その11
北海道〜小樽・稚内・オホーツク

04.11.08.up
日本中のせいうちに会いたい、いやぜひ会わなければ！
せいうちがせいうちを呼んでいるのだ！！

この言葉とともにスタートしたせいうち探訪の旅。
旅の始まりは今から2年前・・・2002年秋のことであった。
現時点(2004年10月)で、国内でせいうちを飼育している水族館は9か所。
そのうちの8水族館をこれまでに訪問、計26頭のせいうちたちと面会してきたが、
たった1つだけ、未だに攻略できずに残っていた砦がある。
それが、海獣の本場・北海道にあるおたる水族館だ。

おたる水族館は、その厳しい気候ゆえに11〜3月の約半年もの間、冬季休業に入ってしまうことから、
その長大な旅行距離とあいまって、これまで進攻計画を立てられずにいたが、
この夏、ついにその念願が実現したのである！


せいうち探検隊隊長のきゅうきゅうは、せいうち道に入るよりも以前に
「横浜→宗谷岬バイク一気乗りタイムアタック(1泊3日・復路船中泊)」をはじめ、数回にわたって
北海道を経験済みであったが、今回の同行隊員は「日本最北端まで行ったことがない」
というようなことをしきりに申立てたため、2泊3日という短い制限時間ではあったが
小樽のみの訪問で終わらせず、初夏の道央を駆け抜け、最果ての街・稚内、
そしてオホーツク海沿いに網走まで、3日間で1000km以上を走破しつつ、
なかなか訪れる機会のない小規模水族館へもトライするという、
コンプリート編にふさわしい、せいうち探訪の旅 最大級の行程となった。


果てしなく広がる北の大地・北海道。
そこでどんなせいうちとの出会いが待っているのか？
その答えは、遥か彼方に輝く北極星だけが知っているのだ！

★　旅　行　日　程　★

第1日目　おたる水族館

第2日目　富良野ラベンダー街道〜稚内

第3日目　ノシャップ寒流水族館 　　　　　　〜オホーツクとっかりセンター