ガンダムコレクション,ガンコレ,GundamCollection


ガンダムコレクション大全集

VOL.9



2004年10月27日発売
1個180円(税抜)
ガンダムコレクションVOL.9は、同月から放映となったSEED DESTINYの登場機種をメインとしたシリーズだ。なぜか申し訳程度に1stガンダムから3機種が入れられており、合わせて18種39バリエーションとなっている。(※SEED系だけでは売上げが伸びないというVOL.4からの教訓か?)
劇中ではSEED初期のPS装甲は改良され、TP装甲やVPS装甲へと進化してフェイズシフトダウンを起こさなくなったため、同状態を表現したルミナスクリヤーバージョンの意義は薄れてきたのだが、DESTINY系のMSを含めルミナスは健在で、ガンコレシリーズで最多となる8種が存在する。そのくせIWSPのFSD状態はルミナスではなく灰色系塗装で表現されているなど、謎が多いシリーズである。
A9 フリーダムガンダム H9 ガンバレルストライカー O9 ガナーザクウォーリア
B9 ジャスティスガンダム I9 インパルスガンダム P9 シャア専用ザクⅡ
C9 プロヴィデンスガンダム J9 カオスガンダム Q9 量産型ザクⅡ
D9 モビルゲイツ K9 ガイアガンダム R9 ガンダム
E9 モビルジン(ミゲル・アイマン専用機) L9 アビスガンダム  
F9 IWSP M9 セイバーガンダム  
G9 ガンバレルストライク N9 ザクウォーリア ※機体名をクリックするとページ内でジャンプします
 A9 ZGMF-X10A フリーダムガンダム 
[機体解説]
■[全高]18.03m/[本体重量]71.5t
人類死滅の危機となった地球連合とプラントとの戦争より、「戦いを終わらせるための剣」として、数多くの命を救ったのがキラ・ヤマト連合軍元少尉の乗る「フリーダムガンダム」である。地球連合から奪取した数機のGを参考にルプスビームライフルやラケルタビームサーベルが搭載され、PS装甲も、Nジャマーキャンセラーによって使用可能になった核エンジンでダウンがなくなった。また背部に備え付けられた2対のバラエーナプラズマ収束ビーム砲やクスィフィアスレール砲はSEEDを持つ者が使えば、複数同時ロックオンが可能で、更にルプスビームライフルやラケルタビームサーベルを使う事で三面六臂の大活躍をする。
[メモ]
背部の能動性空力弾性翼(AAW)はキャノン砲のように形態を変え、バラエーナプラズマ収束ビーム砲として使用できる。「バラエーナ」とはラテン語でクジラのことだそうだ。
VOL.9のフリーダムGは、バラエーナプラズマ収束ビーム砲と腰部のクスィフィアスレール砲を同時射撃態勢に入った状態となっており、ルミナス以外は武装バリエーションはない。
 バラエーナプラズマ収束ビーム砲  レア度★★☆☆☆
 □ バラエーナプラズマ収束ビーム砲 <ルミナスクリヤー>  レア度★★★★
 B9 ZGMF-X09A ジャスティスガンダム 
[機体解説]
■[全高]18.56m/[本体重量]74.4t
自らが信じる「正義を貫くための翼」として、憎しみの連鎖を生み出すジェネシスを破壊したのがアスラン・ザラの乗る「ジャスティスガンダム」である。本体の両側にはルプスビームライフルや対ビームシールドが装備され、従来のモビルスーツを寄せ付けないほどの高いスペックを持つ。また背部のファトゥム-OOの接続によって臨機応変に機体仕様が大きく変わる。元々、この機体はフリーダムとの同時運用が考えられており、母艦となるエターナルに備え付けられたミーティアユニットとそれぞれが接続することで更なる火力を獲得し、その戦力は1個大隊に匹敵した。
[メモ]
VOL.5以来の再登場となったジャスティスGは、ファトゥム-OO(ダブルオー)を水平展開してフォルティスビーム砲等を前方へ射撃可能にした形態であり、ミーティアとの合体もこの形態で行う。B9では武装バリエーションはなく、同型のルミナスが用意されている。
このファトゥム-OOは単体でも飛行可能とのことだが、MSの背中にくっついているというレベルのサイズではなく、見方によっては戦闘機に首根っこをつかまれてぶら下げられてようでもある。いっそのことド・ダイYSのように上に乗ってしまったらカッコイイのではなかろうか?
 ルプスビームライフル  レア度★★☆☆☆
 □ ルプスビームライフル <ルミナスクリヤー>  レア度★★★★
 C9 ZGMF-X13A プロヴィデンスガンダム 
[機体解説]
■[全高]18.16m/[本体重量]90.16t
ガンバレルにも似た無線のオールレンジ兵器、ドラグーンシステムを搭載した最新鋭のZGMF-X機が「プロヴィデンスガンダム」である。優れた空間認識能力を必要とするこの機体にはラウ・ル・クルーゼが乗り込み、ザフト軍が手を焼いたストライクやフリーダムを圧倒するほどの性能を見せた。Nジャマーキャンセラーによって実現した核エンジンにより、攻防一体となる複合兵装防盾システムの搭載も可能となる。この武器は盾としての機能だけでなく、ビームサーベルやビームガンが内蔵されており、換装時間を摂らずに使えた。またルプスビームライフルを超える火力を持つユーディキウムビームライフルは、地球連合の機体を寄せ付けないほどであったようだ。
[メモ]
プロヴィデンスとは「神の意思」という意味を持つが、仏像の光背のような放射状のドラグーンシステムを装備しており、凄まじい攻撃力は神の領域にまで踏み込む。ドラグーンシステムは射出した複数の端末を無線誘導してオールレンジ攻撃を行うもので、端末はビーム砲9門を備えた大型ポッド3基及びビーム砲2門の小型ポッド8基の計11基で構成されており、実に合計43門ものビーム砲が使用可能となっている。さらに手持ち武装として強大なユーキディウムビームライフルを装備可能であり、火力は正に破壊神級。
左手はマニピュレーターがないわけではなく、ビーム砲2門とビームサーベルを仕込んだ複合兵装防盾システムを下腕部にすっぽりかぶせるように装着しているものである。
C9プロヴィデンスGは、ビームライフルなしで防盾システムのビームサーベルを展開したポーズで立体化されており、バリエーションはなく、同型のルミナスのみが存在する。
 ビームサーベル  レア度★★☆☆☆
 □ ビームサーベル <ルミナスクリヤー>  レア度★★★★
 D9 ZGMF-600 モビルゲイツ 
[機体解説]
■[全高]20.24m/[本体重量]80.2t
[武装]MMI-GAU2ピクウス76mm近接防御機関砲×2、MA-M21Gビームライフル、MA-MV03 2連装ビームクロー、EEQ7Rエクステンショナルアレスター×2
ザフト軍は当初、ジンの後継機としてシグー開発を進めていたが、ヘリオポリスで奪取した4機のGの解析により、事態は一変する。ゲイツはジンの後継主力機として宇宙空間、重力下と戦場を選ばずに投入でき、更にビームライフルや2連装ビームクロー等のビーム兵器を搭載することで地球連合のモビルスーツを圧倒した。なお、初期に配備された指揮官機はシグー同様にシルバーを基調としたカラーリングだったようだ。
[ザフト]ザフト軍の兵員は基本的に義勇兵で構成されており、各部隊は国防委員会の指揮下の元に置かれている。
[メモ]
シークレットとして用意されたシルバーグレーの機体はラウ・ル・クルーゼも使用したことで知られるが、指揮官用として先行量産されたゲイツは同色の塗装を施されていたと言われており、必ずしもクルーゼ専用のみがシルバーグレーというわけではないようだ。
バリエーションはノーマルカラーの番号違い4種とシークレットの計5種となっており、右手のビームライフル装備は全機共通であるが、[213]、[223]及び指揮官機は左手のビームクローを展開した形態になっている。
 □ [106](ビームライフル)  レア度★★☆☆☆
 □ [153](ビームライフル)  レア度★★☆☆☆
 □ [213](ビームクロー)  レア度★★☆☆☆
 [223](ビームクロー)  レア度★★★☆☆
 □ 指揮官機(ビームクロー) <シークレット>  レア度★★★★
 E9 ZGMF-1017 モビルジン(ミゲル・アイマン専用機)
[機体解説]
■[全高]21.43m/[本体重量]78.50t
多くのバリエーションを持つジンには、パイロットが独自にジンに手を加え専用機としたという事例があったという。この「黄昏の魔弾」ミゲル・アイマンの専用機もそんなMSの1機であり、パーソナルカラーであるオレンジに塗装された機体のチューンナップは「デフロック」と呼ばれる彼個人のサーポートグループの手によるものである。
カラーリング以外、外装はジンと変わりはないが、機関部等に高精度のパーツが使用されており性能が2割程向上している。が、その反面パーツの寿命が極端に短いということやメンテナンス面でのデメリットもあった(この辺りの改善策がハイマニューバの設計思想に反映されている)。ヘリオポリス襲撃前夜、傭兵部隊「サーペントテイル」の叢雲劾と戦い機体を損傷させてしまう。もしもこの機体に搭乗していれば、あるいはストライクとの戦闘で命を落とすことが無かったのではないだろうか?
[メモ]
今回はノーマルカラーのジンはラインナップされず、ミゲル専用のオレンジ色の機体がメインとなっている。なお、VOL.4のI4モビルジンのところでも解説したが、このオレンジ色の機体は当初テスト機カラーと呼ばれていたものとほぼ同じであるが、テスト機にミゲルが乗っていたという設定はないようだ。
シークレットとして登場した白いジンは一見ノーマル機のようだが、煌めく凶星「J」ことジャン・キャリー専用機である。付属ミニブックの解説にも全く記述されていないことに加え、灰色の機体に灰色のプリントであるのため見落とされがちだが、左胸部にはジャン・キャリーのカスタムエンブレムが印刷されている。
武装は、ミゲル機がバルルス改装備と重斬刀装備、ジャン機が重突撃機銃装備となっている。
 □ ミゲル・アイマン専用機(バルルス改)  レア度★☆☆☆☆
 □ ミゲル・アイマン専用機(重斬刀)  レア度★☆☆☆☆
 □ ジャン・キャリー専用機(重突撃機銃) <シークレット>   レア度★★★★
 F9 IWSP 
[機体解説]
■[全高]18.03m/[本体重量]71.5t
PMP社が設計したIWSP(Integrated Weapon Striker Pack)はレールガンや対艦刀等の異常なまでの重兵装と、それによる運動性の低下をカバーする為の複数のスラスターから構成されている。しかし、実際にはコスト面やパワーパック部門の開発の遅れ等から同社での開発を断念。未完成のIWSPは競合相手であったモルゲンレーテ社に引き継がれる。同社は独自に開発したパワーパックを搭載することでこれを完成。しかしその直後連合軍がオーブに侵攻し国は占領下におかれてしまう。だが、機体はクサナギに積まれ宇宙へと送られた。その後、MBF-02ストライクルージュに搭載され数度の運用実験を行ったらしいが、微調整が間に合わず実戦に投入されたという記録は残っていない。
[メモ]
SEED MSVに登場したIWSPは統合兵装ストライカーパックの略称で、「エール」「ソード」「ランチャー」の各ストライカーの武装を集約した超攻撃型ストライカーである。バックパック部に115mmレールガン×2、105mm単装砲×2、9.1m対艦刀×2を、セットのコンバインドシールドに30mm6銃身ガトリング機関砲とビームブーメランがマウントされる。
ところで、F9 IWSPには武装バリエーションはなく、PS装甲のガンダムにもかかわらずルミナスクリヤーもない。しかもシークレットにはミニブックの解説文に触れられているルージュIWSPではなく、なぜかフェイズシフトダウン(PSD)カラーがセットされた。この点から考察するには、当初はF9のシークレットはルージュIWSPとして準備されていたのに、途中から無計画にカラーリング変更を受けPSD仕様の製品になってしまったのではないかという説が浮上する。場合によっては製造サイドへの発注ミスなどがあったとも考えられなくもない。その根拠としては、ガンコレシリーズにおいて定着している ①フェイズシフトダウンを表現するのにルミナスクリヤーを充てていること、②シークレット機についてはノーマル用のミニブック内で存在を匂わす解説文が挿入される、という伝統的セオリーを無視した形になっていることが挙げられる。
 ストライクガンダム IWSP  レア度★☆☆☆☆
 □ IWSP フェイズシフトダウン <シークレット>  レア度★★★★
  ストライクルージュIWSP(改造品) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]F9付属のミニブックではルージュIWSPの存在を匂わせているにもかかわらず、製品版のシークレットはFSDカラーであった。
      そこで幻のシークレット、ルージュIWSPを実現させようではないか。P8エールストライクルージュ(シークレット)にセットされている
      エールストライカーとIWSPを交換するのがベストだが、もったいないのでノーマルのストライクルージュ背面を改造してもOK。
 G9 GAT-X105+AQM/E-X04 ガンバレルストライク 
[機体解説]
■[全高]不明/[本体重量]不明
本来ならば、X-105ストライクガンダムはJOSH-A(連合軍統合作戦本部)で「エンデュミオンの鷹」ムウ・ラ・フラガの専用機となり、連合軍躍進の旗印となるはずであった(その時点でヘリオポリス以降の戦闘記録は彼の活躍によるものと改竄される予定になっていた)。しかし、フラガ少佐はサイクロプス発動時にMIAとなり(実際にはアークエンジェルと共に軍を脱走、第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で戦死)、この計画は頓挫。宙に浮いた形となったガンバレルストライクは適性の判明した「月下の狂犬」モーガン・シュバリエに移譲、ストライクと互換性のあった彼の105ダガーに装備され、多くの戦果を上げた。
[メモ]
ストライク?ストライカー?カーとかクとか入り乱れてわかりにくいが、ストライカーパックの1種であるガンバレルストライカーがストライクGと合体した形態をガンバレルストライクと呼ぶ。
光ケーブルを介してコントロールされる4基の有線式ガンバレルを使用してオールレンジ攻撃が可能であり、個々のガンバレルにはビーム砲1門のほか、M70AMSATミサイルを内蔵している。
VOL.9シリーズは、当初企画には存在したのに製品ではボツにされたとみられる機種が散見される。おそらく企画段階ではガンバレルダガーがG9のシークレットとして予定されていたのだろう。ミニブック解説文には105ダガーの存在が記述されているのに、結局は製品化されなかった。生産コストや納期の都合だろうか。残念。
 □ ビームライフル  レア度★★☆☆☆
  ガンバレルダガー(ビームライフル) (改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]ついにガンコレ化されなかった、「月下の狂犬」ことモーガン・シュバリエ大尉の105ダガーを作成するぞ。SEED MSVに登場する105ダガーは
      GAT-X105ストライクGの量産機ストライクダガーの上位機種で、廉価版ではオミットされたストライカーパック合体機構が復活している。
      このため「ガンバレルダガー」という呼称は、105ダガーにガンバレルストライカーをドッキングさせた形態を指す。
  ガンバレルストライクルージュ(改造品) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]これこそ存在した記録はなさそうだが、あってもいいじゃない。カガリがガンバレルを扱いきれるかどうかは保障できないけれども。
 H9 AQM/E-X04 ガンバレルストライカー 
[機体解説]
■[全高]不明/[本体重量]不明
GAT-X105用に開発されたストライカーパックの1つ。本来ならばJOSH-A(連合軍統合作戦本部)でストライクを回収した後、ムゥ・ラ・フラガの専用機となることを想定しての装備であったが、彼が軍を脱走した為(公式にはMIA扱いになっている)この計画は頓挫してしまう。
特筆すべき特徴として従来のストライカーパックとは異なり、独自のシステムを確立し、単体でもメビウスゼロと同様の性能を持つMAとしての運用が可能である。
[メモ]
ガンバレルストライカーはストライカーパックの内のひとつでありながら、ドッキング機構が他のストライカーと異なるため、スカイグラスパーでは接続運搬ができないことから、着脱式のコクピットを備えることにより単体での行動が可能となっていたようだ。機体形状はMAメビウスゼロと似ているが、ガンバレルの配置がメビウスゼロでは十字型、ガンバレルストライカーではX字型となっていることと、各ガンバレルのビーム砲が複砲から単砲になっている点において相違する。
H9ガンバレルストライカーは左上のガンバレルのみビーム砲を露出した状態を再現しておりバリエーションはなし。また、変形させてストライクG等との合体形態になるというようなギミックもない。(さすがに無理か)
 □ ガトリング機関砲+有線式ガンバレル  レア度★☆☆☆☆
  ガンバレル全ビーム砲発射態勢 (改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]O5メビウスゼロでやったネタと同じであるが、全4基のガンバレルをビーム砲発射態勢にした。こうしてみて気がついたのだが
      メビウスゼロのビーム砲銃身は前方にニュッと出てくるのに対し、ガンバレルストライカーのものはパカッと開いてニュッである。
      そういう意味では、ちょっとあか抜けた感じかな。
  巡航形態 (改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]同じく、全ガンバレルを閉じた巡航飛行状態を作成。だっていっぱい余るんだもん。
 I9 ZGMF-X56S インパルスガンダム 
[機体解説]
■[全高]17.76m/[本体重量]78.30t
ユニウス条約の締結後に開発されたザフト軍MSの最新機であり、アーモリーワンにおける機体強奪を免れたシン・アスカの搭乗機体。条約により核エンジンの使用が不可能となった為、新たにデュートリオンビーム送電システムを採用している。これは遠隔地からワイヤレスでのエネルギー供給を可能とする機構であり、これによって母艦が存在する限りエネルギー切れが(基本的にではあるが)発生することは無くなった。またコアスプレンダーという戦闘機に変形可能な独立型のコクピットや、シルエットシステムと呼ばれる武装換装機構を取り入れることにより様々な戦局に応じて、瞬時に戦術を対応させることが出来る。
[メモ]
インパルスガンダムはZGMFの機体番号が示すようにザフト製のGである。連合製のGATシリーズとは別系列ということになるが、新型機を盗んだり盗まれたりという軍としてあるまじき失態が繰り返された結果、技術的には似たりよったりの「イイトコ取り」のGが双方で開発されている。・・・まあSEEDってそういう話だよな。
それはそうと、インパルスGはGATシリーズのストライカーシステムをまねたシルエットシステムを導入しており、事実上はザフト陣営のストライクGという位置づけの機体である。ただし小型戦闘機コアスプレンダーを中心にチェストフライヤー(上半身)とレッグフライヤー(下半身)とに合体分離できる機能を採用しており、初代ガンダムに原点回帰を目指した機体であるともいえる。もっとも、ユニウス条約によるMSの運用制限が行われたため1機のMSではなく3機の戦闘機であるという抗弁のために合体分離機能を持たせたという説もある。でもどうせならGアーマーを再現してほしかったなあ。
武装はMA-BAR72高エネルギービームライフル装備のみでバリエーションはなく、ルミナスクリヤーが存在する。インパルスGこそ、デュートリオン送電システムのためPSDを起こさないのだから、ルミナスはいらないのではないか。やはりVOL.9シリーズの企画がブレブレになってしまった結果なのだろうか。
 ビームライフル  レア度★☆☆☆☆
 □ ビームライフル <ルミナスクリヤー>  レア度★★★★
 J9 ZGMF-X24S カオスガンダム 
[機体解説]
■[全高]17.43m/[本体重量]91.61t
[武装]MMI-GAU1717 12.5ミリCIWS、MGX-2235B カリドゥス改複相ビーム砲、EQFU-5X 機動兵装ポッド、MA-81R ビーム突撃砲、AGM141 ファイヤーフライ誘導ミサイル
ザフト軍セカンドステージMSシリーズのうちの1機。アーモリーワンにおける強奪作戦でスティング・オークレーに奪われ、以後その搭乗機となる。巨大なクローや強力な火器を多数装備した強襲型の機体であり、MAへの変形も可能である。
[メモ]
J9付属ミニブックでは、なぜか主武装となるMA-BAR721高エネルギービームライフルの記載が漏れている。
カオスGのMA形態は、腰部付近から上半身を前に倒し込むように変形するため、MA本体となるバックパックから手足が生えた、いわゆる「ガ・ウォーク」のような形である。そのためMA形態でもビームライフルを自在に使いこなせるほか、接近戦では脚部のクローも大きな武器となる。
また、背部両側にセットされたドラム状の機動兵装ポッドはビーム突撃砲とFF誘導ミサイルを搭載しており、分離させて無線誘導が可能。しかも大気圏内でも使用可能とされている。
J9カオスGはビームライフル装備のMS形態で、武装や形態のバリエーションはなく同型のルミナスクリヤーが存在する。
 ビームライフル  レア度★★☆☆☆
 □ ビームライフル <ルミナスクリヤー>  レア度★★★★
  MA形態 (改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]ガ・ウォーク、もといMA形態のカオスG。カラーリング的にもMAビグロを彷彿とさせるが、一撃必殺のカリドゥス改 複相ビーム砲の発射口は、
      ビグロのように機首部分にあるのではなく、上面のモノアイセンサー部が沈み込むようにスライドして砲口が現れるギミックとなっている。
      また、脚部のビームクローはつま先のものだけでなく、両膝にたたまれているクローも繰り出して使用できる。
 K9 ZGMF-X88S ガイアガンダム 
[機体解説]
■[全高]17.80m/[本体重量]69.85t
[武装]MMI-GAU25A 20ミリCIWS、MA-81R ビーム突撃砲、MMI-GAU1717 12.5ミリ機関砲、MR-Q17X グリフォン2ビームブレイド、MA-M941 ヴァジュラビームサーベル
アーモリーワンで地球軍に奪われたザフト軍セカンドステージMSの1機。型式番号「8」は陸戦4脚系の機体であることをあらわしている。地上での格闘戦を想定して開発され、4足獣型のMAへ変形する事が出来る。パイロットはステラ・ルーシェ。
[メモ]
K9の付属ミニブックもJ9付属のものと同様に、主武装であるMA-BAR71XE高エネルギービームライフルについての記載が漏れている。
ガイアGも変形してMA形態へ変形可能となっており、こちらは後にNEO1シリーズでガンコレ化されている。
ブリッツGのような黒い機体が特徴的であるが、こちらはミラージュコロイド等の特殊装備はなく、忍者装束的な「黒」であったブリッツGとはコンセプトが異なる。ガイアGのMA形態が伝説獣グリフォンを模したウイング付きの4脚獣であることから、イメージカラーを「黒」としたものと思われる。
K9ガイアGはビームライフル装備で武装バリエーションはなし。同型のルミナスクリヤーが存在する。
 ビームライフル  レア度★★☆☆☆
 □ ビームライフル <ルミナスクリヤー>  レア度★★★★
 L9 ZGMF-X31S アビスガンダム 
[機体解説]
■[全高]17.84m/[本体重量]92.39t
[武装]MMI-GAU25A 20ミリCIWS、MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲、MMI-TT101Mk9 高速誘導魚雷、MMI-M15E クスィフィアス改レールガン、MX-RQB516 ビームランス/その他
アーモリーワンで地球軍に強奪された3機の新型MSのうちの1機。ビーム兵器やランスなど、様々な戦局に対応出来る兵装を装備し、尚且つ水中戦用のMAにも変形することが出来る特殊な機体。パイロットはアウル・ニーダ。
[メモ]
アビス=「深淵」の名のとおり、深海を航行可能な潜水艦型MAに変形可能なG。その風貌も海皇ポセイドンをイメージしたものとなっている。
変形パターンは、両肩の大型シールドを左右から合わせ、その中にMS本体が隠れるというシンプルなもので、従来の水陸両用機のようなずんぐりとしたスタイルではなくなっている。ただ、潜航形態ではそれで良いとしても、MS形態時には機体の凸凹が多すぎてむしろ水圧抵抗が高くなるはずだ。水中ではMSとして戦ってはいけない設計なのかもしれない。
武装はビームランス装備でバリエーションはなし、同型のルミナスクリヤーが存在する。
 ビームランス  レア度★★☆☆☆
 □ ビームランス <ルミナスクリヤー>  レア度★★★★
  MA形態 (改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]アビスGのMA形態である。潜水艦の艦首のように曲面シールドで左右から上半身を挟むように覆い、脚部の推進器で潜航する。
      だがよくみると下半身は丸出しだし、必死にピーンと伸びようとしているみたいでもある。そして妙に細長い。
 M9 ZGMF-X23S セイバーガンダム 
[機体解説]
■[全高]18.61m/[本体重量]77.13t
[武装]MMI-GAU25A 20ミリCIWS、M106 アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲、MA-7B スーパーフォルティスビーム砲、MA-M941 ヴァジュラビームサーベル、MA-BAR70 高エネルギービームライフル
ザフト軍が開発した最新MSの1機。他の4機よりも開発が遅れていた為、アーモリーワンの奇禍を免れた。戦闘機型MAへの変形機構を持ち、高機動戦闘に真価を発揮する。
なお、X-23の「2」は航空系の機体であることを示し、「3」はその開発ナンバーを表している。パイロットはアスラン・ザラ。
[メモ]
飛行機型のMAに変形可能なセイバーGは、イージスG→ジャスティスGと続くアスラン・ザラの乗機。頭頂のトサカと半端な赤系ボディカラーにその系譜が見てとれる。
M9セイバーGはヴァジュラビームサーベルの両手持ちであるが、なぜか逆手の忍者持ち(握り)である。武装バリエーションはなく、同型のルミナスクリヤーが存在する。ちなみにセイバーGのMA形態は、後にNEO1でガンコレ化されている。
 ヴァジュラビームサーベル×2  レア度★★☆☆☆
 □ ヴァジュラビームサーベル×2 <ルミナスクリヤー>  レア度★★★★
 N9 ZGMF-1000 ザクウォーリア 
[機体解説]
■[全高]17.19m/[本体重量]73.09t
[武装]MMI-M633 ビーム突撃銃、MA-M8 ビームトマホーク、腰部キャニスター手投げ弾(ZR30F 通常榴散弾/ZR20E 高性能炸裂弾/ZR271 テルミット焼夷弾)
ザフト軍が停戦後に開発した新世代MS「ニューミレニアムシリーズ」の記念すべき第1期モデル。装備や武装を追加・変更することで様々な戦局面に対応することが出来る次期主力兵器。
[ザフト]ザフト軍の兵員は基本的に義勇兵で構成されており、各部隊は国防委員会の指揮下の元に置かれている。
[メモ]
Nジャマーキャセラーを使用禁止したユニウス条約締結後に開発されたニューミレニアムシリーズのひとつであり、「Zaft Armed Keeper of Unity(ザフトの輝かしい新時代を担うもの)=Z.A.K.U.という命名経緯があるという。C.E.と宇宙世紀は連続しない時間軸であるので、復古主義でザクを持ち出したのではないというのが建前だが、DESTINYではインパルスGといい、ザクウォーリアといい、1stガンダムを強く意識したデザインが投入されている。それにしてもトゲ付きのショルダーや露出した動力パイプまで採用する必要はあったのだろうか。(それまでのSEED系とは融和しないデザインであり、MSの進化系譜が断絶されてしまっている。)
主武装はザク・マシンガン・・・ではなく、ビーム突撃銃。ビーム銃なのになぜドラム式マガジンがついているのかは不明。「ジオン脅威のメカニズム」を継承する「ザフト驚異のメカニズム」なのか?
N9ザクウォーリアでは武装違いはなく、マーキング違いで機体番号[16][25][27][35]の4種がある。
 [16](ビーム突撃銃)  レア度★★☆☆☆
 [25](ビーム突撃銃)  レア度★★☆☆☆
 [27](ビーム突撃銃)  レア度★★☆☆☆
 [35](ビーム突撃銃)  レア度★★☆☆☆
 O9 ZGMF-1000/A1 ガナーザクウォーリア 
[機体解説]
■[全高]17.19m/[本体重量]不明
[武装]M1500オルトロス 高エネルギー長射程ビーム砲、腰部キャニスター手投げ弾(ZR30F 通常榴散弾/ZR20E 高性能炸裂弾/ZR271 テルミット焼夷弾)
ザフト軍が新たに開発したニューミレニアムシリーズMS「ザクウォーリア」の砲戦仕様。背部に高エネルギー長射程ビーム砲「M1500オルトロス」と大容量エネルギータンクを装備し絶大な火力を誇る。ザクウォーリアのスタンダードカラーは緑色であるが、エース級パイロットや隊長クラスに限り、機体をパーソナル仕様に変更することを許されているらしい。
[メモ]
ザクウォーリアは、ストライカーパックやシルエットシステムと類似したバックパック換装による機能特化が行えるウィザードシステムを導入した。ガナーザクウォーリアは長射程ビーム砲を使用するための砲撃戦用パック「ガナーウィザード」を装備したバージョンであり、ガナーとはGunner(射手、砲手)だと説明されている。
シャアザクカラーに塗装された本機は、実質的にはルナマリア・ホーク専用機として使用された。
武装は専用の高エネルギー長射程ビーム砲・オルトロスのみであり、バリエーションはない。
 オルトロス  レア度★☆☆☆☆
 P9 MS-06S シャア専用ザクⅡ 
[機体解説]
■[全高]17.5m/[本体重量]56.2t
ルウム戦役で5隻の戦艦を沈めた事で有名になった機体にシャア・アズナブル少佐専用のザクⅡS型がある。教導機動大隊の時代よりモビルスーツに乗り込んだ、百戦錬磨のベテランパイロットとなった彼らの要望を実現すべく開発されたこの機体は、ザクⅡF型をベースに推進エンジン出力を3割近く向上させ、全体をチューンナップしていた。武装にはF型同様、ザク・マシンガンなどが標準装備されている。
シャア少佐は、ホワイトベース追撃の任務でV作戦との交戦情報を多く引き出すため、自らが数度出撃し、性能差に愕然としながらも勇猛果敢に挑み続けた。
[メモ]
P9以下は、DESTINYがリスペクトした1stガンダムから3機種がラインナップされている。
まずはガナーザクウォーリアに対応するシャア専用ザクⅡだ。ガナー同様に宇宙空間を飛行する状態をガンコレ化したもので、台座から延びたアームが背部にコネクトされるという斬新なものであった。
装備はザク・マシンガンであり、ムサイ(ファルメル)からホワイトベースに向けて進撃するシーンを再現したもののようだ。そのため武装違い等のバリエーションは存在しない。
 □ ザク・マシンガン  レア度★☆☆☆☆
 Q9 MS-06F 量産型ザクⅡ 
[機体解説]
■[全高]17.5m/[本体重量]56.2t
ジオン公国軍でモビルスーツの運用の礎を作ったザクⅠの後継機であるザクⅡは数多くの要求を貪欲に達成した。中でも初期のA型やC型を経て開発されたF型には、改良されたザク・マシンガンが用意され、ブリテッシュ作戦やルウム戦で投入されたのを皮切りに地球侵攻作戦でも数多く使われた。
[機甲工兵中隊]F型、および、マインレイヤータイプなどで編成された中隊のマーキング。
[重機甲中隊]機甲大隊の重機甲中隊に所属する機体につけられたマーキング。
[偵察中隊]強行偵察型ザク等を中心とした部隊のマーキング。
[補給中隊]後方で物資の補給や連絡をする中隊のマーキング。
[メモ]
ザクウォーリアに対応して、ザクⅡF型がラインナップ。シャアザク同様に飛行状態となっており、武装はザク・マシンガン装備のみ。シールドのマーキング違いで、4種が存在する。
VOL.1から登場回数の最も多いザクⅡであるが、シリーズを重ねるごとにディテールアップが図られており、Q9ザクⅡではシールド裏面や足裏のモジュールまで成型されているなど、着実な進化を遂げている。
 □ 機甲工兵中隊(ザク・マシンガン)  レア度★☆☆☆☆
 □ 重機甲中隊(ザク・マシンガン)  レア度★★☆☆☆
 □ 偵察中隊(ザク・マシンガン)  レア度★☆☆☆☆
 □ 補給中隊(ザク・マシンガン)  レア度★★☆☆☆
 R9 RX-78-2 ガンダム 
[機体解説]
■[全高]18.0m/[本体重量]43.4t
V作戦と連動して開発されたRXモビルスーツの1つ。その中でも、対モビルスーツ戦用に特化して開発された試作機がガンダムである。「ホワイトベース隊の奇跡」と現在でも語り継がれているアムロ少尉機のガンダムは、正規のMSパイロットをシャア大佐が送り込んだMS隊の奇襲によって失ったが、偶然、操縦システムを把握していたアムロ少年が乗り込んだ事により危機を乗り越えた。その後、実戦を重ねた事により猛者揃いのジオン軍を撃破していったようだ。
この信じられない状況を作り上げた背景には装甲材質にルナ・チタニウムを採用し、ザク・マシンガンの火力に傷1つ付かない堅牢なMS本体やシールドを持ち、戦艦の主砲にも匹敵すると言われるビーム・ライフルを装備した事によって、それまでの常識を一転させたからであろう。
[メモ]
久しぶりにRX-78ガンダムが登場だ。やはりガンダムが入っているのと入っていないのではシリーズの売上げに差が出るというのも理解できる。またガンダムかぁ・・・と言いつつもニヤけてしまうのは、誰もが同じだろう。
VOL.9もテコ入れのために1stから3機種を入れたのだろうが、それをDESTINY世代機とポージングでシンクロさせたのは、企画力の勝利と言えよう。(ガンダムの射撃ポーズはインパルスGと全く一緒。カッコイイ!)
R9ガンダムにバリエーションはなく武装はビーム・ライフルのみであるが、ディテール精度は進化を遂げている。その一方で胸のダクト形状がTV版ガンダムのものに回帰しているのは、数年後に発売されるMGガンダムver.3.0へと続くトレンドの先駆であったと言えよう。
 □ ビームライフル  レア度★☆☆☆☆