ViViViなクルマたち 〜 第4幕 Riding-machine for the FUTURE.

バイク、オートバイ、二輪、単車・・・
呼び名は数あれど、その魂は1つ。
Like the WIND.
風の中に男のロマンを燃やせ!


SUZUKI B-KING
今回のモーターショー・二輪部門で、最もViViViなマシン、B-KING(ビー・キング)だ。
サイバー感あふれるスタイル、カラーリング、見事にストライクである。
リアビューも、拡散波動砲のようなマフラーやズ太いタイヤなど、迫力満点。
エンジンユニットは、隼1300のものにスーパーチャージャーを追加したモンスター。
だがマッシヴなスペックと裏腹に、GPSや指紋認証システムを導入するなどIT化を進めており、
タンクにレイアウトされるLED式ウィンカー、世界最薄型のラインビーム・ヘッドライト、
そしてTFT液晶メーターなど、新技術を惜しげもなく投入したハイテクマシンでもある。

HONDA XAXIS
走っているだけで、そのまんま仮面ライダーに変身してしまいそうな面構えのザクシス。
なんと言っても、ミサイルを撃ってきそうなエアスクープに目を奪われてしまうが、
後輪のみならず前輪さえも片持式(しかもテレスコピック!)としていたり、
フロントブレーキディスクがホイールのリムに配置されていたりと、新手法が試されている。
ちなみに、エンジン下のスキッドガードに見えるアルミ部分がマフラーである。

SUZUKI V-STROM 1000
TL系の90゜Vツインエンジンを持つVストローム。
名機・DR-BIGの生産を終了した現在では、
スズキのビッグ・ツアラーはこれ1台である。
スズキさんよ、DRをもう一度作ってみない?
あのデザインは10年早すぎたのかもよ。
BMW F650 DAKAR
DR-BIGのデザインをそのまま使ったような
顔つきが嫌いだー!だー!だー!
DRの方が先に世に出たのに、タマ数はBMWが
圧倒的に多いために、DRのほうがパクリに
思われているのが悔しい。


  YAMAHA YZF-R1


現行のレーサータイプで、文句なく
カッコイイと言えるのは、R1だろう。
デュアルライト全盛ともいえる中で、
一番整った顔立ちをしている。
ヤマハらしい、スタイリッシュなイメ
ージがよく出ている。
HONDA e-NSR
以下の3台は、いずれもホンダによる
電動バイクシリーズである。
異様なまでに薄っぺらなレーサーである。
HONDA MOBIMOBA
シートはスツール、メーターはテーブルという、
停めることで楽しむバイク、だそうである。
CAIXA(第5幕参照)と同様、UNIBOXに積載可能。
HONDA e-DAX
往年の名車、DAXが電動バイクで甦る?! でもちょっと趣が違うなぁ。
e-DAXは、畳んでコンセプトカー・ブルドッグ(右の写真後ろ)に搭載し、
そのシートをブルドッグの後部シートと共用するという、ナゾのバイク。
フレーム自体を伸び縮みさせるので、現実的にはナンバーを申請できそうにないが、
変形に要する時間は10秒足らずと、素晴らしく速い。