(C)The 14th.moon 大阪入りした隊長は、途中、いつもの「お好み焼・ゆかり」に立ち寄ってオムそば(大盛)をやっつけつつ、 地下鉄を乗り継いで天満橋駅に降り立った。 目の前の谷町筋を歩くこと数分、交差点を曲がると 通り沿いの壁面に写真のようなポスターを発見。 おお、目的地はもう近いぞ?! |
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ここが本日の目的地、The 14th MOON。 迷わずに辿り着けたぞ。 でも注意深く探しながら歩かないと、つい通り過ぎてしまいそうになる。 ちょっと狭い間口の建物は、ギャラリーというよりは ちょっとした小物店のような佇まいだ。 でも、店先(?)にはセイ!ウチ展のミニポスターと 「この奥にて開催中 御自由にお入り下さい。」との看板が。 まだお客さんはいないみたいだけど、もう入ってもいいのかな? |
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おそるおそる中を覗いてみると(←せいうちは狭いところに入るとき 物を踏み壊したりしやしないかと、いつもびくびくしているのである)、 「どうぞ、どうぞ!」と明るく招き入れていただいた。 ほっとして見回すと、うぉっ! 早くもせいうちグッズがいっぱい! 左壁には、チチ松村氏のセイウチグッズ・コレクションが陳列されている。 たはは、しかしよく集められたもんですなぁ? これはせいうちランド所有物に匹敵する品揃えですよ〜。 ・・・中には、隊長ですら見たことのないグッズまでもが?! |
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右壁には、参加アーティストによる絵画やイラストが飾られていた。 それぞれ作家さんの個性が現れているというか、実にバラエティ豊か。 やわらかい色遣いに「ほんわ〜」としてしまう和み系の作品から、 思わずニヤリとさせられるシャープな作品まで、いろいろある。 しかし、さすがプロの作品だなぁと思ったのは、色塗りの上手さ。 だって素人がやろうとすると、必ずムラになっちゃうんだもん(*o*) |
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ちょっと狭い通路(絵が飾ってあるところ)を奥に抜けると、おや、意外と広い空間が。 通常はティールームとして営業している場所でしょうか。 だが、今日はいつもとチガウのよん。 全方向、全壁面にはセイウチ関連作品で埋め尽くされているのだぁっ! セイ!セイ!! 例えばどんなモノが出品されていたか、ざっと紹介すると、絵画のほかに ☆彫金細工のブローチ・ペンダント ☆会員バッジ(なんの会だ?せいうち会?) ☆焼き物(壺、文鎮、置物など) ☆バナナ携帯帽子セイウチタイプ ☆フード付きセイウチパーカー ☆緑と赤のセイウチカップめん ☆セイウチかぶりモノ(男の子&女の子) ☆セイウチフィギュア(シチュエーション・ジオラマ風) ☆製図ポスター(パーツ毎に切り分けると立体セイウチに組立可) ☆セイウチ姿寿司ハタハタのせ(?) ☆グラスファイバーで光るセイウチひげ ☆セイウチノウチ(セイ内田宅) ☆空に浮かぶセイウチの家 ☆セイウチマンが釣れる釣竿セット ☆ウォータークーラー(水浴びするセイウチつき) ・・・等々。 しかし、皆さんいろいろ考えるよねっ。(笑) |
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全ての作品をご紹介したいのですが、そこはそれ、「大人の事情」というのがあるので、ロングショットだけね。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ |
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さてさて、今日は中日(「ちゅうにち」じゃないよ、「なかび」だよ)ということで、 予告どおり、主宰のチチ松村さんが登場! 「最近のマイブームはセイウチ」と言われるだけあって相当な凝りよう。 なんとTシャツまでせいうち図柄! 自作ですかー? そして、ギャラリーの一角にテーブルを設置して、鑑定大会の開始〜! 持ち寄られたせいうち関連グッズに、チチさんも「おお〜」と感動しきり。 |
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あれよあれよという間に、この行列が! (皆さん鑑定待ち。) いつのまにか、ギャラリー内はお客さんでいっぱいになっていた。 いやー、すごいぜぇ〜。 せいうちでこんなにも集客できるとは。 お客さんが持ってきてくれたセイウチグッズも多種多様で、 おなじみの水族館おみやげから、すばらしいオリジナル作品も。 和風のせいうち型お手玉(?)、かわいいイラストのセイうちわ、 果ては5人揃いのセイチチ(セイウチ+チチ松村)Tシャツまで! むむむ、ヤルなぁ〜。 これは負けてらんないきゅう? |
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今回、せいうちランドから持ち込んだ鑑定依頼品は、こちら。 せいうち神社奉納の御神兜(バイク用ヘルメット)と同デザインで 御神兜の武闘版ともいうべきアメリカンフットボール用ヘルメット。 仮想チーム「横浜ウォーラス」のヘルメットという設定ですよ。 そういうワケで、今日はアメフトのいでたち(コスプレ?)で登場なのだ。 ヘルメットを着装した状態で、チチさんと記念写真を撮らせてもらったよ!
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そこへ突然現れた、巨大生物! だ、だれだチミはっ?! ってゆーか、いま表の道路から入ってきたでしょ、ねえ。 どっから来たん? |
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なんと急に始まったのは、セイウチの餌付けショー(笑)だった! 魚を与えると、どんどん食べるぞ。(←口の中にちゃんと袋がある) |
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やたら愛想のいいヤツ。 表情もなんか楽しそうだ。 短い足(後ヒレ)で“しょしょしょ”とすり寄ってきては握手を求めてくる。 ・・・なお、きゅう隊長にはおナカをすりすりしてくれました。 同類ってわかったんだね。 |
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「どうも、こんにちは〜。ちょっと見せてください〜。」 うを、ギャラリー奥まで入ってきた! |
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「ほほぉー、これはイイ出来ですねー。」 じぃーっと見てるよ、見てる! |
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あとで、試着をさせてもらっちゃった。 ・・・でけー顔!(^o^) でも驚いたことに、思ったより視界が広ーいのね。 ネタばらししちゃうと、実際に中から外を見るのは目の部分ではなく ヒゲ(?)の部分。 鼻を中心にしたブラウンの色が違う部分全体が 目の粗いスポンジ状の生地で作られていて、外を透して見えるのだ。 こういうの、せっかくだから水族館のイベントとかで使ってもらいたいよね。 全国のせいうち飼育館さん、いかがですかぁ?!(販売可、だそうですよ。) |
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★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ そんなセイウチ三昧に浸っているうちに、もう閉展の時間が迫っていた。 へ? もう5時間近くもここにいるの? うそーん。 はじめはドキドキしながらの来訪であったのに、チチさんのセイウチ好きっぷりにすっかり意気投合してしまい、 「どこの水族館がお勧め?」とか「どのセイウチが日本で一番大きい?」など、せいうち談義に花が咲き、 すっかり長居をしてしまいました。 (気がつきゃ開館から閉館まで通しで居たという・・・m(_ _)m) ああ、楽しい一日だった! すっかり日も傾いた大阪の街を後にして、満足げに新幹線に乗り込む探検隊であった。 (もちろんその前に新世界で串カツを30本ほどやっつけたのは言うまでもないが。) いやぁ、しかし「セイ!ウチ展」は面白かった! ぜひ次回も開催してほしいところですが・・・そこで提案! チチさんとも話していたのですが、「こういうイベントを、セイウチのいる水族館でやってほしい!」 企画展としてはイケると思いますが、どうでしょう? そのときは横浜せいうちランド所蔵の品々も出品しちゃいますよぉ! ね? |
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ええかげんにセイ!ウチ展に参加されたアーティストさんたち・・・アラタニアサコ・五十嵐真理子・榎田良子・大原千尋・岡崎裕ニ・折いまつぐ・海洋堂・片岡朋子・川井ミカコ・霜越まさみ・想造工房・チチ松村・常見可奈子・寺田順三・冨田俊哉・西浦由乃・西家智津子・西野真弓・堀江靖之・矢羽田尚代・山本孝・横田陽平・吉田磨希・渡部麻由美 ほか (50音順・敬称略) |
余談。 本展の主宰・チチ松村氏がセイウチにハマったきっかけとは? ある駅のホームで、北の湖部屋の力士ご一行と行き会ったとき、 その中にいた大露羅関を見て「オーロラという北極をイメージする名と その体型を見た瞬間、これだ!と思った。」そうです。 む、たしかにセイウチっぽいタルみ具合(失礼)。 |
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大露羅 満(おおろら みつる) 北の湖部屋 幕下 |
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しかし、こうして知ったのも何かのご縁。 というかセイウチの縁。 これからは応援しちゃうよ! がんばれ、大露羅! |