 たくさんのお客さんの中でも、肩を組んでの写真は私・きゅうきゅうだけでした。 なんでみんな怖がるのかなぁ。こんなにおとなしいのに。 ウーボーくんも、しっかりカメラ目線になってます。はい。 |
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こちらは、ウッチーくんとの写真。 ウッチーくんが頬摺りしてくりました。 うへへ・・・。 |
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よっ、元気?! ばしばし。 飼育担当のお兄さんもタジタジ? よっぱらいオヤジの 「もう一軒いこー、もう一軒」 に似てなくもないぞ。 ばしばし。 |
えー、もう帰っちゃうの? 惜しまれながらの退場。 後鰭も使って、器用に歩いてますね。 |
ウーボー&ウッチー代わり登場したのは 元気な男の子、たいようくん! かーわいー!! まだ1歳ちょっとのこきゅう(子供せいうち)なので、牙もまだないのだ。 |
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こきゅうのくせに、ちゃんと同じ芸を?! はーい、たいようくんの投げキッスでーす。 「きゅぽん!きゅぽん!」 あははは!音もかわいいぞ! |
「ねぇねぇ、おさかなちょうだい?」 おねえさんにおねだりしてみました。 やっぱり甘えん坊みたい。 |
「いえーい! また来てねー!」 一生懸命に手(鰭?)を振ってくれました。 ∩型の口が、がんばってる様子を表してますね。 キミは100点です! |
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ふー。 ショーも終って、一休み・・・と。 プールに戻ったたいようくんは、なぜか立泳ぎの 姿勢のまま、のんびり・ぷかぷかしていました。 よく見ると、目を閉じてうとうとしているみたい。 ちなみに、この姿勢で浮いているせいうちを 見るのは、まったく初めてですな? そーっとアクリル越しにカメラを近づけると 目を開けてこっちを見てくれました。 「はっ、寝てました。」 いいんだよ、そのまま寝てて。 授業中じゃないんだから。 |
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こちらは、ひまわりちゃん。 小さな女の子です。 たいようくんよりも、ちょっと若いのかな? 眉間にシワをよせて、悲しそうな顔で プルプルと震えているのは、 はぐれたママの夢を見ているのか・・・。 鰭をちぅちぅと吸いながら眠っています。 まだまだ赤ちゃんなんだ。 |
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くかー。 やっと、寂しい夢から開放されたみたい。 くーくーと寝息が聞こえてきそうな 無防備な寝姿だね。 お客さんも、そーっと、そーっと。 |
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こちらでは、ウッチーくんがすーいすーい。 せいうちの息継ぎって、豪快だなぁ。 ぶしゅーって、ぶしゅーって。 背泳ぎみたいな格好になったときに、 水面から鼻と口だけ出して呼吸をするのだな。 (奥の子供プールでは、たいようくんがぷかぷかしてるし ひまわりちゃんも相変わらず寝てるし・・・) |
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せいうちショーに続いては、ミナミゾウアザラシのステージです。 ここ二見には、通称「あかんべぇアザラシ」との呼び名どおり あかんべぇをするミナミゾウアザラシがいます。 (もちろん、触ることもできますよ) 上の写真は、桜子ちゃんです。 |
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ミナミゾウアザラシは、非常に体が柔かいので こーんなに反っても、だいじょうぶ。 力むと小さい尻尾が立つのだね。ぴょこ。 |
バケツの中のものをおねだりギョ。 中身は、アジとかシシャモとかの おいしいおサカナでしょ? |
こちらは、ちょっとお姉さんの丸子ちゃん。 ナゼか色っぽい横座り・・・。 |
喜色満面(はぁと)。 それにしても、でかい目ん玉だぁね? |
つぎのショーまでの時間、ゴマフアザラシを見てましょか。 プールに近づくと、あざらしくんも寄ってきた。 「ショーはまだだよ・・・?」 と言いたげな、眠そうな目がなんとも・・・のんきだね。 |
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それではお待ちかね。ゴマちゃんタイムのはじまりはじまりー。 まずはご挨拶。 はい、おじぎー。 向って左がエリくん、右がワインちゃんでーす。 |
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はい皆さん、拍手、拍手ー。 ぱちぱちぱちぱち。 びちびちびちびち。 |
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最初は、エリくんの輪くぐりでーす。 「んじゃ、行くか。」 水中で助走(泳?)をつけて、えいっ。 どぼーん。 ・・・って、ジャンプしたっちゅうよりも 輪っかでアザラシをすくったような・・・。 なに? 「細かいことは、気にするな」てか? ・・・まあ、いいけど。 |
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「次は、ちゃんとキメるぜ!」 エリくん今度はフリスビーキャッチに挑戦。 犬にできてアザラシにできないこたぁナイ! 「はぐっ。 おりゃー、どうでいっ?!」 はいはい。ナイスキャッチですよ。 え、それだけですか? |
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「まったく、エリはしょうがないわね。」 と、登場はワインちゃん。 「ここは私が、芸術を魅せてあげるわ。」 ぷっぷかぷーー。 ハーモニカは素晴らしい・・・ですが・・・、 鼻息で吹いてませんか。 「んふー。」 |
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「以上、ショーはおしまい! ・・・え、そんだけかって? むー、ナマイキな。 ちょっと脅かしたろぅか? えーい!」 うわっ、本当に驚いた。 |
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ワインちゃんです。 ぽにゅぽにゅしてて、かわいいな! 陸にあがったあざらしって、前から見ると大福みたいなシルエットだね。 ってことは、これはゴマ大福? 白いのは雪見大福・・・だな。 |
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ワインちゃんの横顔。 わりと端整な顔立ちをしています。 そうそう、あざらしだから耳たぶがないでしょ? |
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おまたせの、ふれあいタイム。 一列に並んでね。(こらっ、後ろから触るな!) 「もきゅ?なんかくれるの?」 いや、あげないんだけど・・・。 ごめんして、背中にそっとタッチ。 むにゅぅ。 おー、柔かい。テンダネース! せいうちよりも、むにゅむにゅ。 気持ちいい感触ぅ。 |
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かわりに、飼育のお姉さんから シシャモをもらったぎょ。 「あーん。」 おおっ、首が伸びたぞ?! |
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モデルさーん、こっちに目線くださーい。 白目のない茶色の瞳がきれいですね、おぜうさん。 |
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ぷかぷかゴマフ。 ワインちゃんとチーズちゃんの なかよし姉妹です。 |
あざらしの前鰭。 体型に似合わぬ鋭い爪がついている。 氷をかくためにあるんだけどね。 |
ぐったり。 死んでいる訳じゃありません。 念のため。 |
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一日シカトされ続けて、イルカが いじけてるので、ちょっとだけ ボールで遊んであげた。 こう見ると、イルカもかわいい。が、 やっぱりせいうち・あざらしが・・・(後略) そして写真も1枚だけ。 |
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あっいうまに時は過ぎてもう夕方、名残りを惜しみつつもシーパラを後に。 お土産(もちろん自分用)には、なにかグッズを・・・と探し、決定した品々がこれ。 左は、せいうちの絵があるだけなんだけど、その意気(?)に感じて購入。 中身は、チョコを塗った一口サイズのケーキでした。 右上は、あかんべぇアザラシのストラップマスコット。 ビーズのストラップ部分は外して、単体で取付けてます。なかなか好評。 右下は、希少なせいうち&あざらし親子ピンズ。 |
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せっかく伊勢まで来たのだから と、伊勢神宮参り。 ついでと言っちまうと失礼なんですが、あくまでも今回の旅の目的は せいうち探訪であって、もともと他に目的はナイ。 だから、無計画にお参り。 これからもせいうちと仲良くできますよーに。 さらについでに、内宮の参道で伊勢うどんを食す。 実は、伊勢うどんは初めていただきました。 汁がない(ないわけではないが、タレというのが近い)のに、びっくり。 でも、みたらし団子みたいでおいしい。 しかし、ここで無計画さが裏目に。 伊勢名物と言えば、赤福。 赤福本店で「赤福氷」なる幟を見つけたが、 夕刻であったために先にお参りをしたのがウンのつき。 戻ってきたときには、ちょうど閉店した直後であった・・・。 うきー、赤福氷!あかふくこおりー!くわせろぉー! 悲しみの叫び声とともに、日は暮れていった。 |
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夜は、職場提携の保養施設(のようなホテル)に宿泊。 グルメプランなるものを予約しておいたら、 伊勢エビがまるまる出てきた! サザエの刺身も! 赤福氷の(まだ言うか)ことも忘れて、せいうち大喜び! で、思わず記念撮影をしてしまう、と。 明日も楽しみです。 |
追記: 03年5月、たいようくんは天国に召されました。 死因は腸捻転ということです。 元気なこきゅうで、将来が楽しみだったのに残念です。 慎んでご冥福をお祈りします。 この訃報の後、半年とたたない03年10月、さらなる悲報が届いてしまいました。 ふれあいショーのアイドルコンビのうちの1頭、ウーボーくんが急逝されたとのことです。 ウーボーは享年14歳、まだまだこれからという若さで、非常に残念でなりません。 直接原因としては心臓系に問題があったようですが、突然の、しかし安らかな逝去だったと聞きます。 人の言葉を聞くのが上手な彼は、「おーい、ウーボー!」という呼びかけにすぐ反応して 「うおっ?!」と言いながら振り向いてくれたものでした。 ふれあいという思い出をありがとう。 君と一緒に撮った写真は、一生の宝物です。 たいようくんと共にせいうちの星となって、日本のせいうちたちを見守ってやってください。 慎んでご冥福をお祈りします。 横浜せいうちランド |