ガンダムコレクション,ガンコレ,GundamCollection


ガンダムコレクション大全集

VOL.3



2003年1月27日発売
1個180円(税抜)
ガンダムコレクションシリーズ第3弾は、1stガンダム、0083、08小隊及びSEEDからセレクトされた基本16種39バリエーションに加えて、PSゲーム・ギレンの野望から初回版限定のキャスバル専用ガンダム、シャア専用リック・ドムの2種がアソートされた。
さらに、同時期に発売されたジオン公国マガジンの付録で、色違いの別バージョンとなる寒冷地仕様ザクⅡ2種が追加され、総勢43バリエーションとなった。
台座は凹4と凹3が存在するが、初回版がすべて凹4とは限らないことが明らかとなっている。
A3 ガンダム G3 ザクⅡC型 M3 リック・ドム
B3 ガンダム試作1号機 H3 ザクⅡF2型 N3 エールストライクガンダム
C3 ジム改(宇宙仕様) I3 シャア専用ザクⅡ O3 デュエルガンダム
D3 ガンダムEz8 J3 ギャン P3 イージスガンダム
E3 陸戦型ジム K3 グフカスタム  
F3 ボール L3 ドム・トローペン ※機体名をクリックするとページ内でジャンプします
 A3 RX-78-2 ガンダム 
[機体解説]
■全高:18.0m/本体重量:43.4t
地球連邦軍のV作戦でトリプルA級の重要機密であったガンダムは、偶然からほとんどのクルーが民間人になってしまったホワイトベースで運用される事となり、彼らの力だけでジャブローへ運ばなければならなかった。だが、オデッサ作戦の始動によって状況は一変する。レビル将軍の要請によって正規軍でないながらも作戦に参加したガンダムは、マ・クベ隊の後方を見事に撹乱し、黒い三連星と呼ばれるエース部隊をビーム・サーベルで全滅させた。
後にこの戦いは、戦場絵画で「ガンダムvsトリプル・ドム」として描かれており、このときのガンダムはプロトタイプカラーに似た黒いカラーリングであった。
[メモ]
今回のガンダムの武装は、ビーム・サーベル。シールドを前方に構え、トリプル・ドムを迎え撃つ態勢だ。
シークレットアイテムはG-3との予想を覆してリアルタイプガンダムが登場!プロトタイプとも大河原版とも違う、黒/赤のカラーリングであるが、これは映画版ガンダムⅠ・Ⅱのポスターに登場したもの。Ⅱのポスターでは、ビーム・サーベルを抜刀してドムと対峙するガンダムが、この塗色だった。A3リアルタイプガンダムは、A1リアルタイプガンダムと異なり、濃色部分の黒/緑の塗り分けがなくなり、全て濃灰色で統一されている。
初回限定アイテムのキャスバル専用ガンダムはちょっと赤味が濃い。ストライクルージュみたいなピンク系であればもっと人気が出たかもしれないと思うと残念。
 ガンダム(ビーム・サーベル)  レア度★☆☆☆☆
 □ リアルタイプガンダム(ビーム・サーベル)<シークレット>  レア度★★★★
 □ キャスバル専用ガンダム(ビーム・サーベル)<初回限定>  レア度★★☆☆☆
  哀・戦士-ガンダムvs黒い三連星 (コンビネーション) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]A3プロトタイプガンダムとL1ドム3機の組み合わせで、映画 機動戦士ガンダムⅡの劇場版ポスターを再現。
      ---君は何に賭けるのか、何を残すのか・・・?
  
 B3 RX-78GP01 ガンダム試作1号機 
[機体解説]
■全高:18.0m/本体重量:39.7t
ティターンズ発足と前後して抹消されたガンダム開発計画の1機種。
ガンダムのコンセプトを純然に継承した機体として作られ、ビーム・サーベル、ビーム・ライフル等も引き継がれて装備された。コア・ブロック・システムも搭載されており、全体の性能は3割近く向上している。
トリントン基地で機動テストを行う予定であったが、デラーズ・フリートの奇襲を受けたため、そのまま実戦配備された。ガンダム試作2号機追撃の任務を受け、スレーブ海岸追撃戦やキンバライト基地欺瞞陽動作戦に投入され、デラーズ紛争で非公式ながら数多くの戦果を挙げている。
[メモ]
ガンダム0083 STARDUST MEMORYの主人公機、ガンダムGP01“ゼフィランサス”がラインナップ入り。フルバーニアンに改修される前の機体だが、むしろスタイリッシュでガンダムらしいシルエットだ。
付属ミニブックでは、GP01ではなく「ガンダム試作1号機」と記載されている。これはガンコレシリーズ全体を通じて統一されており、GP02~GP04ともにガンダム試作○号機というように表記している。
バリエーションはビーム・ライフルとビーム・サーベルの2種がある。
 ビーム・ライフル  レア度★☆☆☆☆
 ビーム・サーベル  レア度★★☆☆☆
 C3 RGM-79C ジム改(宇宙仕様) 
[機体解説]
■全高:18.0m/本体重量:41.2t
地球連邦軍が大戦末期に開発したジムの後継機の1つ。E型を元に様々な改修が施されたモデルをC型としており、武装は他のジム系と同じくマシンガンなどを携えている。
この機体は、軌道艦隊を始め、各連邦施設や教導団などにも配備されていた。
[01][02][03]
このマーキングはコンペイトウ鎮守府に配備された部隊に付けられたナンバーである。
[不死身の第4小隊]一年戦争当時、勇名を馳せた同部隊は戦後、教導団へ移り、エンブレムも引き続き使っていたようだ。
[メモ]
ジム改(=ジムC型)は、正規にはRGM-79ジムの後期生産型に分類され、RMS-179ジムⅡの生産開始まで主力機の座を務めた。後に高機動型のRGM-79CRなどにバージョンアップされている。
マーキング違いで4種があるが、武装は共通でマシンガン装備となっている。
不死身の第4小隊は、サウス・バニング大尉率いる第2連合艦隊第4MS小隊の通称名。エンブレムはローマ数字のⅣにカメレオンを組み合わせた図案である。
 [01](マシンガン)  レア度★★★☆☆
 [02](マシンガン)  レア度★★★☆☆
 [03](マシンガン)  レア度★★★☆☆
 不死身の第4小隊(マシンガン)  レア度★★☆☆☆
 D3 RX-78[G]Ez8 ガンダムEz8 
[機体解説]
■全高:18.0m/本体重量:51.5t
先行してモビルスーツの運用が行われていた東南アジア戦線では、既にストックが尽きて修理ができない機種が出始めていた。そのため、ありあわせの部品を使った継ぎ接ぎだらけの陸戦型ガンダムが各戦線で誕生する事になった。
ガンダムEz8もそんな急場しのぎに修復された陸戦型ガンダムの1機で、陸戦型ジムの部品を使い更に問題箇所を独自に改造してある。元が陸戦型ガンダムであるため、ビーム・ライフル等も運用可能だった。
[08]
このマーキングは、極東方面軍機械化混成大隊(コジマ大隊)で運用されたモビルスーツ小隊のシールドなどに付けられたナンバーでもある。
[メモ]
武装バリエーションはなし。
Ez8(イージーエイト)は、08MS小隊長のシロー・アマダ機として現地改修された機体で、「Extra-Zero-8(08小隊特別機)」の略だそうだ。てっきりEasy(簡易)の意味だと思っていた人も多いはず。だが実機はまさにExtraの性能で、寄せ集めと揶揄されつつもエース用カスタム機的なハイスペック機に仕上がっていたようだ。
 ビーム・ライフル  レア度★☆☆☆☆
 E3 RGM-79[G] 陸戦型ジム 
[機体解説]
■全高:18.0m/本体重量:53.8t
量産MS開発のために陸戦型ガンダムとほぼ同時期に開発された先行量産機で、試験的に少数が生産された。マシンガンやビーム・サーベルも互換性を持っており、ジオン軍のMSへの脅威となったようだ。モノセンサーの使用、ジェネレーターの小型化等コスト削減が計られているものの装甲材にルナ・チタニウム合金を使用しており、この時点における性能面は、ジムよりもむしろガンダムに近いものとなっている。しかし、依然として生産性は低く、戦場からすぐにその姿を消していった。
[02][03][05][07]
このマーキングは、極東方面軍機械化混成大隊(コジマ大隊)で運用されたモビルスーツ小隊のシールドなどに付けられたナンバーでもある。
[メモ]
陸ジムとして親しまれているオレンジ/ベージュ色の機体。マシンガンの予備弾倉は左右腰アーマーに取り付けられており、機体と同じベージュ色をしている。なお、ビーム・サーベルの収納場所は背中ではなく、ふくらはぎ部分のカバー内側に格納される仕様だ。
小隊番号違いで4種があり、02&03小隊はマシンガン、05&07小隊はビーム・サーベルを装備している。
 □ 02MS小隊(マシンガン)  レア度★★★☆☆
 □ 03MS小隊(マシンガン)  レア度★★★☆☆
 □ 05MS小隊(ビーム・サーベル)  レア度★★★☆☆
 07MS小隊(ビーム・サーベル)  レア度★★★☆☆
 F3 RB-79 ボール 
[機体解説]
■全高:12.8m/本体重量:17.2t
宇宙空間の防戦用にスペースポッドを拡大設計した機体で、モビルスーツを支援するためハイパー・バズーカやガンキャノン砲に匹敵するキャノン砲を備えていた。また輸送シャトル用に改造を施したK型と呼ばれる機体も存在し、キャノン砲の代わりにフィフティーンキャリバーと呼ばれるマシンガンや牽引用のウィンチワイヤーが備えられていたようだ。
[01][02][03]
このマーキングは、ティアンム艦隊に搭載されていた部隊に付けられていたナンバーである。
[メモ]
バリエーションはノーマル機が[01][02][03]の3種と、シークレットのK型の計4種が用意されている。
初回版の台座は、ノーマルのものにボールK型と記載されていたり、一部に混乱がみられたことも。
K型はカトキデザインらしくメカニカルでかっこいいが、見方によっては川海老っぽい感じがする。
頭頂部(?)のキャノン砲及びフィフティーンキャリバーは、360度回転可能。
 [01](キャノン砲)  レア度★★☆☆☆
 □ [02](キャノン砲)  レア度★★☆☆☆
 □ [03](キャノン砲)  レア度★★☆☆☆
 □ K型(フィフティーンキャリバー)<シークレット>  レア度★★★★
 G3 MS-06C ザクⅡC型 
[機体解説]
■全高:17.5m/不明
ジオン公国軍の一週間戦争やルウム戦役時の主力モビルスーツ。スパイクアーマーやショルダーシールドを初めて装備した機体である。ヒート・ホークやザク・マシンガン等で、連邦艦隊を恐怖に陥れた。
[突撃機動軍]現在では「黒い三連星」のマークとして有名だが元々は突撃機動軍のマークであった。
[機甲工兵中隊]マインレイヤーなどの機甲工兵中隊に所属する機体にマーキングされた。
[偵察中隊]強行偵察型ザクなどを中心として編成された部隊機の肩部などにマーキングされていた。
[ソロモン特殊攻撃隊]宇宙攻撃軍のソロモンを基地とする特殊攻撃隊が使っていたマーキング。
[メモ]
VOL.1以来、各シリーズにラインナップされている量産型ザクⅡであるが、VOL.3では同時に2タイプのザクⅡをアソートしたためか、「量産型」という呼称は用いず「C型」「F2型」と型式名で呼称されている。
C型は量産型ザクⅡとしては初期に生産された機体で、南極条約締結以前の設計のため核兵器対応の装備が施されていた。条約締結後は耐核装備をオミットして軽量化したF型へと進化していく。
基本のマーキングは4種で、ソロモン隊がザク・マシンガン装備、ほか3種はヒート・ホーク装備となる。
このほか、別売のジオン公国マガジンの付録Type.Bとしてザク・マシンガン装備の寒冷地仕様が存在するが、機体カラーが白系になっているだけで金型は共有、台座も正規品と同一で凹4のものが付属している。関連記事はこちら
 □ 突撃機動軍(ヒート・ホーク)  レア度★★☆☆☆
 □ 機甲工兵中隊(ヒート・ホーク)  レア度★★☆☆☆
 □ 偵察中隊(ヒート・ホーク)   レア度★★☆☆☆
 □ ソロモン特殊攻撃隊(ザク・マシンガン) レア度★★☆☆☆
 □ 寒冷地仕様(ザク・マシンガン)<マガジン付録>  レア度★★★☆☆
 H3 MS-06F-2 ザクⅡF2型 
[機体解説]
■全高:17.5m/本体重量:49.9t
ジオン公国軍の名機ザクの後期生産型。胸部増加装甲が特徴的なF2型と呼ばれるこの機体は一年戦争後期に開発され、中隊長機も同時に配備された。
武装はF型より引き続きマシンガンやザク・バズーカなど既に戦場に投入された稼働率の高い実体弾兵器を携帯し、堅実な戦果を挙げていったようだ。
[302哨戒中隊]宇宙攻撃軍に所属するソロモンの悪夢ことA・ガトー大尉率いる哨戒中隊のマーキング。
[06-1][06-2][06-3]
このマーキングは、ガトー大尉率いる部隊に付けられたナンバーである。
[メモ]
基本アソートではマーキングと武装違いで4種がある。隊長機[06-1]のみ頭部ブレード・アンテナ付きでザク・バズーカ装備となっており、その他3種はいずれも量産型ヘッドにザク・マシンガン装備である。
またF2型にもジオン公国マガジン付録の寒冷地仕様が存在し、こちらはブレード・アンテナ付きにザク・マシンガン装備となっている。なお、ジオン公国マガジンにはType.A(F2型)とType.B(C型)いずれか1点のみ封入されており、シュリンク内に黒ビニール包装で隠されているため、1/2の確率とはいえ両方そろえるには強運または財力が必要であった。関連記事はこちら
 □ 302哨戒中隊(ザク・マシンガン)  レア度★★☆☆☆
 [06-1](ザク・バズーカ)  レア度★★☆☆☆
 [06-2](ザク・マシンガン)  レア度★★☆☆☆
 [06-3](ザク・マシンガン)  レア度★★☆☆☆
 □ 寒冷地仕様(ザク・マシンガン)<マガジン付録>  レア度★★★☆☆
 I3 MS-06S シャア専用ザクⅡ 
[機体解説]
■全高:17.5m/本体重量:56.2t
「赤い彗星」こと、シャア・アズナブル少佐の愛機として名高いのがS型である。
S型は、中隊指揮官以上の優れたパイロットの要望に応え、F型の推進エンジン出力を3割近く向上させ、メイン推進ロケットの推力を強化したものであった。このモデルは約100機生産されている。
F型を基にしているだけあって、ザク・バズーカやマゼラ・トップ砲なども使用可能だ。
ずば抜けてシャア少佐の機体の中でS型だけが有名なのは、ルウム戦役で5隻の戦艦を沈めただけでなく、ホワイトベース追撃の任務で機体性能差が大きく開いていたにも関わらず勇猛果敢に挑み続けたからだと思われる。
[メモ]
VOL.3のシャアザクは、ザク・バズーカ装備とマゼラ・トップ砲装備の2種。
だが念のため言わせてもらえば、シャアはマゼラ・トップ砲を装備して出撃したことは一度もないはずだ。
そもそもマゼラ・トップ砲とは、補給もままならぬ最前線で、破損したマゼラ・アタックの砲部分のみを有効活用した非正規武装であって、エース待遇を受けているシャア少佐の部隊に支給されるようなものではない。
一方、ザク・バズーカは、宇宙、地上を問わず、対ガンダム戦で幾度となく使用しているほか、ルウム戦役では一撃で戦艦を沈めるなどの戦果をあげており、シャアお気に入りの武装といえる。
 □ ザク・バズーカ  レア度★☆☆☆☆
 □ マゼラ・トップ砲 レア度★★★☆☆
 J3 YMS-15 ギャン 
[機体解説]
■全高:19.9m/本体重量:52.7t
ギャンは、オデッサの指令を務めたマ・クベ大佐が未熟ながらも自らパイロットとして乗り込み、ジオン軍の脅威となっていたガンダムとビーム・ソードを生かした戦法で互角に渡り合えたとして有名なモビルスーツである。この機体は、第二次主力モビルスーツ開発計画の産物として造られ、高度な白兵戦能力を誇るものの空間戦能力や汎用性に於いて、ゲルググに一歩譲り主力モビルスーツになれず試作機で終わった。しかし、打倒木馬として開発当初より深く携わっていたマ・クベは試作機のうち一機をキシリアより下賜され、自らに合わせたカスタマイズを行ったようだ。また、テキサス・ゾーン以外にもア・バオア・クー戦へ参加したとする説もある。
[メモ]
ミサイルやハイド・ボンブを仕込んだ円型シールドは、裏面のディテールまでしっかり表現されている。しかしよく考えると、ミサイルなどの爆発物を内蔵したシールドというのは、いかがなものか?せっかく攻撃を受け止めても誘爆して大損害を受けそうだが・・・。
ギャンの兵装については、もとよりビーム・ソード一択であるため武装バリエーションは存在しない。
 ビーム・ソード  レア度★☆☆☆☆
 K3 MS-07B-3 グフカスタム 
[機体解説]
■全高:18.2m/本体重量:58.5t
グフカスタムは、チベット戦役で悪鬼羅刹の如く活躍したノリス・パッカード大佐の名を一躍有名にさせた陸戦用モビルスーツだ。大戦後期に開発されたB3型と呼ばれるこの機体は、左手が通常のマニピュレーターへ戻り、ヒート・ロッドがワイヤー状に変わっている。
ヒート・ロッドは、グフカスタムの跳躍とあわせることで連邦軍爆撃機に対しても攻撃を可能とし、航空隊に最大限の恐怖を与えた。
また武装も従来のグフとは異なり、3連ガトリングガンやガトリングシールドなど取り回しの自由度が高い物に切り替えられ、エースパイロットなどに福音を呼んだ。
[メモ]
スパイク・アーマーのツノがバッファロー型に変更されたB3タイプ。ヒート剣は黒い状態のまま使用される。
腕に直接マウントする3連ガトリングガンと、シールド取付型のガトリングシールドの2バリエーションあり。
 □ ヒート剣+3連ガトリング  レア度★☆☆☆☆
 □ ヒート剣+ガトリングシールド  レア度★★☆☆☆
 L3 MS-09F/TROP ドム・トローペン 
[機体解説]
■全高:18.5m/本体重量:44.8t
ドム・トローペンは、ドム・トロピカルテストタイプから得られた実験データを基にキャリフォルニア・ベースで作られた機体だ。ヒート・サーベルやラケーテン・バズを装備し、大戦末期まで連邦地上軍を苦しめた。その後、この機体はデラーズ紛争にも参加しており、星の屑作戦の露払いを務めた。
[スカルウイング]アフリカ戦線を支えていた部隊のマーキング。同部隊のメンバーは戦後、デラーズ紛争にも参加した。
[サーベルタイガー]インド亜大陸を制圧した地球攻撃軍第4地上機動師団に所属するサーベルタイガー部隊のマーキング。
[メモ]
主武装のラケーテン・バズとは独語読みの「ロケット・バズーカ」の意で、銃身に着脱式アーマーが装着可能。
またドム・トロのサーベルは、ドムやリック・ドムのものとは異なり、携行時は水色、ヒート時にはオレンジ色となる。(ドムのものは、携行時黄色、ヒート時水色である。)
機体マーキングはスカルウイングとサーベルタイガーであるが、スカルウイングのみバズーカ装備とサーベル装備があり、サーベルタイガーはバズーカ装備のみである。(計3種)
余談ですが、ミニブックの写真のところだけ「ランバズ」と誤植している。間違えやすいもんね。
 スカルウイング(ラケーテン・バズ)  レア度★★☆☆☆
 □ スカルウイング(ヒート・サーベル)  レア度★★☆☆☆
 □ サーベルタイガー(ラケーテン・バズ)  レア度★★☆☆☆
  サーベルタイガー(ヒート・サーベル)(改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]“サーベル”タイガーなのにサーベルを持たせてもらえないのは不憫だ。だから、サーベルを持たせてあげようね。
 M3 MS-09R リック・ドム 
[機体解説]
■全高:18.6m/本体重量:43.8t
リック・ドムは陸戦型局地戦用モビルスーツとして開発されたドムの基本設計の良さを買われ、空間戦用に再開発された機体である。急造とはいえ、ヒート・サーベルやジャイアント・バズは、そのまま引き継がれているため、Rタイプのザクから次期主力の座を奪うほどのポテンシャルを秘めていた。
[エクスカリバー]宇宙攻撃軍に所属する第100哨戒中隊で使用されたマーキング。詳細は不明。
[302哨戒中隊]宇宙攻撃軍に所属するソロモンの悪夢ことA・ガトー大尉率いる哨戒中隊のマーキング。
[本国防空部隊]ギレン総帥直属のジオン公国防空部隊で主に使用されたマーキング。高機動型ザクⅡに多く見られた。
[メモ]
基本はマーキング違い3種であり、エクスカリバーと本国防空部隊がヒート・サーベル装備、302哨戒中隊がジャイアント・バズ装備となっている。なぜかジャイアント・バズを持つ右手首がネコ手だにゃん。
初回限定アイテムのシャア専用リック・ドムは、断面が正方形のロングバレル採用のビーム・バズーカ装備だ。
 エクスカリバー(ヒート・サーベル)  レア度★★☆☆☆
 302哨戒中隊(ジャイアント・バズ)  レア度★★☆☆☆
 本国防空部隊(ヒート・サーベル)  レア度★★☆☆☆
 シャア専用リック・ドム(ビーム・バズーカ)<初回限定>  レア度★★★☆☆
  アナベル・ガトー専用リック・ドム(リペイント版) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]アナベル・ガトー大尉専用の青/緑のカラーリング。302哨戒中隊のマーキングを生かしつつ、シャアドムのビーム・バズを移植した。
 N3 GAT-X105 エールストライクガンダム 
[機体解説]
■全高:17.72m/本体重量:64.8t
■武装:頭部75ミリ対空自動バルカン砲塔システム(イーゲルシュテルン)、ビームサーベル×2、ビームライフル、アサルトナイフ×2
極秘裏に開発されていた地球連合初のMS「Gressorial Armament Tactical」シリーズの1機。ザフト軍によるガンダム奪取作戦の際、偶然居合わせたキラ・ヤマトにより難を逃れ、以後彼をパイロットとする。また、この戦闘によってストライクガンダムは連合に残された唯一のMSとなり、1対4のガンダム戦を繰り広げることとなる。エールストライカーを装備することにより宇宙戦・中距離戦に適した高機動型の機体となる。
[メモ]
VOL.2ではシークレット扱いであったが、今シリーズからSEED系MSがレギュラー化された。
前回のストライクガンダムを素体として、背中にエールストライカーを合体装着したエールストライクガンダムだ。武装はビームライフル装備のみでバリエーションはなし。
 □ ビームライフル  レア度★☆☆☆☆
 O3 GAT-X102 デュエルガンダム 
[機体解説]
■全高:17.5m/本体重量:61.9t
■武装:頭部75ミリ対空自動バルカン砲塔システム(イーゲルシュテルン)、ビームライフル、内蔵型ビームサーベル×2、バズーカ
資源衛星「ヘリオポリス」で極秘裏に開発されていた地球連合初のMSのうちの1機。他の4機と同様に新機軸「PS(フェイズシフト)装甲」を採用しており、実弾兵器に対して絶対的な防御力がある。ガンダム奪取作戦によりザフト軍に奪われ、イザーク・ジュール専用の機体としてストライクガンダムに迫る!そのポテンシャルはザフト軍のMS「ジン」を遥かに凌駕する。
[メモ]
前回シークレットで登場したライバル機・デュエルガンダムは、バズーカ装備で再登場。今回はその他の武装バリエーションはない。
武装のバズーカは、「〇〇バズーカ」というような特別な名称はなく、長い間ただの「バズーカ」と呼ばれていたが、後になってガンダムASTRAYシリーズの中で、デュエルの使用していたバズーカのことを350mmレールバズーカ「ゲイボルグ」と命名された。ただし、本シリーズが発売された当時はまだ「バズーカ」としか呼称されていなかったことから、ミニブックの機体解説にもそのような記載となっている。
 バズーカ  レア度★☆☆☆☆
 P3 GAT-X303 イージスガンダム 
[機体解説]
■全高:18.86m/本体重量:79.6t
■武装:頭部75ミリ対空自動バルカン砲塔システム(イーゲルシュテルン)、ビームライフル、内蔵型ビームサーベル×2、頭部ビーム砲、580ミリ複列位相エネルギー砲(スキュラ)
電撃的な奪取作戦によりザフト軍の手に落ちたGAT-Xシリーズ「ガンダム」の内の1機。アスラン・ザラの愛機となり親友のキラ・ヤマトの「ストライクガンダム」と刃を交える。最大の特徴は可変フレームの採用によるMAへの変形であり、4本の爪を持つその威容は連合軍の砲艦クラスを一撃で粉砕する。ビーム・ライフル、内蔵型ビームサーベル等の装備を保有する。
[メモ]
3機目のGAT-Xシリーズは、可変MSイージスガンダムが登場。
機体解説ではMAへの変形が説明されているが、シークレットとして用意されているわけではない。しかも、以後MA形態がガンコレ化されることはついになかった。
武装バリエーションもなし。
 □ ビームライフル  レア度★☆☆☆☆
  MA形態(スキュラ砲撃態勢)(改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]可変フレーム構造により、蛸のような異形のMAへ変形するイージスガンダムを分解・再構成してMA形態に改造する。
      前方に集中させた手足を開き、腹部の580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」の発射態勢をとった状況だ。
      一撃必殺の大口径ビーム砲も怖いが、ガバッと広げたクロー付きアームには噛みつかれたくないなぁ。