ガンダムコレクション,ガンコレ,GundamCollection


ガンダムコレクション大全集

VOL.2



2002年11月14日発売
1個180円(税抜)
ガンダムコレクションシリーズ第2弾は、1stガンダム、ガンダム0080を中心に、基本17種43バリエーションをアソート。これに加えて、DHMガンコレ王決定戦の賞品であったガンダム系クリア版4種及びGTCイベント頒布品のジオン系ブルークリア版4種が存在し、計51バリエーションとなる。
台座裏の刻印には凹4、凹3、凹2、凹1があるが、機種によっては凹でなく凸1という珍しいものも存在する。
A2 ガンダム G2 J.ライデン専用高機動型ゲルググ M2 ズゴックE
B2 陸戦型ガンダム H2 グフ N2 アッグ
C2 ガンダムNT-1・FA I2 ケンプファー O2 ド・ダイYS
D2 プロトタイプガンダム J2 量産型ザクⅡ P2 ストライクガンダム
E2 ジム 寒冷地仕様 K2 ザクⅡマインレイヤー Q2 デュエルガンダム
F2 J.ライデン専用高機動型ザクⅡ L2 ゲルググキャノン ※機体名をクリックするとページ内でジャンプします
 A2 RX-78-2 ガンダム 
[機体解説]
■全高:18.0m/本体重量:43.4t
一年戦争時に「連邦の白いモビルスーツ」とジオン軍に呼ばれ恐怖の対象となった、アムロ・レイ少尉機として有名なモビルスーツ。量産化を前提にした実用的な試作機として、ビーム・ライフルやガンダム・ハンマーなどの充実した装備が用意されたが、機体コストが非常に高く、初期ロットで完成したのはわずが8体だけであった。そのうちの3体がサイド7で実用試験を行っていたが、ジオン軍の奇襲を受け、1番機は大破、2番機はアムロ少尉の機体として戦線に投入された。3番機は小破したもののルナツーで改修を受け、RX-78-3「G-3」としてホワイトベース級5番艦「ブランリヴァル」に配備されたと言われている。
[メモ]
VOL.2のガンダムは、ハイパー・バズーカ装備との期待をよそに、まさかのガンダム・ハンマー!もちろんアリだけど。
ところで、A2ガンダムが背中に装着したシールドには、四角い凹モールドの有無で2バージョンが存在する。
初回版ではモールドなしのものがアソートされていたが、再販分以降にはモールドありに変更されている。
実際のところは再販分のほうが出荷数が少なかったらしく、後にオークション等に出回っているものをみるとモールドありのほうが絶対数が少ないようだ。
色彩違いのシークレットとしてG-3ガンダムが用意されているが、これにもモールドあり・なしが存在しており、G-3のモールドあり版はかなりのレアアイテムとなっている。
そのほか、さらに超々レアのイベント限定配布アイテム(非売品)となるクリアバージョンが存在する。こちらは盾のモールドあり、そして白色台座(凸1)が付属する。詳しくはB2陸戦型ガンダムの項を参照されたい。
 ガンダム(ガンダム・ハンマー)盾モールドなし  レア度★☆☆☆☆
 □ ガンダム(ガンダム・ハンマー)盾モールドあり  レア度★★★☆☆
 □ G-3ガンダム(ガンダム・ハンマー)盾モールドなし<シークレット>  レア度★★★★
 □ G-3ガンダム(ガンダム・ハンマー)盾モールドあり<シークレット>  レア度
 □ クリア版 ガンダム(ガンダム・ハンマー)<コンテスト賞品>  レア度★★★★★★
 B2 RX-79[G] 陸戦型ガンダム 
[機体解説]
■全高:18.0m/本体重量:52.8t
主にアジア戦線へ投入された連邦地上軍初期のモビルスーツ。この機体は、元々高性能なRX-78の余剰パーツを使うことを前提で開発されており、個体間の性能差を埋めるためリミッターまで設けられている。母艦がなくても現地でマシンガンやキャノン砲などの武器の換装が可能なように、ウェポンコンテナラックを携行できる点が特徴。
ジム程の量産性や汎用性は無いものの陸戦に特化させたため、局地戦では圧倒的な性能を発揮し、ジオン兵に「角付き」と呼ばれ恐れられた。
[08][01][04][06]
このマーキングは、極東方面軍機械化混成大隊(コジマ大隊)で運用されたモビルスーツ小隊のシールドなどに付けられたナンバーである。
[メモ]
シールドに記された[01][04][06][08]の各小隊番号のとおり4種がアソートされる。01小隊と08小隊は軽装の100mmマシンガン装備、04小隊と06小隊は180mmキャノン装備で背部ラックにウェポンコンテナを背負った重装備となっている。
このほかにクリア版のスペシャル・アイテムが存在する。これは、電撃ホビーマガジン主催のガンコレ王決定戦の入賞者用賞品としてごく少数が授与されたもので、陸戦型ガンダム2種、ガンダム(ガンダム・ハンマー)、ガンダムNT-1FAの4種が確認されているが、どれも市場に出てこない超々レアアイテムである。 入手を強く希望!→ご連絡を!
 01MS小隊(100mmマシンガン)  レア度★★★☆☆
 04MS小隊(180mmキャノン)  レア度★★★☆☆
 06MS小隊(180mmキャノン)  レア度★★★☆☆
 08MS小隊(100mmマシンガン)  レア度★★★☆☆
 □ クリア版 陸戦型ガンダム(100mmマシンガン)<コンテスト賞品>  レア度★★★★★★
 □ クリア版 陸戦型ガンダム(180mmキャノン)<コンテスト賞品>  レア度★★★★★★
 C2 RX-78NT-1・FA ガンダムNT-1・FA 
[機体解説]
■全高:18.0m/本体重量:95.0t
ガンダムNT-1は、ホワイトベースで実戦を重ねているRX-78-2からもたらされたデータを基に、FSWS計画のチョバム・アーマー案とG-3のプランからのマグネット・コーティング処理技術を経て、アムロ少尉専用のニュータイプ機として再設計された機体である。オーガスタ研究所で完成したこの機体は、中立であったサイド6に運び込まれ、G-4部隊によって秘密裏に最終調整まで行われることとなった。
特筆するべきはチョバム・アーマーと呼ばれた増加装甲で、本来の形状を隠しジオン軍の諜報活動を混乱させるには充分であったようだ。更にサイクロプス隊のMSケンプファーが用意したチェーン・マインより本体への被害を最低限に抑えたのである。
[メモ]
「チョバム」(CHOBAM)とは、Ceramics Hybrid Outer-shelled Blow up Act-on Materials= セラミックス複合外装による爆発反応材質の略・・・だそうだ。ちょっと触れたらバム!と爆ぜる、という意味ではないんだね。
NT-1FAにもガンダム王決定戦賞品のクリア版が存在するが、入手困難な超々レアアイテムとなっている。
 チョバム・アーマー  レア度★☆☆☆☆
 □ クリア版 ガンダムNT-1・FA<コンテスト賞品>  レア度★★★★★★
 D2 RX-78-1 プロトタイプガンダム 
[機体解説]
■全高:18.0m/本体重量:43.4t
連邦軍の科学技術の粋を集め、RXシリーズの完成形として開発された「RX-78ガンダム」の第1号機で、その性能はザクをはじめとする他のモビルスーツよりも群を抜いていた。主武装には接近戦用のビーム・サーベルや戦艦の主砲並の火力を誇るビーム・ライフル等、ビーム兵器の標準装備を始めとする数多くのオプションが使用可能である。
また腰には冷却ユニット等が設けられ、大気圏突入能力もあわせて与えられていた。
このタイプは8機ほど生産されており、後にRX-78-2へ全機とも改修されている。
[メモ]
ビーム・ライフル装備とビーム・サーベル装備の武装違いで2種がある。
リアルタイプ(大河原カラー)と塗り分けがよく似ていて混同されがちだが、リアルタイプのほうは腰回りが赤色、襟周りや両腰の四角い凸部が黄色であるほか、盾の色が赤色ベースとなっているので見分けがつく。
プロトタイプはアムロ搭乗の2号機と同時期に製造されたガンダム1号機(RX-78-1)。黒ベースの本体塗色のほか、足首アーマーにモールドがあるなどの細かな差異があるようだ。また、ライフルは照準器のついていない初期型となっている。
ちなみに、プロトタイプのシールドは凹モールドがないタイプで、これは前・後期ロットを通じて同じである。・・・これはあくまでも推測だが、当初A2ガンダムにつけられていたモールドなしのシールドは、本来D2プロトタイプGのために製造されたものを誤って使用してしまっていて、後から気付いて次ロットから修正したということではないだろうか。VOL.1のA1ガンダムのシールドには小さいながらも凹モールドがあるのに、後発のVOL.2がモールドなしになるというのも不自然であることからすれば、この推測もあながち誤りではないように思う。
 ビーム・ライフル  レア度★★☆☆☆
 □ ビーム・サーベル  レア度★☆☆☆☆
 E2 RGM-79D ジム 寒冷地仕様 
[機体解説]
■全高:18.0m/本体重量:44.7t
地球連邦軍が一年戦争末期に開発したジムのバリエーションの1つ。ジムの後期生産型をベースに、寒冷地用としての仕様変更が施されているため、肩や頭部のダクトなど、後期型の特徴があらわれている。北極基地に配備された機体は、ガンダムNT-1警護の任に就き、サイクロプス隊の猛攻からガンダムを守り抜いた。
[01][02][03]
このマーキングは北極基地に配備された部隊に付けられたナンバーである。
[メモ]
寒冷地仕様のD型ジムは、シールドのマーキング違いで3種が存在する。[01]と[02]はビーム・サーベル装備、[03]は寒冷地専用マシンガン装備となっている。
なお、ミニブックの写真には「ブルパップ・マシンガン」との記載も見られるが、フォアエンド兼用の弾倉が左前方に設置されていることからブルパップ式ではない。防寒対策が施された寒冷地専用のマシンガンと思われる。
 □ [01](ビーム・サーベル)  レア度★★☆☆☆
 □ [02](ビーム・サーベル)  レア度★★☆☆☆
 □ [03](ブルパップ・マシンガン)  レア度★★☆☆☆
 F2 MS-06R-2 ジョニー・ライデン専用高機動型ザクⅡ 
[機体解説]
■全高:18.0m/本体重量:58.2t
MS-06Fにかわる次期主力機として開発された高機動モビルスーツ。結果的にリック・ドムとの競合には敗れたが、少数ながら生産された各機体はエースパイロットに与えられ、目覚ましい戦果をあげている。
突撃機動軍第8パトロール艦隊、通称「プリムス艦隊」の司令官兼第402特務MS中隊隊長を務めたジョニー・ライデン少佐は、4機しか生産されなかったR-2タイプのうちの1機を真紅と黒のカラーに塗りかえて搭乗。扱いの難しいこの機体を自分の手足のように乗りこなし、「真紅の稲妻」の通り名を知らしめる活躍を見せた。
[メモ]
J.R専用のR-2タイプ高機動型ザク。R-1、R-1Aタイプとは脚部後方にあるバーニアカバーの形状が異なる。
バリエーションは、ジャイアント・バズ装備とザク・マシンガン装備の2種。
 ジャイアント・バズ  レア度★☆☆☆☆
 ザク・マシンガン  レア度★★☆☆☆
 G2 MS-14B ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググ 
[機体解説]
■全高:19.2m/本体重量:53.5t
「真紅の稲妻」ことジョニー・ライデン少佐が最後に搭乗した機体。エース部隊時代の少佐は、愛機のゲルググを作戦用途によってB型とC型とで使い分けていたが、主にブースター・パックを装備したB型での出撃が多かった。
ザンジバル級機動巡洋艦キマイラを母艦とするキマイラ隊に、エース部隊の隊長機として配備され、ビーム・ライフルやビーム・ソードを自在に操り連邦艦隊を撃退した。
その後、ライデン少佐は同部隊を率いてア・バオア・クー攻防戦に参加。キシリア・ザビ少将のザンジバルの護衛として鬼神のような戦いを繰り広げた末、生死不明となった。
[メモ]
J.R専用のB型ゲルググ。武装違いで、ビーム・ライフル装備とビーム・ナギナタ装備の2種がある。
ビーム・ライフルはシャア専用ゲルググと同型のものだが、ビーム・ナギナタはビーム刃の形状が直線のスピア型となっている。これはこれで、かっこいい!
 □ ビーム・ライフル  レア度★☆☆☆☆
 ビーム・ナギナタ  レア度★★☆☆☆
  ジョニー・ライデン専用ゲルググキャノン (改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]ジョニー・ライデン少佐は、戦況によりゲルググのバック・パックをB型またはC型に換装して出撃したという。
 H2 MS-07B グフ 
[機体解説]
■全高:18.7m/本体重量:58.5t
「青い巨星」ランバ・ラル大尉の乗機として、一躍その名を轟かせた地上用モビルスーツ。左腕に5連装マシンガン、右腕にヒート・ロッドを装備したことで戦闘力は大幅に向上し、局地戦においてその性能を遺憾なく発揮する。対モビルスーツ戦専用のヒート剣は、連邦地上軍を苦しめた。
[プリティボム]元々は、東部アジアの飛行部隊に見られたエンブレムだったが、制圧戦で活躍したマルロ・ガイム中尉のグフに施された事で有名となる。
[グフレディ]地球攻撃軍第4地上機動師団に所属するサイラス・ロック中尉の使用したパーソナル・エンブレム。東南アジア戦線では特に対戦車戦で大きく戦果をあげた。
[メモ]
武装はヒート剣とヒート・ロッド、さらにシールドのマーキング違いがあるが、ヒート剣装備はシールドが無印、プリティボム及びグフレディのグラフィックつきのものはヒート・ロッド装備となっており、バリエーションとしては3種である。
しかしそのほかに、ブルークリア版が存在している。これは、ガンダム・タクティカルコンバットのイベント会場で、参加賞としてごく少数が頒布されたもので、入手困難な超レアアイテムである。武装はヒート・ロッド装備とヒート剣装備の2種が存在し、台座は白色成型で凹・・・ではなく凸1のものが付属する。
 マーキングなし(ヒート剣) レア度★★☆☆☆
 □ プリティボム(ヒート・ロッド)  レア度★★☆☆☆
 グフレディ(ヒート・ロッド)  レア度★★☆☆☆
 ブルークリア版(ヒート・ロッド)<イベント限定品>  レア度
 ブルークリア版(ヒート剣)<イベント限定品>  レア度
 I2 MS-18E ケンプファー 
[機体解説]
■全高:17.7m/本体重量:43.5t
ケンプファーは、突撃機動軍が誇る精鋭特務部隊である「サイクロプス隊」がルビコン作戦で使用した強襲用モビルスーツである。
大推力のスラスターと姿勢制御バーニア、そして単機で一個中隊と互角に戦うだけの武器をマウントできるラッチが全身に取り付けられ、高機動性を活かした一撃離脱戦法を得意とする。
事実、この機体はルビコン作戦発動時に迎撃に出てきたグレイファントム所属のスカーレット隊をハリネズミのように装備したショットガンやジャイアント・バズなどで瞬時に全滅させたうえ、リーア軍を蹴散らした。
[メモ]
装備バリエーションはジャイアント・バズとショットガンの2種だが、どちらも背中には予備のバズーカとショットガン各1丁を備えている。バズーカはリック・ドムⅡ用のものと同型でジャイアント・バズⅡとも呼ばれる。また、ショットガンは銃床は取り外し可能で、腰部ラックにしまうときにはコンパクトにすることができる。
また武装違いでチェーンマイン装備の機体が存在するが、そちらはシリーズ外のガンダムコレクションタクティカルコンバットスタートブックの特別付録として製作されたもので、その付録でしか手に入らない希少なものだ。そちらの紹介記事はこちらにあるので、ぜひ見てみてほしい。
さらにこのほかにイベント限定品として、ブルークリア版2種(ジャイアント・バズ、ショットガン)がある。ブルークリア版は、ケンプファー2種にグフ(ヒート・ロッド)を加えた全3種となる。台座はいずれも白色成型で凸1。こちらは非売品で入手が極めて困難なスーパーレア級だ。
 □ ジャイアント・バズ  レア度★★★☆☆
 □ ショットガン  レア度★☆☆☆☆
 □ ブルークリア版(ジャイアント・バズ)<イベント限定品>  レア度
 □ ブルークリア版(ショットガン)<イベント限定品>  レア度
 J2 MS-06J 量産型ザクⅡ 
[機体解説]
■全高:17.5m/本体重量:56.2t
重力下仕様に特化したJ型ザクは、F型をベースに地上戦で必要なものだけを残して軽量化が図られた機体である。F型同様の各種武器に対応し、3連装ミサイル・ポッドなどを装備可能。
[キリー・ギャレット少佐]キャリフォルニア・ベースに所属する女性パイロットのマーキング。
[重機甲中隊]機甲大隊の重機甲中隊の所属する機体に付けられたマーキング。
[ザクレディ]南欧州で展開された第3次掃討作戦で活躍したブリッツ中隊の中の1部隊のマーキング。
[対空防衛小隊]グフ飛行型、ザクキャノンなどを中心に編成された小隊のマーキング。
[メモ]
VOL.2の量産型ザクⅡは、地上用のJ型がラインナップ。マーキング違い4種がある。
重機甲中隊のみMMP-80マシンガン装備、その他の3種はザク・バズーカ装備となっている。また、全機に脚部3連装ミサイル・ポッドが装着されている。
 キリー・ギャレット少佐機(ザク・バズーカ+3連装ミサイルポッド×2)  レア度★★☆☆☆
 □ 重機甲中隊(MMP-80マシンガン+3連装ミサイルポッド×2)  レア度★★☆☆☆
 □ ザクレディ(ザク・バズーカ+3連装ミサイルポッド×2)  レア度★★☆☆☆
 □ 対空防衛小隊(ザク・バズーカ+3連装ミサイルポッド×2)  レア度★★☆☆☆
 K2 MS-06F ザクⅡマインレイヤー 
[機体解説]
■全高:17.5m/本体重量:不明
大戦初期から中期にかけて、F型ザクに機雷散布ポッドとバーニアを一体化したランドセルを搭載した通称「マインレイヤー」タイプが投入された。特に地球からルナ2の航路と暗礁宙域で、地球連邦軍へ多大な損害を与えた。なお、同機は自衛のためにザク・マシンガンやヒート・ホークを装備していたようだ。
[機甲工兵中隊]マインレイヤーが最も多く所属する機甲工兵中隊のマーキング。
[重機甲中隊]サイコミュ試験用ザクの運用部隊に所属する機体につけられていたとされるマーキング。
[偵察中隊]強行偵察型ザクなどを中心として編成された部隊機の肩部などにマーキングされていた。
[メモ]
ザクⅡからはもう1機種、F型ザクに機雷散布ポッドを着装したマインレイヤーがアソートされた。高機動型ザクⅡのランドセルにも似た大型のポッドを背負っている。
マーキング違いで3種が存在し、機甲工兵中隊と重機甲中隊はヒート・ホークを、偵察中隊はザク・マシンガンを装備している。
 □ 機甲工兵中隊(ヒート・ホーク+機雷散布ポッド)  レア度★★☆☆☆
 □ 重機甲中隊(ヒート・ホーク+機雷散布ポッド)  レア度★★☆☆☆
 □ 偵察中隊(ザク・マシンガン+機雷散布ポッド)  レア度★★☆☆☆
 L2 MS-14C ゲルググキャノン 
[機体解説]
■全高:19.2m/本体重量:44.5t
ゲルググにキャノンパックを搭載した機種を、Cタイプ、通称「ゲルググキャノン」と呼ぶ。Cタイプとして生産された機体は頭部ユニットの仕様が異なる。大火力を誇るビーム・キャノンやミサイル・ランチャー、ビーム・ナギナタなどの装備はBタイプとの換装も可能である。
[エース部隊]大戦末期に編成された新部隊で、パイロットは各戦線のエースばかり集められ、このマークを付けていた。
[キマイラ隊]エース部隊旗艦キマイラに所属した機体のエンブレム。元々はア・バオア・クーの防空戦隊が使用していた。
[本国防空部隊]ギレン総帥直属のジオン公国防空部隊で主に使用されたマーキング。高機動型ザクⅡにも多く見られた。
[メモ]
ランドセル部分にビーム・キャノン1門を装備したC型ゲルググ。マーキング違いで3種がある。
通常、部隊エンブレムは右肩アーマーにつけられるが、エース部隊を示すスペードマークは左脚側面に描かれる。
キマイラ隊のものは右腕に3連ミサイル・ランチャーを装備、その他の2種はビーム・ナギナタ装備だ。
 エース部隊(ビーム・ナギナタ+ビーム・キャノン)  レア度★★☆☆☆
 □ キマイラ隊(3連装ミサイル・ランチャー+ビーム・キャノン)  レア度★★☆☆☆
 □ 本国防空部隊(ビーム・ナギナタ+ビーム・キャノン)  レア度★★☆☆☆
 M2 MSM-07E ズゴックE 
[機体解説]
■全高:18.4m/本体重量:69.5t
大戦後期の統合整備計画によって、ハイゴッグとの規格の互換性が図られた試験モビルスーツ。キャリフォルニア・ベースのノースエリア工場でズゴックを元に作られ、公国軍海洋部隊を支えた。
[サイクロプス隊]突撃機動軍の特務部隊であるサイクロプス隊が使っていたマーキング。北極基地強襲作戦でも使用。
[ジオン軍章]公国軍のパイロットが好んでマーキングしたジオン軍のマーク。各地のモビルスーツに見ることができる。
[ナーガIII]別名「赤いシャチ」と呼ばれる地球攻撃軍海洋部隊に所属する太平洋潜水艦隊で使われたマーキング。
[メモ]
ズゴックEはマーキングのバリエーションのみで、3種とも同じ武装、ポーズである。
ビーム・カノンとの別名もあるメガ粒子砲は、バイス・クローと呼ばれる4本爪の手掌部に銃口がある。
ズゴックEの「E」は、量産型ズゴックの性能向上を図るための「実験機」を表わすExperimentの頭文字。
 サイクロプス隊(ビーム・カノン砲+魚雷)  レア度★★☆☆☆
 ジオン軍章(ビーム・カノン砲+魚雷)  レア度★★☆☆☆
 ナーガⅢ(ビーム・カノン砲+魚雷)  レア度★★☆☆☆
  両腕ビーム・カノン砲(改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]両腕ともバイス・クローを展開し、ビーム・カノン斉射!敵の強行突入阻止にも有効な構えだ。
  バイス・クロー(改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]敵をつかんで圧壊させることも可能なバイス・クローだが、逆に4本爪をそろえての打突攻撃も強力無比の威力を誇る。
 N2 EMS-05 アッグ 
[機体解説]
■全高:15.6m/本体重量:69.4t
ジャブロー攻略戦でのモビルスーツ部隊侵入用トンネルの掘削を目的として開発された、特務モビルスーツ。特異なフォルムが特徴的である。固定武装はないが、左右のドリルを攻撃用に転用するケースもあったようだ。また、一部の機体はオプションで4連装ミサイルポッドが装備され、「武装型」と呼称された。
[重機甲中隊]ジュアッグなどのジャブロー侵攻部隊に見られたマーキング。
[補給中隊]主に補給中隊に所属するザクIや作業用ザクなどにも見られたマーキング。
[キラービー]中東南部の作戦に携わった部隊のマーキング。ザク・デザートタイプにも見られた。
[メモ]
素直にMSとは言い難い、土木作業用重機としか思えないデザインがシュール。
「コレジャナイ」感が満点であったが、鮮やかなブルー/オレンジに塗装された武装型がガンコレにシークレットとしてラインナップされたことにより、人気も赤丸急上昇で一躍メジャー機種に。
なんか回転ノコギリですら、許せる感じになってきた・・・いや逆にカッコイイ・・・かも。
 □ 重機甲中隊(大型ドリル)  レア度★★☆☆☆
 □ 補給中隊(大型ドリル)   レア度★★★☆☆
 キラービー(大型ドリル)  レア度★★★☆☆
 武装型(4連装ミサイルポッド)<シークレット>  レア度★★★★
 O2 DO-DAI YS ド・ダイYS 
[機体解説]
ジオン公国軍が採用した要撃爆撃機。空軍の一端を担い、オデッサ戦線に大量に投入された。
モビルスーツを機体背部に乗せて飛行ができるだけの積載余裕を持つため、それまでは移動距離や上空からの攻撃に弱点のあったモビルスーツの戦術を一変させることとなり、一躍脚光を浴びる。
主武装は前面からの8連ミサイルで、フラットなボディを活かして要撃機としても性能を発揮した。
[001][002][003]
このマーキングは、オデッサ戦線に投入された部隊の左翼に付けられており、グフ部隊の支援を行っていた。
[メモ]
まさかのド・ダイYS。小型MAもどきのアッグ(一応、足はある)に続き、完全なるサポートメカがガンコレ化されたこと自体が驚きだったが、発売当初、ろくにラインナップも見ないまま買ってきた箱を開けたときの唖然と言ったら、もう。
特異なのはそれだけじゃない。シリーズ中でも稀なオール・プラスチック製ということである。プラモデルと同じ硬質プラで成型されているので、台座から外そうとして力を入れるとパキッと割れてしまうことも。
台座も一緒の成型らしく、一般とは逆に、台座がエンジ色プラに黒色塗装という珍しいパターンになっている。
しかも、製造ロットによって凹4~1のほか、凸1が存在する(凹1もある)。ポチッと出っぱってるんだぜ!
 [001]  レア度★★☆☆☆
 [002]  レア度★★☆☆☆
 [003]  レア度★★☆☆☆
  ミデア補給部隊を叩け!(コンビネーション) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]H2グフとの組み合せ。特段の改造は要さないが、ガンダム第23話「マチルダ救出作戦」を再現するならば、グフのシールドは外しておくのがGood。
      ド・ダイとグフの相性がいいのは、フィンガー・バルカンをはじめとする固定武装が有効だからだそうだ。ザクとは違うのだよ、ザクとは!
 P2 GAT-X105 ストライクガンダム 
[機体解説]
■全高:17.72m/本体重量:64.8t
■武装:アサルトナイフ×2、頭部75ミリ対空自動バルカン砲塔システム(イーゲルシュテルン)、ビームライフル
極秘裏に開発された地球連合軍初のMS「Gresorial Armament Tactical」シリーズの1体。ザフト軍によるガンダム奪取作戦の際、偶然居合わせたキラ・ヤマトにより難を逃れ、連合側に唯一残されたMSであり、1対4のガンダム戦を展開することになる。以後、彼をパイロットとする。
「エール」「ランチャー」「ソード」3種類の「ストライカー」を換装することにより、様々な戦況に対応することが出来る。
[メモ]
当時放映開始したばかりのガンダムSEEDから、メイン機となるストライクガンダムが緊急参戦した。
外箱のラインナップにも載っていない、機種自体がシークレットというパターンを確立した。ちなみに、VOL.2の外箱には「ラインナップ15種+α」と書いてあり、ストライクGとデュエルGは+αに含まれるようだ。
武装バリエーションは存在しない。
これはトリビアであるが、P2ストライクGとQ2デュエルGに付属するミニブックで紹介されている画像は、写真ではなくてイラストとなっている。全ガンダムコレクションシリーズの中でもこの2アイテムだけでしか見られないレアケースだ。製品版(試作品を含む)が完成する前に印刷を発注してしまったのか、それとも写真に差し替えるのを忘れてしまったのか・・・原因はいまだもって謎である。これは再販ロットのものでも変更されていないので、もしお手元にあるならぜひ見てみよう。
 □ ビームライフル<シークレット>   レア度★★★★
 Q2 GAT-X102 デュエルガンダム 
[機体解説]
■全高:17.50m/本体重量:61.9t
■武装:ビームサーベル×2、頭部75ミリ対空自動バルカン砲塔システム(イーゲルシュテルン)、ビームライフル
資源衛星ヘリオポリスで極秘裏に開発されていた地球連合軍初のMSのうちの1機。他の4機と同様に新機軸「PS(フェイズシフト)装甲」を採用しており、実弾兵器に対して絶対的な防御力がある。
ガンダム奪取作戦によりザフト軍に奪われ、イザーク・ジュール専用の機体としてストライクガンダムに迫る!そのポテンシャルはザフト軍のMS「ジン」を遥かに凌駕する。
[メモ]
ストライクGと同様、ガンダムSEEDから飛び入り参加(?)のデュエルガンダム。
こちらもラインナップリストに載っていないシークレットアイテムだ。
武装バリエーションはなし。
 □ ビームライフル<シークレット>   レア度★★★★
  武装チェンジ(改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]基本的に武装とマーキングの組み合わせは決まっているが、機種によっては腕などを差し替えるだけで
      改造不要で武装チェンジが可能なものがある。(武器とマーキングが別パーツである等の条件を要する)
      例えば、H2グフではヒート剣装備のプリティボムや、ヒート・ロッド装備の無印グフにしたりできるぞ。
      他のシリーズでも武装チェンジ可能な機種があるので、試してみよう!