partXIII

RX-78-2 ガンダム アムロ・レイ少尉機 PG 1/60
パール&マイカカラーver.

パーフェクト・グレード(PG)。1000を超えるパーツと全高30cm超というビッグスケールでガンプラ界の頂点に君臨するシリーズだ。
RX-78-2ガンダムの初発売は1998年と、ゲート処理などのパーツ設計に多少の年代を感じる部分もあるものの、
いまだにその精密さ、可動域や可動箇所の多さは圧倒的。「いつかはPG」という究極のガンプラをフル塗装で作成する。

今回のテーマは、これまでの集大成としてのパール&マイカ塗装。そして細部にまでこだわるデカール貼りだ。
ただし、バンダイから限定発売されたチタニウムフィニッシュver.のような金属然としたものでなく、
実際の自動車の塗色を参考に、白は白、黄色は黄色というソリッド風の雰囲気を残したまま、
トリコロールのガンダムをマイカカラーで実機のように仕上げることを目標にした。
(チタニウムフィニッシュver.では、白はシルバーに、黄はゴールドになるため、ややギラつく金属色となる。)
塗料は、白はパールホワイト、青赤はブルーマイカとレッドマイカ、黄は基本色に金・銀・白を微量加えて調合した。
これにより、一見するとアニメカラー同様のガンダムでありながら、アップで見ると深みのあるマイカカラーという
大型モデルのスケール感を活かしたカラーリングを実現できた。

機体各部には、キット付属のものと市販デカールで細かな貼りこみを行った。一部にはメタルデカールも使用。
せっかくのビッグスケールなので、1/144ではうるさくなってしまいがちなコーションマーク等も多用している。
デカールの上からはしっかりとクリアを重ねがけして、ツライチに仕上げる。これは劣化防止の効果も高い。
このサイズだとさすがに細かい文字もはっきりとキレのいい書き込みがされているので、仕上がりも満足。

胸上部のブルーマイカの部分は、車でいうなら「ボンネット」部分と解釈。
全身のパールホワイトに対して面積は少ないが、最高の艶と平滑さになるよう、細心の注意で塗装していく。
各種メンテナンスハッチは、こんなところまで!というほど、あらゆる箇所が開閉可能となっている。
そのすばらしき可動ギミックに応えるべく、“らしい”ノブやラッチをつけたり、NoStepコーション等も細かくセット。

一年戦争当時は、ガンダムのプロパガンダ的な効果を強調するため、
必要以上に「ホワイトベース隊のガンダム」をアピールするボディサインを施されていたと解釈。
(真に戦闘のみを目的とするならば、機種名のマーキングやトリコロール塗装は、まったく不要なはず。)
本モデルはそういう解釈のもと、ショーモデル的なマーキングとしていることを断っておきたい。

内部フレームはグレー成型の上からパールクリアでコートすることで、金属塗装フレームの感触を残している。
ボンネット下を大きく開ければ、コクピット内までリアルなコアブロックを垣間見ることも可能。

コアファイターはコアブロックに変形させてガンダムに収納も可能だが個別に飾れるようダミーコアブロックも付属。
ガンダムはA・Bパーツが設定どおりに分割可能、ホワイトベース格納庫内での換装作業の雰囲気も味わえる。

RX-78-2キットには、ビームライフル×1、ビームサーベル×2、シールド×1が標準で付属するが、
別売のCUSTOM SET#1、#2ではハイパーバズーカやビームジャベリン、ガンダムハンマー等の追加武装や
外装クリアパーツがオプション架装できるようにラインナップされていた。(現在はほぼ収集不可能)
今回は#2セットを使用し、ハイパーバズーカ×2とビームライフル×1を追加している。

#1セットでは、LEDで光るビームサーベルを追加可能。束(つか)の部分にバッテリーが仕込まれる。

両手にハイパーバズーカ、腰にビームライフルを装備し、シールドを背負った
ア・バオア・クー宙域での最終決戦仕様のフル装備ガンダムを再現。
PGでやると、すごい質量感! いかにマグネットコーティング加工済といえど、相当に重かったのでは?!

デフォルトでツイン・アイとメインカメラが光るんですよ。バッテリーはランドセル部に収納。
−ガンダム、大地に立つ!−

さくら舞う、EFSFトーキョー基地からカタパルト発進するガンダム。 
「アムロ、行きまーす!」


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シャア、襲来!


MS-06S シャア・アズナブル少佐専用 ザクII type-S PG 1/60
【ガンプラEXPO限定】シャア専用ザク フルカラーコーティングバージョン

PGガンダム(マイカカラーver.)に対抗するのは、名ライバル機・シャア専用ザク!
しかもこちらはガチガチ金属光沢100%のフルメタリックコーティングver.だ。
ボディ部はファイヤークォーツレッドメタル、手足はピンクメタリック、黒い部分はダークブルーメタリックと、
限定販売のコーティングキットを活かしつつ一部を追加塗装した徹底的な金属光沢モデルとした。
また、全身には光沢クロムシルバーの金属デカールで過激なまでの加飾を施し、一部には
オリジナル作成したレッドクリアカラーのデカールとの積層貼付の手法も試みている。

背中のメインスラスターや、ふくらはぎのブースターノズルには、アフターマーケットのメタルパーツを使用。
シャア専用のS型ザクIIならではの高機動化カスタムを強調表現した。

ザクIIとしての標準兵装は120mmザク・マシンガンと腰部にマウント可能なヒート・ホークであるが、
本機は280mmザク・バズーカを携行可能とし、ランドセル右側にバズーカラックを装備している。
シャア自身はルウム戦役での戦艦撃沈5隻という戦績を含め、対MS戦でもバズーカを好んで使用したようだ。

右肩に装備のシールドには、見る角度によって変化する二層式デカールを採用した。
ベース(下層)には、メタルデカールでシャアのパーソナルエンブレムと戦艦撃沈戦績章、大きなZEONの文字など、
そのコート(上層)には、ひときわ大きな“MS-06S”の文字を飴色をしたクリアレッドのデカールで表現。

1/60というPGならではのビッグスケール感を出したいと思い、モノアイのレンズにも小細工を施している。
レンズパーツの表面・裏面の両側から、フォーカスレングやターゲットサイトをイメージしたデカールを追加した。
そのほか、 ゲート処理跡を隠すため(メタリックコーティング仕様の場合、最小限に削ってもプラ素地が目立ってしまう)、
メタルデカールをかぶせて見えにくくしたり、動力パイプの全パーツにラインデカールを入れたりと、小細工も施した。
(PGやMGでも初期の金型はゲート位置が表面に出るところにあったりして、いまほど洗練されていなかったのだ。)

メタルパーツ利用のバーニアノズルも、メインスラスターと足の可変スラスターではデザインを変えてある。
さらに、実は足の裏のジャンプ用スラスターにもメタルパーツのノズルを埋め込んでいる。
どれもデザインは異なるが、インナーコーンにレッドメタルを使用したバイカラー仕様となっているぞ。

戦地では最小限しか開かないアクセスハッチだが、実際は胸部フロントアーマー全体が開閉できる構造だ。
中のコクピットには、シャア・アズナブル少佐その人の姿が。もちろんノーマルスーツは非着用(笑)

武装は標準的なザクと同様、ザク・マシンガン、ザク・バズーカ、ヒート・ホークの3点セット。

ジオンMSの象徴、闇に輝くモノアイが迫る! 光るモノアイはデフォルトでキットに内蔵するギミックであるが、
付属のLEDは赤色光のものであったため、別途入手した高輝度ピンクのLED玉に換装している。


三重県の清水清三郎商店が作る純米酒「作」。


読みもほんとうに「ざく」という。


桝酒をいただいて、シャアザクもさくら色に?!


・・・酔っぱらった「隊長さん」じゃない・・・と思うよ^_^


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永遠のライバル!



21.06.27.up